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厳しさと切なさと。

自分自身を戒め、
自制心と我慢強さをもって、
信念を貫くことは、
難しいものです。

なぜならば、
それほどの強さが必要になる
裏側にあるのは
旧態依然とした
既得権益にすがりつく
利己的保守的な感情だからです。

ジリジリと、
言葉の圧力で示唆するのです。

鵜飼教授
「竹内くん、無理だよ。
里見くんは厳しい人だからね。
君が何か言ったぐらいじゃ
考えを曲げないよ」

竹内医局員
「はぁ…」

鵜飼教授
「しかし、厳しさと言うのは、
得てして、周囲を傷つけることが
あるからねぇ。そして、自分をもねぇ」

(TVドラマ『白い巨塔』より)

さも、相手のことを
考えているかのような言葉
の裏側に隠された
冷酷な自己保身第一主義的な
働きかけには、もう ウンザリです。

最近、
上辺(うわべ)だけの
薄っぺらい言動を
感じてしまう私です。

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