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【シティ優勝・best8】ザシアン動物園式悪パーフェクション【ボス4投】

うつけである!

改めましてノブナガです。
冒頭はyoutubeのチャンネルの定型挨拶です。

今回シティリーグシーズン3 6/30ドラゴンスター京都店で優勝、7/3シティリーグ東京Bにてbest8を遂げた悪パーフェクションを紹介します。(現在2回中/2回トナメ進出)

まもなく新弾が発売され、環境の変わり目ではありますが追い風のデッキである事から今回はレシピ含めて有料とさせていただくこと、ご了承の程お願いいたします。

パッと見文章量が凄そうではありますが、ありがたいことに不思議な需要が発生した為追記を行なった結果2倍に傘増しされております。
(普段の文体で書き直した同内容がオマケについております)

毎月100円ずつ値下げいたしますのでお財布事情とご相談の上御支援いただければと思います。



収益は私の開催している自主大会、「果てなき野望杯」の運営費用に充てさせていただきます。
月1の頻度で竜星の嵐 十三店様にて開催しておりますので都合がつく方は御参加いただければ幸いです。



追記:7/7の京都シティリーグで当記事を購入し、質問をしてくれた方が準優勝を成し遂げました。
おめでとうございます。

デッキの中身も結構変わっておりますのでよろしければ其方も御参考ください。

https://note.com/cocoryoma/n/n205963419b56


マッチング

当日のマッチングに関しては以下の通りです。
1:先 れんげきウーラオス ×(非常に大きいプレミ)
2:先 ニンフィア ○
3:後 こくば(パーフェクション) ○
4:先 ゲンガーブラッキー ○

3-1 5位上がり

トーナメント
1:先 インテレオンvmax ○(相手のたね切れ)
2:先 れんげきウーラオス(再戦) ○
3:先 こくば(パーフェクション) ○
優勝
----------------------------------------------

シティリーグ東京に関しては以下の通りです。
1:先 インテレオンvmax(ダイバレット) ○
2:後 れんげきウーラオス ○
3:先 こくば ○
4:先 ニンフィア ×

3-1 3位上がり

トーナメント
1:後 ゲンガーブラッキー ×
best8

----------------------------------------------

悪パーフェクションの基本的な動き

この章はそもそも悪パーフェクションが何をしてくるのかを知らない方向けとなっております。

悪パーフェクションというデッキの理想ムーブは

1ターン目:ナツメ&ハチク(以下ナツハチ)
2ターン目:レッド&グリーン(以下レドグリ)・デッドムーンGX
3ターン目以降:ボスの指令(以下ボス)

です。
ナツハチに関してはニューラ・ガラルファイヤーV(次弾の話をする際に混同する可能性がある為正式名称で表記)・悪エネルギーを用意可能な場合省略することが出来ます。

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1ターン目に悪エネを手貼りし、じゃえんのつばさを宣言することで盤面に2エネを用意します。

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2ターン目にレドグリを使用しマニューラGXを用意しながら追加効果で+2エネ、手貼りとじゃえんのつばさ宣言で計6枚のエネルギーが盤面に揃います。
マニューラGXの特性シャドーコネクションはターン制限なく基本悪エネルギーを移動させることが可能な為、ブラッキー&ダークライ(以下ブラダーク)のGXワザであるデッドムーンGXを追加効果ありで使用する事が出来ます。

デッドムーンGX追加効果ありでTAGやVmaxをきぜつさせた次のターンにボスを使用してグリードクラッシュ(メガヤミラミ&バンギラス)でGXポケモンをきぜつさせるのは王道の勝ちパターンとなります。

なのでデッドムーンGXの返しに6エネついたブラダーク、もしくはミュウツー&ミュウ(以下ミュウミュウ)を倒せないデッキの場合、デデンネGXやオドリドリGXなどは出すタイミングを考える必要があります。

デッドムーンGXによりトレーナーズが使用不可となる為マリィ、リセットスタンプといった手札妨害を行うことが出来ず悪パーフェクション側のボスを山札に戻せない為、所謂詰みが発生する強力なデッキタイプです

超タイプ(ミュウミュウ)
悪タイプ(主にゲコゾロ、ガラルファイヤー)
闘タイプ(ガラルサンダー)

環境に刺さる3色を使い分けてゲームを進めることが出来る点が現在の環境に刺さっており連日シティリーグで好成績を残している理由になります。

世間ではニンフィアというデッキタイプがこの認識を受けているようですが、ニンフィアよりもデッキの安定感及び出力が高く(デッドムーンGXやあくのはどう等)個人的にはニンフィアを選択する強みがあまりないと考えております。※個人の見解です。


デッキレシピ

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特徴的な点として
・博士の研究、シルヴァディGXの不採用
・ボスの指令4枚
・ベンチバリアなし、リセットホール2枚
が挙げられます。

順を追って解説します。

博士の研究、シルヴァディGXの不採用

多くのデッキの場合、序盤の潤滑油として使用したいサポートが博士の研究(以下博士)に当たる為デッキに投入されます。

一方で悪パーフェクションは後攻1ターン目、2ターン目に使用したいサポートが特定のカードに決まっている点が上げられます。

ナツハチは博士で代用することも可能ですが、ナツハチを使用出来れば確定で必要札が揃うところを博士に賭ける必要は感じない為投入していません。

3ターン目以降に博士を使用する動きも有り得ますが、順当にデッキが回っている場合はボスの方が使用したいケースが多いです。

シルヴァディGXの不採用理由はこれと関係があり、一見すると博士を投入しないならばシルヴァディGXを投入したくなりますがその分要求札が増えます。

手札を増やす方法がない中で要求札を増やすことはそれだけデッキが回らない原因になります。

シルヴァディGX自体はレドグリで立ちますが、マニューラGXが立たなくなっては元も子もありません。

何よりこのデッキは速攻で盤面形成を行い詰ませるデッキの為に試合が長引きづらいのが特長です。

試合展開が早いデッキにおいてはデデンネGXやクロバットVをベンチに出す行為のリスクが小さく、シルヴァディGXの特性を利用する回数も少なくなる為デッキの枠を割く必要がないと判断しました。


