日記(30)

2020年4月30日

 今朝は悲惨すぎて笑っちゃうような夢から目覚めた。日々の抑圧が悲劇的な夢により代償された感じ。高橋悠治「クセナキス/メシアン:ピアノ作品集」を流す。大盛りの焼きうどんを平らげ、古書ソオダ水に単行本を30冊ほど買取ってもらうためコンビニから重い段ボール箱を発送する。ついでに書店に寄り、『類似と思考』(鈴木宏昭・ちくま学芸文庫)と『世界哲学史3』(伊藤邦武ほか・ちくま新書)を購入。小川洋子『ことり』や円城塔・田辺青蛙『読書で離婚を考えた。』なども欲しかった。帰宅。間食にヨーグルトや納豆、牛乳を頂く。昨晩は古井由吉『この道』収録の「行方知れず」を読んだ。5月1日に中国に出向中の先輩と本書で読書会を開く予定。オンラインの音声通話を利用しようかと考えている。いまは同書収録作「たなごころ」を読んでいる。8篇の連作短編集だが順序を気にせずに読み進めている。問題はあると思うが古井は簡素でありながらヘヴィーだと受け止めているので正面から読む姿勢を取れずにいる。明日までにすべて読み切る自信はない。休憩にくるりを聴く。GWにブックオフでCDをいろいろ見繕いたい。若いころにレンタルで聴き馴染んだCDを手元に置きたい欲求がある。といっても相対性理論やカネコアヤノにも興味が湧く。BOOTHから本が1冊届く。『ソガイ5号』。古井訃報についての文章を読む。古井読書会、うまくいくといい。 

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