超絶簡単!3分で分かる信用取引の仕組み

【売りの仕組み】
最近、色々な人から株が下がる際にも利益が出せる仕組みがいまいちピントとこないと良く聞かれます。なので、株が上がる際に利益を出す事も出来ますが、下がる際にも利益を出す仕組みを簡単に説明したいと思います。

仕組みは凄く簡単です(笑)。3人の登場人物を適当に想像して下さい。

1:ポルシェを持っている自分の友達(Aさん)
2:自分(Bさん)
3:焼肉店を全国に100店舗経営している経営者(Cさん)

ストーリー展開で説明していきますね。

ある日、Aさんは海外に6ヶ月間の出張を命じられました。ポルシェを海外に持っていく事が出来ないので、Bさんに預かって欲しいとお願いします。因みにこのポルシェはプレミアムな物で1億円する非常に高価な車です。

Bさんはこの一億のポルシェを預かります。当然ですが、6ヵ月後にこのポルシェはAさんに絶対に返却する必要があります。

そんなところに、CさんがBさんが乗っているポルシェを見て、凄いかっこ良いですねねと声を掛けてきます。以前からどうしてもこのポルシェが欲しかったんですよと(笑)。

Bさんは、ふと考えます。今は景気が良いが、俺の予想ではこの景気は4ヶ月で終焉を向かえ、外食産業は大打撃を受ける筈だ!そこで、Bさんはそれを予想して1億円でBさんにポルシェを売ります。

さて、4ヵ月後、Bさんの予想したとおり、不景気が経済を襲います。そこで
Bさんは、Cさんへ、大丈夫ですかと心配をした振りをして訪れます。Cさんはかなり困窮した様子で、今すぐ現金が欲しいですとBさんにお願いします。そこで、BさんはCさんに、現金2千万円でポルシェを買いますよと提案します。Cさんは泣く泣く、2千万円でポルシェを売ります。
(100,000,000円ー20,000,000円 = 80,000,000円)

さて、ここで考えて欲しいのが、Bさんの手元には何が残りましたでしょうか?

そうです!ポルシェと8千万円です。

6ヵ月後にBさんはAさんにポルシェを返せば、手元に何もしなくても8千万円残る事になります。

これが、信用取引の仕組みです。既にお分かりだと思いますが、逆に景気が上向くとポルシェの市場価格が高騰し、逆にCさんから2億円で売ってあげると言われ、1億円近い損失を出す事になります。

この様なリスクを見据えた投資方法となります。





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