ボスの指令4枚

博士、シルヴァディを不採用とする以上確実にボスを使用したい為4枚です。

また、サブプランとして先2のたね狩りに使用することがあります。

ここがこのデッキの先攻を取る理由の1つになっています。

一般に先攻2ターン目追加効果デッドムーンGXは上振れとなっており現在の構築では大凡4割弱で決まる動きです(GX・Vに対して決まればほぼ勝ち)。

残りの6割は初ターンにじゃえんのつばさが宣言出来ない、もしくはニューラが置けていないことになりますがニューラさえ置けていれば先2ボスのプランを取ることが可能となります。

あるいは、あくのはどうやオーラバーンを宣言出来るならばニューラが初ターンに置けていない場合でも先2ボスのプランが可能となります。

注意事項としては返しのターンでバトル場のエネがついたポケモンがきぜつさせられない時に取るルートとした方が良いでしょう。

相手のシステム、あるいは返しにきぜつさせられないダメージラインのVmaxに関しては先2ボスでビートするプランがあるということも考えると序盤からも使用する為4枚投入する理由となります。


ベンチバリアなし、リセットホール2枚

先述の通り、このデッキは先攻を取ってビートするプランが軸の1つにあります。

したがって基本的にじゃんけんで勝った場合先攻を選択しますが、先攻の場合ではキョダイレンゲキの恐怖に怯える必要がありません(2ターン目以降120点できぜつするポケモンが限られる為)。

ということはベンチバリアを配置したい試合が主に後攻を取った時のれんげきウーラオス、ゼラオラVが入ったデッキに限られてきます。

れんげきウーラオスと当たった際でも5割で使用しない為ベンチバリアをデッキの枠に割くのは勿体ないと考え、代わりに増加傾向の頂きへの雪道(以下雪道)を対策する為リセットホールを増やすこととしました。


追記:7/6 個別採用理由

全くの初めての方でも使えるように、あるいは既に知ってる方も何故採用されているかを改めて考えられるように個別に採用理由を記すこととしました。

箇条書きになる為、この項目は常体とさせていただきます。


ミュウツー&ミュウGX

長所:
・特性によりワザの撃ち分けが効くためベンチの枠を抑えられる。
・超タイプである(ウーラオス系統、ガラルサンダーなどに有効)。
短所:
・特性依存の為、特性を止められた場合このデッキにおいては無力と化す。
・超弱点である(こくば、ミラーマッチなどで使用不可)。

ブラッキー&ダークライGX

長所:
・追加効果の有無に関わらずデッドムーンGXが強力。
・ブラックランスは及第点の火力ワザ。
短所:
・闘弱点である(ウーラオス系統に現物での使用不可)。
・こくばバドレックスVMAXに弱点をついても一撃できぜつさせられない。

ゲッコウガ&ゾロアークGX

長所:
・2エネルギーでワザ宣言が出来る為、手貼りのみでワザが使える。
・火力が青天井で高い。レドグリ後は210点以上を連打可能。
短所:
・闘弱点である。
・HPが250と低く、相手のダメージラインを見極める必要がある。

メガヤミラミ&バンギラスGX

長所:
・グリードクラッシュでサイドを1枚追加で取得可能。
・ギガフォールGXは対面によっては詰みを作れる高性能ワザ。
短所:
・ワザに要求するエネルギーが多く詰め以外での役割が少ない。
・にげるが4である為ふうせんが有効的に使用出来ない。

ガラルファイヤーV

長所:
・じゃえんのつばさという優秀な特性を保持している。
・オーラバーンは自前でも2ターンで動け190点を出せる最高評価のワザ。
短所:
・依存度が高く、アタッカーとして優秀にも関わらず失いたくない為扱いに困ることがある(ほぼ難癖)。

ニューラ(れんげき)

長所:
・れんげきの為、相手のみずのとうに対応している。
短所:
・こうそくいどうのニューラであれば1ターン稼げる可能性もある。

ニューラ(悪タイプ)

長所:
・進化元のタイプが分かれている為ナツメ&ハチクで2体進化元を用意可能。
短所:
・それ以外はほぼれんげきニューラの劣化であること。

マニューラGX

長所:
・シャドーコネクションがデッキコンセプト。
・GXの進化ポケモンの為レッド&グリーンに対応している。
短所:
・無人発電所や頂への雪道の影響を受け、GX故にサイドが多く取られる。
・レッド&グリーンに依存している側面があり、手札サイドに全て来てしまうと厳しい。

ガラルサンダーV

長所:
・少ないエネルギーでワザを使える為、エネルギーのロスが少ない。
・闘タイプである(ムゲンダイナ、ゲンガー、ブラッキー、ミラーなど)。
短所:
・超弱点である。
・Vポケモンである(相手のガラルサンダーが動きやすくなる)。

タッグコール

各種カードの傘増し、初動(ナツメ&ハチク、レッド&グリーン)にアクセスしやすくなる。
TAGTEAMにのみ許された最強グッズ。

ポケモン通信

・引きすぎたマニューラGXを山に戻すことが可能。
・ニューラ、ガラルファイヤーVを素早く置きたい為多めの枚数を投入。

プレシャスボール

・実質デデンネGXでありながら、時折マニューラGXを持ってくることもある。
・サーチ対象が多い為増量しても可。ポケモン通信と調整。

ポケモンいれかえ

にげるではない為、ブラッキーVやゲンガーVに対して遅れを取りづらくなる。

世間的にはここが2枚であるが、ブラッキー対面が多いと予想し1手も遅れたくない為少し厚めの3枚。
ふうせんと合わせて5枚採用することで2ターン目にバトル場を入れ替えやすく、
デッドムーンGX追加効果を狙いやすくしている。

ナツメ&ハチク

TAGTEAMサポートであり、要求コストこそ多いものの初期セット
(ニューラ、ガラルファイヤーV、手貼りとトラッシュ用の悪エネルギー)
を1枚で揃えることが可能。

レッド&グリーン

TAGTEAMサポートであり、山札からエネルギーをつけながら進化させるコンセプトカード。

トキワの森

2ターン目までに手札に2枚、トラッシュに2枚悪エネルギーが必要な為、最も要求値に合うスタジアム。

相手に利用される欠点も大きいが、このデッキに関しては強い動きが決まれば勝ちという
コンセプトの為リスクよりもリターンが大きい。

基本悪エネルギー

枚数が多いことの利点は以下の2点。
・最速デッドムーンGXを決めやすくなる。
・あくのはどうの打点が上げやすくなる。

基本闘エネルギー

・トキワの森、ナツメ&ハチクからサーチが可能。
・1枚のみならば無色エネルギーに当てはまる為デッキの邪魔をしづらい。

オーロラエネルギー

・手札をトラッシュ可能。
・闘エネルギーを擬似的に増やしつつも、悪エネルギーである為あくのはどうの打点に変換可能。
・地味かつ稀だがビリリターンGXが使用可能。
 インテレオン戦はデデンネがアタッカーを兼ねるケースもなくはない(事故)。


