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ナチュールワインとアート〜呑風景 PAYSAGES Á BOIRE Anthony Duchêne
時にはソムリエっぽい投稿も。。。
友達に誘ってもらってメディアピクニックの岩淵拓郎さんのコーディネートのワインの会に参加した。神戸の岡本にあるOAG Art Center Kobe。
呑風景 PAYSAGES Á BOIRE Anthony Duchêne
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面白そうだけど何をやるのかさっぱり分からなかった会だったんだけど、行ってみたら、自ら葡萄作りや醸造も手伝ったり自然派ワインになるよう研究したり、それを踏まえてエチケット(ワインのラベル)を描いたり、大きなオブジェも作ったりと、とても器用なマルセイユ在住のフランス人のアントニーが先生だった。しかし、私は自然派ワインに造詣がないので、やはりすぐに美味しい!って感じにはならない。地味深い味わいだ。
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スライドショー的に今までアントニーの作ってきたワインに関するARTや、自然派ワインの葡萄畑の様子などをスクリーンに映しながらアントニーのフランス語とナチュールワインの輸入業をやっているセラさんの通訳とを延々と聞きながら6種類のワインを楽しんだ。
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延々と、と上に書いたけど、これはいくらでも聞ける面白い話で、畑で学んだことがまたARTに戻っていくのが興味深い。
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これは農薬なしで葡萄を作れるようにと試行錯誤した時に、唐辛子の粉をまいたら害虫が来なくなったという体験を通してのワインのエチケット。
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他にも綿のパンツを葡萄畑に埋めさせてもらい、しばらくして(1年だったかな?)掘り返してパンツの傷んだことで土にはミミズがたくさんいて防虫剤や農薬は使われておらず栄養の行き届いた土であることを実証したという話もあった。
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こちらもワインのエチケットになったらしいけど日本にはそのエチケットのワインは持ってこれなかったみたい。
フランスでは自然派が浸透していない時に、日本人のインポーターが逸早く自然派を認めてたくさん買ってくれたとのことで、今やフランスよりも日本の方が多くの種類の自然派ワインを売っているというのも驚いた。今のナチュールワインブームってそういうことから始まったんやなあ、と納得。
こちらの会に参加する前に、もっとビオディナミ的な
ビオディナミとは、1924年にドイツの思想家ルドルフ・シュナイダーが提唱した、「自然な環境で土壌と植物を保全し、価値を与える取組み」といった考え方から設立された農法。
農薬と化学肥料を使用せず、宇宙や動物との調和などを重んじた有機栽培の一種です。
スピリチュアルな話を聞かされるのかな?と思ったけど全然そんなことがなかったのもよかった。
終わりぐらいになって、誰かがアントニーに日本酒はどうですか?飲まれますか?という話になり、私が日本酒の立ち飲みをしてるから、いつか来てくださいね〜、とく軽く言ってみたら、それなら行きますってことになってみんなで来てくれました。楽しんでくれて良かった。日本酒をフランス人のみんなはじゃんじゃん飲んでくれて、とても嬉しかったなあ。
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また、アントニーが日本に来日することがあったら参加してナチュールワインも勉強したいなあと思ったのでした。
24.4.21
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