見出し画像

節分合宿初日② 猿沢池〜春日大社の 節分万燈籠

興福寺の国宝館を出て、鬼追い式の整理券をもらいに行こうかとしたけど、その時間には早く、並んでた人たちを見て、一緒に行った友達がお寺の方に聞いてみたところ、整理券をもらわなくても鬼追い式は楽しめるとのことで、私の奈良ツアーは動いてばかりなので、ここは他の街では行かないけど奈良では行く!で有名な?猿沢池のスターバックスに行くことにした!

奈良のスタバはほんま良くて、近鉄奈良あたりを散策するには猿沢池のスタバは最高だ。

猿沢池

私は外で飲むのが好きなので猿沢池のベンチで飲もうかと思ったけど友達が寒いと言ったのでどうしようかと中に入ってみると、先に私がソイラテを頼んだのだけど、店の奥のスペースを見てみるとちょうど六人ほどが座れるソファスペースがぴったり空いていた!まるで予約したみたいでびっくり!

ここで写真について話したり自分のカメラのアプリを使って自撮りをする方法を勉強したりする。あ、今回もフォトクラブの仲間たちとの合宿なのでカメラは必須なのだ。

ひと段落して、興福寺まで行ってみるとまだ整理券を配っていたのでそれもちゃーんとゲット。何もかもうまく行くなあ!

整理券もかっこいい!

そしてまた奈良公園を横切ってこの日のメインイベントの一つ、春日大社 節分万燈籠へと進む。ちょうど始まりの6時ぐらいになり、大きな鳥居をくぐると参道沿いに灯りが灯されていて、最初は一つ一つが日本神話の有名な場面になっていた。切り絵のようなタッチでとても美しい。そのスペースをすぎると拝殿へとずっと続く石灯籠の火の光のみになっていき、最初は薄暗かったのに闇がどんどん深くなっていった。

タケミカヅチの登場の仕方が好きだw
もうすぐ出雲へ行くぞ!オオクニヌシ待っててね!

途中の社務所でかわいい提灯を買ってろうそくを入れてもらって進んでいく。そのなんとも言えない幻想的な雰囲気に満たされていった。

五百円を奉納したらろうそくを入れてくれる

春日大社の 節分万燈籠は全ての石灯籠と拝殿の中の釣燈籠に火が灯される日で、これはこの節分の日とお盆の8月15日の1年に2日しか行われない。

前に春日大社に行ったときに、この万燈籠を体験できる部屋があって、暗い中に釣燈籠が燈っていてとても幻想的だった。それを見て以来いつか行ってみたいと思っていたのが達成できてとても嬉しい。それも友達たちとみんなで来ることができて本当に良かった。

満月に近い月夜の晩に提灯を持ちながら少し童心に戻ったみたいな気分になる。朱色の拝殿も全ての釣り灯籠が輝いて何もかもが美しい。

拝殿を抜けるととっぷりと夜は暮れており石灯籠だけの参道を逆戻りしていくんだけど、全く電気の明かりの無いろうそくの炎だけの石灯籠はなんとも頼りなく、夜闇の怖さを思い知る。奈良という都会と言ってもいい町の中を少し進んだだけでこんなにも原始の闇が存在してることの不思議と偉大さを思う。奈良は本当に最高な町だ。


鳥居を抜けるとすぐに人工の光で照らされていてほっとする。闇は怖い事を思い出した貴重な経験だった。

23.2.3~節分合宿初日②


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?