各種対面への立ち回り

基本的には2ターン目デッドムーンGX、3ターン目あくのはどうが決まれば大概勝てます。

ただしデッドムーンGXの返しにバトル場のポケモンがきぜつしそうな場合は可能な限り避けてください。

決まらない場合について解説していきます。


れんげきウーラオス:有利
先攻ならほぼ負けません(シティリーグ初戦では特大プレミして負けました)

ミュウミュウがウーラオスに対して弱点をつける為1ターンできぜつさせることが出来ます。

ジラーチGXが出されてる場合でもウーラオスVmaxにデッドムーンGXを決め、ボスグリードクラッシュが通せる為問題ありません。

後攻の場合、かつウーラオスにエネルギーが貼られている場合はガラルファイヤーVorミュウミュウ(あくのはどう)でビートするプランが濃厚です。

ミュウミュウとガラルファイヤーVにエネを分散しておくことでキョダイレンゲキを受けなかった側でビートの圧力をかけます。

後1でニューラ2枚配置する行為は、キョダイレンゲキ後ボスで最後のニューラを取られた際に負け濃厚になる為危ないプレイです。

例:対象ニューラ、ミュウミュウ
悪例)
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ配置 オーラバーン(ガラルファイヤーV残り190、ウーラオス残り140)
先3 しっぷうづき(ガラルファイヤー残り40)

クイックシューターが先3までに1面立っている場合は先4でボス絡めてまとめて5枚取られてしまいます。→負け

良例)
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ2面配置 オーラバーン宣言せず
先3 しっぷうづき(ガラルファイヤーV残り70)
後3 レドグリor手貼り+じゃえんのつばさなどで6エネ確保、新しいミュウミュウと入れ替えてデッドムーンGX
先4 しっぷうづき
後4 ボスグリードクラッシュ

先3でクイックシューター2面揃っている場合はこれも負け筋があるが、先2キョダイレンゲキ、先3クイックシューター2面、先4ボスまである理想ムーブ相手は諦めざるを得ない。

ジラーチやデデンネなどGXを配置していない場合でもデッドムーンGXを宣言したミュウミュウに対して有効な打点を出す方法がない為同様に勝てます。

後2でニューラ2枚同時配置が困難であったり、ミュウミュウが1枚しか使えないなどプランに不都合がある場合はどこかを割り切ってプレイが必要になります(先4でボスを使われない前提でオーラバーンを使用するなど)。

例:対象ニューラ、ガラルファイヤーV
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ2面配置 あくのはどう(150or300)
先3 しっぷうづき(ミュウミュウ残り120)
後3 先例同様新しいミュウミュウでデッドムーンGX
以下同文

分岐
先3 ボスガラルファイヤーV、しっぷうづき(ガラルファイヤーVきぜつ)
後3 新しいガラルファイヤーVを配置、手貼り+レドグリが可能な場合同上。

バトル場が先程あくのはどうを受けたウーラオスVmaxならばレドグリ5エネあくのはどうで妥協可能。

HP満タンなウーラオスVmaxがバトル場の場合
ガラルファイヤーV+ボスで裏のウーラオスVmaxをきぜつさせ、返しにガラルファイヤーが倒されなければ勝ち。

総じて後攻の場合はサイド落ち、プレイング次第で間に合う試合となる。
試合中の引きで大きくプランがブレる可能性あるので要練習。


こくばバドレックス:有利
ガラルファイヤーVでビートするプランが最も安全です。

他気を付ける点はクロバットを最後のターンまで置かないように立ち回ることでガラルサンダーを動きにくくさせることが出来ます。

マホイップ型の場合はマホイップVmaxにデッドムーンGXを決めたいところです。
先攻取れている場合はマホイップVをオーラバーンで狩っていく動きも強力です。

現物で試合を運ぶ、相手のガラルサンダーを意識すれば大凡有利な試合となるでしょう。


ムゲンダイナ:不利
週末には増えると読んでいたのですが増えたのはゲンガーでした。3強とは。

勝ち筋はガラルサンダーにかかってます。

デッドムーンGXから入ることはほぼ不可能なので、1体は餌としてガラルサンダーでムゲンダイナVmaxを倒すのと同時に6エネの為の足掛かりを作ります。
(最初にTAGが倒されている場合は絶対にTAGを置かないように!)

ガラルサンダーと6エネを動かす準備の出来たマニュのどちらかしか取れない間にもう1回らいめいげり、あるいはデッドムーンGXを決めます。

細かい解説があまり出来ないくらいには対応するプレイングが限られています。


ゲンガーブラッキー:微不利
ムゲンダイナ程ではないが難しい相手です。

理想はGX・Vを絞って戦うことですが難しい展開の場合はガラルサンダーを絡めてゲームメイクします。

要求値が高めのデッキタイプの為相手が100点の動きが出来ることは少なく、状況と直感の判断になりますがGX・Vを絞らずに速攻でデッドムーンGX+あくのはどうorらいめいげりを宣言することで押し切れる展開も多いです。

ムゲンダイナと異なりゲンガー側から一撃できぜつさせられるのは此方依存なので1ターンを稼ぎやすく、その差で捲れることも多々あります。

他にムゲンダイナと異なる点としてはデッドムーンGXを宣言した返しのトレーナーズロックで活力の壺を止められる点が挙げられます。

相手のトラッシュのいちげきエネルギーの状態を考慮しながら宣言出来ると非常に強力に働くことがあります。

その他トレーナーズを多く使用するデッキの為、後1デッドムーンGXが有効に働くケースも考えられます。

例えば後1ナツハチでデッドムーンGXを宣言するカードと闘エネガラルサンダーを持ってくることで次ターンにガラルサンダーを動かすといった戦術です。

また、ゲンガーVのHPは210の為6エネあくのはどうやグリードクラッシュできぜつさせられることを覚えておくと試合が運びやすいです。


いちげきウーラオスブラッキー:5分〜有利
有利と書きましたが対面したことはないです。

ミュウミュウで弱点がつけること、ゲンガーブラッキーよりも有効的にデッドムーンGXが働く為戦いやすいと思います。


ルカメタザシザマ:有利
チームdiscordにて丁度今日言語化されていたので引用します。

フルメタル先
勝ち
デッドムーンのあて先は打てるタイミング育ってる相手のアタッカー
フルメタル直後のルカメタをデッドムーンで返しても良い(大体ザシアン育ってない&次ターン盤面最低6エネ赤緑無し最大8エネで8に到達すればフルメタルザシアンを貫通できるから打点が実質無限になる)

