東への道(二日目)

2022年5月29日(日)

 文学フリマにサークル参加した。前夜オールしたので、東京流通センター第一展示場のトイレでシャツだけ着替えた。フォロイーと流通センター駅前で待ち合わせ。10時半頃サークル入場した。ア‐05~06のブースでは先に兄が準備を進めていた。4つの段ボール箱が宅配搬入されていた。京都の印刷所から届いた『REBOX3』の箱は開封されていない。期限ギリギリの入稿だった。自宅へは分納しなかった。ゆえに中身をいっさい確認していない。ぶっつけ本番だ。恐る恐るガムテープをカッターで切り裂いた。白地に赤字が躍るかなり分厚い冊子100部は圧巻だった。組版が大急ぎだったために開いて確認することに躊躇を覚える。箱を放置して設営の準備に移った。12時開場前に設営は完了。句集を委託販売するフォロイーの写真を撮る。iPhoneに慣れておらず連写してしまう。『PROJECT METAPHYSICA』の同人2人がポカリスエットを差し入れしてくれた。ありがとうございます。同人誌を交換。売り子は3人でスタート。最初のお客さんは『マジカント』寄稿者のお知り合いだった。『REBOX3』を決め打ちで購入する方が続く。中身を確認せずに買っていただいて恐縮する。『アニバタ』主宰の方と交流。『REBOX3』寄稿者の方が一時的に売り子を手伝ってくれた。1時間後、『REBOX3』の企画者と急遽手伝ってくれる方が到着。席は4つだ。僕は離席する。会場をさまよう。『涼宮ハルヒの憂鬱』の同人誌などを買う。売り子の方と長門有希の素晴らしさを共有した。気まぐれにブースに戻ると順調に捌けているようだ。イ席壁際の休憩スペースで時間を潰す。金沢から来ていただいた『マジカント』寄稿者の方とニアミスを繰り返す。けっきょく会えなかった。残念。『前衛アンソロジー4』(2025)の打ち合わせを山猫文学会OGの方とする。快諾していただき幸甚の至り。9月刊行予定の『山羊の大学』寄稿者の方とも話す。14時頃だったか浜松町の僕が泊っている宿で仮眠を取っていた2人と再会(宿泊者以外の客室の使用は固く禁じられている。翌日注意喚起の札が出ており反省。以後気を付けます)。一旦宿に戻ってシャワーを浴びたかった。眠くて断念。秋文フリに刊行予定のトリビュートの宣伝チラシも告知通り配布。『G‐W‐G』の編集委員の方や『闇の自己啓発』のメンバーの方と交流。ブース周りにほとんどいなかったため、どのような客層だったかは伝聞に留まる。若い方が大半だったそうだ。とはいえイベント自体が若返りしている印象を強く抱いた。『REBOX3』の企画者が東浩紀に本誌を献本した。すごい度胸だ。勇気を称えたい。定番の奇妙出版とエリーツを回った。代わりに読む人には寄れず。評論系を多く買って、創作同人はあまり買えなかった。『マジカント』寄稿者の先代落研会長の方が終盤売り子を手伝ってくれた。感謝。17時イベント終了。150部くらい売れて驚いた。売り上げは7万円台。印刷費は6万円くらいだった。出来すぎの結果。みなさんのお陰だ。心より感謝申し上げる。新宿で打ち上げ。大いに飲む。二次会は前日のミズサー。『G‐W‐G』寄稿者の方の手作りケーキをいただく。おいしゅうございました。僕はあまりに眠くて途中退席。オールした人もいたらしい。宿に戻り泥のように眠った。お疲れさまでした。

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