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ナイトメア・アリー

ユナイテッドシネマ浦和にてナイトメア・アリーを見てきました。
映画の世界を、ギレルモ・デル・トロの世界を堪能してきました。これぞ映画芸術。
美術や世界観が素敵だったなぁ。
そして大好きなルーニーマーラ。ただ単にあの容姿が好きなんだけど。純情で善の役柄でとても合ってたけど、なんか物足りなさを感じたな。
カーニバルの一座のようなファンシーでファンタジーのある世界って映画ととても相性が良いし、ギレルモ・デル・トロの世界ともとてもマッチするなぁ。

あとはなんと言ってもケイト・ブランシェット。めちゃくちゃかっこよかった。かっこいい女性やらせたら右に出るものはいないんじゃないかってくらいかっこいい。
そしてセクシー。ロックグラスでお酒飲んでるだけでセクシー。あの色気に釘付けというか映画館のソファーに磔にされたくらい見入ってしまった。
男でもあの気品と色気は憧れるなぁ。

ブラッドリークーパーも大好きな俳優で、自分的にはアメリカンスナイパーの印象が一番強いんですが、今回のスタン役もとても良かった。本人もあんな人なんじゃないかと思わせてしまう演技力。
ラストシーンの運命を受け入れたカット。哀れで虚しくて悲しくて可哀想で怖くて色んな感情が入り乱れました。パンフレットのインタビューを読むとあれはスタンにとってはハッピーエンドなんだと。なるほど。
自分の価値観から見ると可哀想であるが、スタンの価値観ではそうではない。
人を知るって難しい。

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