デッドムーン先
ちゃんとすれば勝ち
デッドムーンのあて先はルカメタにエネついてればルカメタ、そうでなければどこでもいい(ザシアンかルカメタ、アタッカー消したいか次の次の相手のターンにフルメタル言いにくくしたいかで変わる)
デッドムーン後ターンにエネ付きルカメタがいないとフルメタルで返せないから次のターンも実質打点無限で叩ける
打点無限で叩くときは1体のポケモンにつける最大エネを2で止めてフルメタルで打点が無限じゃなくなるのを防ぐ

1エネで動けないエネトラッシュワザ(フルメタルウォールGX)トレーナーズロック下では見えてる範囲からしか飛んでこないので、他対面でいうところのデッドムーンGXの返しにきぜつさせられないよう気を付けることと同義です。


三神バレット(ドータクンバレット):微有利
TAG相手に対しては王道パターンが存在する為基本有利に運べます。

ただしデッドムーンGXの返しでもメタルトランスを利用してアタッカーを作ることが出来てしまう為、一層の注意が必要です。

ミュウミュウ→アメイジングザシアン
ブラダーク→ガラルサンダー

アメイジングザシアンに関しては、デッドムーンGXの返しに使用するのは難しく、使用出来たとて次ターンに何らかのワザできぜつさせればオーロラエネルギーを2枚消費させることに成功したとも言えます。

サイドレースとエネルギーリソースの勝負になるので何ターンで勝てるのか、あるいは負けるのかを計算しながら立ち回る相手です。

早めに三神を置かれている場合、デッドムーンGXを使う他にドータクンを狩りながらブラックランスでダメージを与えるケースなどもあるのでルート選択は柔軟に行いましょう。


れんげきテンタクル、マッドパーティーなど:不利
サイドを複数取る方法がデッキに入っていない為不利です。

ただし、オドリドリGXを使用してくれた場合は五分程まで勝率が上昇します。

勝ち方としては1枚サイド→デッドムーンGX1枚サイド→ボスグリードクラッシュとなり、ここまでにサイドを6枚取られる状況になっていなければ相手を詰ませることが可能です。


インテレオンVmax:不利
雪道もモミもキョダイウズマキも全てが厳しいです。

少ない不利対面の中で比較的母数が多いのはこのデッキの印象です。

勝ち方は先にサイドを取ってからインテレオンVmaxにデッドムーンGXを切ります。

これによりデッドムーンGXを使用した時点でサイド4枚を取っており、返しに倒されない前提なのでボスを絡めるなどしてサイドを取り切れます。

他にも弱点の付けないVmax相手の共通プランとして、デッドムーンGXとボスあくのはどうを軸にたね狩りを行うものがあります。(モミが入っていない構築の場合はVmaxに先殴り2パンルートが選択可能)

インテレオンVmaxを2体倒すのは至難の技なので、上記のプランどちらかを通しましょう。

雪道が厳しい為、スタジアムやリセットホールはなるべく温存して戦いましょう。


その他立ち回りが知りたい対戦相手がいる場合はコメントやDMなどいただければお答えいたします。


立ち回りまとめ

1:デッドムーンGXは先2ターン目の宣言を狙います。
難しい場合は何を倒してサイド6枚を取るかを考え、的確にボスを使用しながらサイドレースを進めましょう。

先2デッドムーンGXが決まらない試合でもボスを絡めながらで150,190などでビートするプランもあります。

その際のボスの対象は進化元やシステムに対して使うことが多いです。

バトル場のポケモンが倒されないように、あるいはベンチをボス等で呼ばれてエネルギーをロスしないようにシャドーコネクションを使用して枚数をなるべく分散するように立ち回ります。


2:相手の動き方次第、あるいは追加効果デッドムーンGXを温存しなければならない相手以外には追加効果なしデッドムーンGXを宣言する場合もあります。


3:不利対面はサイドレース、ダメージレースのいずれかが厳しい相手です。
ダメージレースに関しては一度限りでサイド3枚に変換することが可能なため残り3枚をより少ないターン、あるいは相手の急所になるポケモンを倒すなどして稼ぐ意識をしましょう。

新弾後について

画像4

レドグリを使用しない場合でもエネルギーを2枚加速する手段を手に入れました。

これにより序盤のサポートが固定でなくなる為博士の研究などを導入する選択肢が出てきました。

また、レドグリを使用しない場合はマニューラを素で進化させる為プレシャスボールを増やす形を検討しています。

ガラルファイヤーの採用枚数は2枚前後で検討していますが、増やせば増やすだけテンタクルに対して有利に立ち回れると考えています。
(サイド1枚取られているだけで弱点込140点で応戦可能な為、相手のリソースが枯れやすくオドリドリを配置したくなる)


結び

ここまで読んでいただきありがとうございました。

シティリーグの最中である為、丁寧な文章よりは速度を重要視した為抜けなどがあるかもしれません。
その他不明な点などはコメント、DMいただければ可能な限りお答えさせていただきますので遠慮せずお願いします。

自主大会など含めると勝率8割弱にも登る60枚デッキとなっている為まずはそのままお試しください。

皆様のシティリーグ、JCSやあるいはフリー対戦でお役に立てば幸いです。


追記:7/6 御負け追加、誤字修正、ミラー追加

速度感を意識した結果多発していた誤字などを発見次第修正しました。

いただいたDMを基に御負けパートとミラー解説を追加しました。


ミラー解説:-

基本的にミラーなので有利不利はあまりありません。

ミラーに関してはデッドムーンGXを先撃ち出来ればほぼ勝ち、出来なければほぼ負けです。

エネルギーを大きくロスした方が結果的に巻き返せなくなる為アタッカーは現物のゲコゾロがオススメです。

ガラルサンダーを非効率的に使用させる為にクロバットは温存するのが良いですが、最初に記した通りデッドムーンGXが先に決まるならばそもそもほぼ勝ちに繋がる為無闇に使わない程度に考えてください。

マニューラGXを必ず配置する都合グリードクラッシュで3枚取り合える試合になる為、次ターンに最大何エネ盤面にあるのかを考えつつ自分のリーサルを通してください。

勿論マニューラGXを取ってからデッドムーンGXを取っても無抵抗の相手にボスで勝ちとなります。

気を付けるプレイングとして、相手もトレーナーズロックを使用してくる為、相手の方が動きが早い展開の場合は返す為の札を予め手札に現物で抱えておきましょう。


追記: 7/7デッドムーンGXの宣言タイミング

デッドムーンGXを温存する試合がわからない方もいらっしゃるようなので、必ずではないものの概ねの目安を各対面毎にまとめました。

箇条書きの為、常体で記載させていただきます。

対象は左側程優先して追加効果ありできぜつさせたい相手です。


れんげきウーラオス

対象→ウーラオスvmax、基本自由

相手の最高打点が150点(ベンチ180)の為、それ以上の体力がある状態でデッドムーンGXを追加効果有りで狙う。

あるいは追加効果なしで宣言してもサイドプランが見えやすい相手の為問題なし。

うらこうさくに依存しているデッキの為、ジラーチを置かれるのが遅れた場合はさっさと使用してミュウミュウでウーラオスを倒していくと楽。


こくばバドレックス

対象→(マホイップ Vmax) 基本自由

この対面もサイドプランが見えやすい為早々にデッドムーンGXを追加効果なしで宣言可能。

不意に雪道が飛んでくる可能性がある為、理想は盤面と手札でサイドを取り切れる準備が整った際にデッドムーンGXから入り、次のターンでエネルギーを分散してゲコゾロとガラルファイヤーVで攻めきる。


ムゲンダイナ

対象→ムゲンダイナVmax、ムゲンダイナV

ムゲンダイナVmaxを2回取るのが最も勝ちに近く、デッドムーンGXから入れれば理想的ではある。

現実的には立ち回りに記載している通りガラルサンダーとデッドムーンの準備を同時に整えることになる為フィニッシャーとして利用する。

また、先攻2ターン目に追加デッドムーンGXが決まるならば相手のムゲンダイナVに対して宣言する。

先2:デッドムーンGX(残りサイド4)
後2:ドレッドエンドを耐える(トレーナーズロック下)
先3:エネルギーを分散しつつボスクロバット(ムゲンダイナV)でサイドを取得(残りサイド2)
後3:適当にドレッドエンドでどこかがきぜつ
先4:ボスorガラルサンダーで勝ち

後2のドレッドエンドで270を出すのはトレーナーズロック下では厳しい為、サイド2枚とエクストラターンを獲得することが出来、勝利に結びつきやすくなる。


ゲンガーブラッキー

対象:ゲンガーVmax,ゲンガーV

ほぼムゲンダイナ同様。

打点のみトレーナーズロックに関わらず出ることがある為自分の場と相談しながらデッドムーンGXを宣言。

ムゲンダイナのようにクロバットが大量投入されている訳でもなく、進化ラインが多いデッキの為序盤でデッドムーンGXが宣言出来る程相手の盤面が整うまでが遅れ、より効果的に働くことになる。

くろいまどろみで眠る可能性まで考慮して宣言出来るとほぼ詰められている。


いちげきウーラオスブラッキー

対象:ウーラオスVmax、ブラッキーVmax

展開の為にデデンネGXが置かれることが多く、デッドムーン後のグリードクラッシュまで宣言出来る時点で勝ち。

活力の壺に依存したデッキタイプなのでいちげきエネルギーがついたポケモンに追加デッドムーンGXを決めるだけでエクストラターンを貰いやすくなる。

デデンネが置かれずともウーラオスもブラッキーも弱点がつける相手の為、盤面に3枚取れるポケモンが2体並んだ時点で使うように動くと強力。

7/7修正:ブラッキーは草弱点の為弱点はつけません。

このデッキも進化ラインが複数あり、序盤の展開が重要なデッキタイプの為早めに追加なしデッドムーンGXを宣言してビートするプランも濃厚。


ルカメタザシザマ

本文中にて解説済みの為省略


三神バレット

対象:三神、ドータクン、オーロラエネルギーがついているポケモン

理想は三神デッドムーンGX→グリードクラッシュ

現実的にはエネルギーの少ない序盤に使えると相手の使えるワザが限られる為有力。

アメイジングザシアンとガラルサンダー、どちらもオーロラエネルギーを必要とする為オーロラエネルギーが盤面にない状態からワザを宣言するのはやや難しくなる。

ドータクンに宣言した場合は次のターンにエネルギーが貼れることであくのはどうが240点出る為ザシアンVを倒せるようになり、残りサイド3枚はグリードクラッシュ他、一撃できぜつしないためあくのはどうの撃ち合いで応戦することが可能。


れんげきテンタクル、マッドパーティ、れんげきインテレオン

本文中に記載の通り


悪パーフェクション(ミラーマッチ)

対象:自由

先攻ならば追加効果なしでさえ使用を検討する。

相手のマニューラを起動させなければ勝てること、レドグリを封じることでエネルギーテンポに差をつけ、ボスを絡めたビートプランで押し切れる点。

先2:レドグリ+デッドムーンGX(追加なし) 
後2:あくのはどうorデッドムーンGX(追加なし)>オーラバーン いずれもきぜつしない。
先3:ボスを絡めながらビート。相手のマニューラ及びエネの付いているポケモンが取れるならば取り、そうでなければブラックランスで全体的に圧力をかける択もあり。
後3:マニューラorエネルギーのついているポケモンが狩れている場合デッドムーンGXの追加効果は使えない(使える場合は注意)

ここまでの通り、エネルギーとサイドに大きく開きを作れる為捲る試合が苦手な悪パーフェクションのデッキにおいては初動を止めることこそが重要である。

しかし後攻1ターン目に使用するとこうなる。

後1:デッドムーンGX
先2:手貼りエンド(盤面2〜4エネ)
後2:レドグリ使用、あくのはどう210
先3:レドグリ+入れ替え体力満タン追加デッドムーンGX

後2のターンに火力を出すならばレドグリを使用している為ボスが使用出来ず、結果的に圧力がかかっていない。

先3のターンでトレーナーズロックをくらいつつ、サイドを3枚取られている為これは負け試合である。

一応後2でガラルサンダー+ボス+シャドーコネクションを揃えてサイドを3枚取れたならばミュウミュウを出させず、ガラルサンダーも生き残る為強い動きではある。

上記の通りに運んだとしても、先3で5エネを用意出来る状況の場合現物のグリードクラッシュ、あるいは6エネあくのはどうでガラルサンダーがきぜつしてエネルギーもリソースも尽きてしまう為博打行為となる。

ガラルサンダーを失った状況下で悪のTAGTEAMを倒すのは困難である為、なるべく失わないよう立ち回りたい。




御負け(文体変え)

普段の言い回し版が欲しいという物好きがおったようじゃ。
同じ文章を二度書く意味があるかはわからんが要望には応えて参る次第。


うつけである!

TCGのHNではノブナガと大層な名を名乗っておる。
冒頭はyoutubeのチャンネルの挨拶じゃ。

此度、シティリーグシーズン3 6/30ドラゴンスター京都店にて優勝、7/3シティリーグ東京Bにて8位入賞を遂げた悪パーフェクションを紹介致す。
(現在2回中/2回トナメ進出)

新弾の発売を控え、環境の変わり目ではあるが追い風のデッキである事からレシピ含めて有料と致す所存。

収益は某の開催している自主大会、「果てなき野望杯」の運営費用に充てる故皆のご支援をお頼み申す。

毎月竜星の嵐 十三店様にて開催しておる故都合がつく者は腕試しに参られよ!

有料記事を買うた者にしか読めぬ欄に有料記事の案内を書く必要があるんじゃろうか…

マッチング

当日の対戦相手は以下の通り。
1:先 れんげきウーラオス ×(非常に大きな失策、おおうつけであった)
2:先 ニンフィア ○
3:後 こくば(パーフェクション) ○
4:先 ゲンガーブラッキー ○

3-1 5位上がり

トーナメント
1:先 インテレオンvmax ○(相手のたね切れ)
2:先 れんげきウーラオス(再戦) ○
3:先 こくば(パーフェクション) ○
優勝
-----------------------------------------------------

シティリーグ東京は先後不明である。
1:インテレオンvmax(ダイバレット) ○
2:れんげきウーラオス ○
3:こくば ○
4:ニンフィア ×

3-1 3位上がり

トーナメント
1:ゲンガーブラッキー ×
best8

-----------------------------------------------------

悪パーフェクションの基本的な動き

此の章はそもそも悪パーフェクションが何をして参るかを知らぬ者向けじゃ。

悪パーフェクションの理想的展開は

1ターン目:ナツハチ
2ターン目:レドグリ・デッドムーンGX
3ターン目以降:ボス

である。

ナツハチに関してはニューラ・ガラルファイヤーV・悪エネルギーを用意可能な場合は不要じゃ。

画像4

1ターン目に悪エネを手貼りし、じゃえんのつばさを宣言して盤面に2エネを支度致す。

画像3

2ターン目にレドグリを使用しマニューラGXを用意しつつ追加効果で+2エネ、手貼りとじゃえんのつばさ宣言で計6枚のエネルギーを揃えて支度完了じゃ。

マニューラGXの特性シャドーコネクションは番に制限なく基本悪エネルギーを移動させることが可能故、ブラダークのGXワザであるところのデッドムーンGXを追加効果ありで宣言出来るのが強みじゃ。

デッドムーンGX追加効果ありでTAGやVmaxをきぜつさせた次の番にボスを使用してグリードクラッシュでGXポケモンをきぜつさせるのは王道の戦術であるぞ。

故に相手する者はデッドムーンGXの返しに6エネついたブラダーク、あるいはミュウミュウを倒せぬデッキでは、デデンネGXやオドリドリGXなどは出す機を伺う必要があるでな。

デッドムーンGXによりトレーナーズが使用不可となる故マリィ、リセットスタンプといった手札妨害を行えず悪パーフェクション側のボスを山札に戻せぬ為に、所謂詰みが発生する強力なデッキである。

超タイプ(ミュウミュウ)
悪タイプ(主にゲコゾロ、ガラルファイヤー)
闘タイプ(ガラルサンダー)

環境に刺さる3色を使い分けて試合を運べる点が現在の環境に刺さっておる故連日の好成績に繋がっておる。

某はニンフィアを握る者は悪パーフェクションを使用したことがないだけ、と考えておるのじゃが…。あくまで某の意見じゃ。


デッキレシピ

画像1

特徴的な点は
・博士の研究、シルヴァディGXの不採用
・ボスの指令4枚
・ベンチバリアなし、リセットホール2枚
である。

順を追って解説致す。


博士の研究、シルヴァディGXの不採用

多くのデッキにおいては序盤の潤滑油として使用したいサポートが博士に当たる故投入される一方で、悪パーフェクションは後攻1手目、2手目に使用したいサポートが特定のカードに決まっておる。

ナツハチは博士で代用可能であるが、ナツハチを使用出来るならば確定で必要札が揃うものを博士に賭ける必要は感じておらぬ。

3手目以降に博士を使用する動きも有り得るが、順当にデッキが回っておるならばボスの方が使用したいであろう。

シルヴァディGXの不採用は是と関係があり、一見すると博士を投入せぬならばシルヴァディGXを投入したくなるが其の分要求札が増えおる。

手札を増やす方法のなき中で要求札を増やすこと事故の原因になりうる。

シルヴァディGX自体こそレドグリで立てど、マニューラGXが立たなくなっては元も子もなし。

何より此のデッキは速攻で盤面形成を行い詰ませるデッキの故に試合が長引きにくいのが特長である。

試合展開が早いデッキにおいてはデデンネGXやクロバットVをベンチに出す行為の裏目が小さく、シルヴァディGXの特性を利用する回数も少なくなる故枠を割く必要がないと判断した次第じゃ。


ボスの指令4枚

博士、シルヴァディを不採用とする以上確実にボスを使用する為4枚じゃ。

其れが叶わずとも先2のたね狩りに使用することも可能である。

此処が此のデッキの先攻を取る理由の1つである。

一般に先攻2ターン目追加効果デッドムーンGXは上振れであり現在の構築では大凡4割弱で決まる動きじゃ(GX・Vに対して決まればほぼ勝ち)。

残りの6割は初ターンにじゃえんのつばさが宣言出来ない、もしくはニューラが置けておらぬことになるがニューラさえ置けておれば先2ボスのプランを取ることが可能であるぞよ。

あるいは、あくのはどうやオーラバーンを宣言出来るならばニューラが初ターンに置けておらぬ時も先2ボスのプランが可能である。

返しのターンでバトル場のエネがついたポケモンがきぜつさせられない時にのみ取る選択とし用心が大事じゃ。

相手の基盤、あるいは返しにきぜつさせられないダメージラインのVmaxに関しては先2ボスで先殴りする計画があるということからも4枚投入する理由を後押ししておる。


ベンチバリアなし、リセットホール2枚

先述の通り、此のデッキは先攻を取って攻撃する戦術が軸の1つである。

したがってじゃんけんで勝った場合先攻を選択するが、先攻の場合ではキョダイレンゲキの恐怖に怯える必要がほぼ皆無じゃ(2ターン目以降120点できぜつするポケモンが限られる為)。

したらば、ベンチバリアを配置したい試合は主に後攻を取った時のれんげきウーラオス、ゼラオラVが入ったデッキに限られてきおる。

れんげきウーラオスと当たった際でも5割で使用せぬならばベンチバリアをデッキの枠に割くのは勿体のう思えた故、代わりに増加傾向の雪道を対策する為リセットホールを増やした次第。


各種対面への立ち回り

基本的には2ターン目デッドムーンGX、3ターン目あくのはどうが決まれば大概勝ちじゃ。

ただしデッドムーンGXの返しにバトル場のポケモンがきぜつしそうな場合は立ち回りを考えねばならぬ。

決まらぬ場合の解説は以下じゃ。


れんげきウーラオス:有利
先攻ならばほぼ負けぬ。
(シティリーグ初戦では特大失策、まさにおおうつけで敗戦じゃ)

ミュウミュウがウーラオスに対して弱点をつける故1ターンできぜつさせることが可能である。

ジラーチGXが出されておってもウーラオスVmaxにデッドムーンGXを決め、ボスグリードクラッシュが通せる為些細なことである。

後攻の折、かつウーラオスにエネルギーが貼られている場合はガラルファイヤーVorミュウミュウ(あくのはどう)で攻撃する計画になりがちじゃ。

ミュウミュウとガラルファイヤーVにエネを分散しておくことでキョダイレンゲキを受けなかった側で圧力をかけて試合を運ぶこととなる。

後1でニューラ2枚配置する行為は、キョダイレンゲキ後ボスで最後のニューラを取られた際に負け濃厚になる故非常に危険である。

例:対象ニューラ、ミュウミュウ
悪例)
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ配置 オーラバーン(ガラルファイヤーV残り190、ウーラオス残り140)
先3 しっぷうづき(ガラルファイヤー残り40)

クイックシューターが先3までに1面でも立っておると先4でボス絡めてまとめて5枚取られてどもならず。

良例)
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ2面配置 オーラバーン宣言せず
先3 しっぷうづき(ガラルファイヤーV残り70)
後3 レドグリor手貼り+じゃえんのつばさなどで6エネ確保、新しいミュウミュウと入れ替えてデッドムーンGX
先4 しっぷうづき
後4 ボスグリードクラッシュ

先3でクイックシューター2面揃っておる折は負け筋があるが、先2キョダイレンゲキ、先3クイックシューター2面、先4ボスまである理想ムーブ相手は諦めざるを得んじゃろう。

ジラーチやデデンネなどGXを配置しておらぬ際もデッドムーンGXを宣言したミュウミュウに対して有効な打点を出す方法がない故同様に勝ちじゃ。

後2でニューラ2枚同時配置が困難であったり、ミュウミュウが1枚しか使えぬなど計画に不都合がある場合は何処かを割り切って試合を運ばねばならぬ(先4でボスを使われぬ前提でオーラバーンを使用するなど)。

例:対象ニューラ、ガラルファイヤーV
後2 手貼り+じゃえんのつばさ、ニューラ2面配置 あくのはどう(150or300)
先3 しっぷうづき(ミュウミュウ残り120)
後3 先例同様新しいミュウミュウにてデッドムーンGX
以下同文

分岐
先3 ボスガラルファイヤーV、しっぷうづき(ガラルファイヤーVきぜつ)
後3 新しいガラルファイヤーVを配置、手貼り+レドグリが可能な場合同上。

バトル場が先程あくのはどうを受けたウーラオスVmaxならばレドグリ5エネあくのはどうで妥協可能である。

HP満タンなウーラオスVmaxがバトル場の場合
ガラルファイヤーV+ボスで裏のウーラオスVmaxをきぜつさせ、返しにガラルファイヤーが倒されねば勝ちじゃ。

総じて後攻の場合はサイド落ち、プレイング次第で間に合う試合となる。
試合中の引きで大きく展開が変動する故要練習じゃ。


こくばバドレックス:有利
ガラルファイヤーVで攻撃する計画が最も安全である。

他気を付ける点はクロバットを最後のターンまで置かぬように立ち回り相手のガラルサンダーを動きにくくさせる点じゃ。

マホイップ型の場合はマホイップVmaxにデッドムーンGXを決めたい所存。
先攻取れている場合はマホイップVをオーラバーンで狩っていく動きも強力である。

現物で試合を運ぶ、相手のガラルサンダーを意識すれば大凡有利な試合となるであろう。


ムゲンダイナ:不利
週末には増えると読んでおったが増えたのはゲンガーであった。3強とは如何に。

勝ち筋はガラルサンダーにかかっておる。

デッドムーンGXから入ることはほぼ不可能なので、1体は餌とし、ガラルサンダーでムゲンダイナVmaxを倒すのと同時に6エネの為の足掛かりを作らねばならぬ。
(最初にTAGが倒されている場合は絶対にTAGを置かぬように!)

ガラルサンダーと6エネを動かす準備の出来たマニュの何方かしか取れぬ間に再び1回らいめいげり、あるいはデッドムーンGXを決めれば勝ちじゃ。

細かい解説があまり出来ぬ程度には対応方法が限られておる。


ゲンガーブラッキー:微不利
ムゲンダイナ程ではないが難しい相手じゃ。

理想はGX・Vを絞って戦うことであるが、難き際はガラルサンダーを絡めて試合運びを行うぞよ。

要求値が高めのデッキタイプ故、相手が満点の動きを行うことは少なく、状況と直感の判断を以てGX・Vを絞らず、速攻でデッドムーンGX+あくのはどうorらいめいげりを宣言することで押し切れる展開も御座候。

ムゲンダイナと異なりゲンガー側から一撃できぜつさせられるのは此方依存故に1手を稼ぎやすく、その差で捲れることも多々ありけり。

他にもデッドムーンGXを宣言したらばトレーナーズロックで活力の壺を止められるやもしれぬ点があるぞよ。

相手のトラッシュのいちげきエネルギーの枚数を考慮しつつ宣言出来たらばより強力に働くこともあるでな。

その他トレーナーズを多く使用するデッキ故、後1デッドムーンGXが有効に働くケースもままあるじゃろう。

例えば後1ナツハチにてデッドムーンGXを宣言しつつ闘エネガラルサンダーを持ってきたらば、次手番にガラルサンダーでゲンガーを狩り始める戦術じゃ。

ゲンガーVのHPは210故、6エネあくのはどうやグリードクラッシュできぜつさせられることは念頭におくべきじゃな。


いちげきウーラオスブラッキー:五分〜有利
有利と記したが対面経験が皆無じゃ。

ミュウミュウで弱点がつける点、ゲンガーブラッキーよりも有効的にデッドムーンGXが働く故(活力の壺)に有利と考えておる。


ルカメタザシザマ:有利
チームdiscordにて丁度今日言語化されておった故引用じゃ。

フルメタル先
勝ち
デッドムーンのあて先は打てるタイミング育ってる相手のアタッカー
フルメタル直後のルカメタをデッドムーンで返しても良い(大体ザシアン育ってない&次ターン盤面最低6エネ赤緑無し最大8エネで8に到達すればフルメタルザシアンを貫通できるから打点が実質無限になる)

デッドムーン先
ちゃんとすれば勝ち
デッドムーンのあて先はルカメタにエネついてればルカメタ、そうでなければどこでもいい(ザシアンかルカメタ、アタッカー消したいか次の次の相手のターンにフルメタル言いにくくしたいかで変わる)
デッドムーン後ターンにエネ付きルカメタがいないとフルメタルで返せないから次のターンも実質打点無限で叩ける
打点無限で叩くときは1体のポケモンにつける最大エネを2で止めてフルメタルで打点が無限じゃなくなるのを防ぐ

1エネで動けぬエネトラッシュワザ(フルメタルウォールGX)はトレーナーズロック下では見えておらぬ限り飛んでこぬ故、他対面でいうデッドムーンGXの返しにきぜつさせられぬよう用心することと同義である。


三神バレット(ドータクンバレット):微有利
TAG相手に対しては王道パターンが存在する為基本有利想定じゃ。

ただしデッドムーンGXの返しであってもメタルトランスを利用してアタッカーを作ることが出来てしまう故、一層の注意が必要である。

ミュウミュウ→アメイジングザシアン
ブラダーク→ガラルサンダー

アメイジングザシアンは、デッドムーンGXの返しに使用するのは難く、使用出来たとて次手番に何らかのワザできぜつさせればオーロラエネルギーを2枚消費させたとも捉えられるじゃろう。

サイドレースとエネルギーリソースの勝負になる故何手目で勝てるか、あるいは負けるのかを見計いつつ立ち回る相手である。

早めに三神を置かれておったらば、デッドムーンGXを使う他にドータクンを狩りつつブラックランスでダメージを与える手法もある故参考になされよ。


れんげきテンタクル、マッドパーティーなど:不利
サイドを複数取る方法がデッキに入っておらぬ故不利である。

ただし、オドリドリGXを使われようものならば五分程まで勝率が上昇致す。

勝ち方として1枚サイド→デッドムーンGX1枚サイド→ボスグリードクラッシュとなり、返しにきぜつせぬならば相手を詰ませることが可能じゃ。


インテレオンVmax:不利
雪道、モミ、キョダイウズマキ、何れも厳しき。

少ない不利対面の中で比較的母数が多いのはこのデッキの印象であろう。

先にサイドを取ってからインテレオンVmaxにデッドムーンGXを切ることで勝機が見出せるじゃろう。

上記はデッドムーンGXを使用した時点でサイド4枚を取っており、返しに倒されない前提故ボスを絡めるなどしたらばサイドを取り切れるぞよ。

他にも弱点の付けないVmax相手の共通戦術として、デッドムーンGXとボスあくのはどうを軸にたね狩りを行うものがあるでな。(モミが入っておらぬ構築の場合はVmaxに先殴り2パンルートが選択可能)

インテレオンVmaxを2体倒すのは至難の技故、主にこの二つの道筋が勝機であろう。

雪道が厳しい故、スタジアムやリセットホールはなるべく温存する必要があるでな。


その他立ち回りが知りたい対戦相手がおる場合は意見板や投書などあればお答え致す。


立ち回りまとめ

1:デッドムーンGXは先2ターン目の宣言を狙うぞよ。
難き折は何を倒してサイド6枚を取るかを考え、的確にボスを使用しつつサイドレースを進めて参る。

先2デッドムーンGXが決まらぬ試合であってもボスを絡め150,190などで攻撃する戦術もありじゃ。

其の際のボスの対象は進化元や基盤に対して使うのが有効であろう。

バトル場のポケモンが倒されぬよう、あるいはベンチをボス等で呼ばれエネルギーを失わぬようシャドーコネクションを使用して枚数をなるべく分散するように立ち回るのが重要じゃ。


2:相手の動き方次第、あるいは追加効果デッドムーンGXを温存せねばならぬ相手でなければ追加効果なしデッドムーンGXを宣言する場合もありけり。


3:不利対面はサイドレース、ダメージレースのいずれかが厳しい相手である。
ダメージレースに関しては一度限りでサイド3枚に変換可能故、残り3枚をより少ない手番、あるいは相手の急所になるポケモンを倒すなどして道筋を開くべきじゃ。

新弾後について

画像4

レドグリを使用せずともエネルギーを2枚加速することが可能となった。

故に序盤のサポートが固定でなくなり博士などを導入する選択肢が出てきおった。

レドグリを使用せぬ折にはマニューラを素で進化させる故プレシャスボールを増やす形を検討しておる。

ガラルファイヤーの採用枚数は2枚前後で考えておるが、増やせば増やすだけテンタクルに対して有利に立ち回れるのではないかと考えておる次第じゃ。
(サイド1枚取られておるだけで弱点込140点で応戦可能となり、相手のリソースが枯れやすくオドリドリを配置したくなるであろうとな)


結び

是は需要あったんじゃろうか。

同じ記事を2回書くのは異なる記事を2つ書くよりは楽と申せどそれなりに手間であった。

とはいえ楽しんでもらえたならば幸いじゃ!


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