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天野山 金剛寺と風の湯

南天苑を出る。寒いと天気予報で言ってたので厚着。この冬1番の厚着です。しかし、高野山と違って?河内長野はいい天気で気持ちよくて帽子はすぐ脱いだw
河内長野駅からバスに30分ほど乗る間に山を越え田舎道を行くと急にひらけたところがあり、そこに!壮麗な山門が見える。

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そこが女人高野とも呼ばれた天野山 金剛寺

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奈良時代に行基によって開かれ、空海が修行し、南北朝時代に南朝の拠点となったお寺。そして、ここも全く行くまで知らないお寺だったけど、朱塗の美しい気持ちの良いお寺。昔は塔頭が100以上あったらしいけど、今でも10以上は残ってるんではないかな。

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中でも大日如来含めての三体の国宝の仏さんが見事すぎてびっくりした。それも、講堂の小さい窓から覗く格好で見るようになっていて予測していた以上の美しさと規模に見惚れてしまった。河内長野に行ったら是非に見てほしい仏像だ。

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そして河内長野。行く前から予感はびんびんに感じてたのだが、楠公さんについて、南北朝について勉強し直した方がとても楽しめるのだが。。。、日本史弱い私はそこが私の足りなかったところ。歴女ならどんなにか楽しめるだろうと思う。そして高野山に行くなら空海は必須だわ。暖かくなったら、百舌鳥古墳群からの高野山をリベンジしようと思っているので、それまでに予習しようと心に誓おう。。。と、考えながら美しいお庭を見たり、後村上天皇が居られたというお部屋を見たりして金剛寺をゆっくり楽しむ。

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今まで、バスの旅に慣れてなかったので気がつかなかったけど、最近バスに乗れるようになってわかったことがある。田舎のバス旅をすると1時間に一本か二本のバスを待つために時間をゆっくり使え、余った時間はもう一度見たい物を見れたりしてなんかいい。車ならもっとさーーーっと見てたやろな、と思うところがある。しかし、帰りのバスの時間のあたりでは超びびっているのだけど。。。


金剛寺を後にし、バスに乗り、行きに確認していた日帰り温泉へ行く。金剛寺をTwitterで検索した時に、見知らぬFF外の人がオススメしていたコースだ。風の湯、という可愛らしい名前の施設に入る。

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なんと千円もしない入浴料。入ってみると!すごい気持ちいい!温泉もいいし、露天もいいし、サウナは三つあるし!ととのいスペースに使える座れる足湯で足ツボマッサージできるのもあった!そして露天風呂は、大きな源泉のお風呂とその横に一段上がったところに翡翠の湯と呼ばれるところがあって風呂が翡翠とのこと。ほんまかな?それがぬるめの水風呂になっていて良いお天気で最高。サウナもやり過ぎない熱さでよかった。旅のサイトよりTwitterを検索して見つけた呟きの方が確かな情報があるような気がする。感謝してその方に返信もした。

お風呂に2時間ほど滞在して出てみると、その隣はロードサイドによくある真ん中に大きな駐車場があり、ぐるりとファーストフードや電気屋、ユニクロっぽい店が取り囲んでいる場所。お腹がすいたのではっと見ると、でかい住吉造りみたいな店があって入ろうとしたんだけどそこは神座のラーメン屋だったのでやめて、普通の唐揚げの店に入ってチキン南蛮定食を食べてバスに乗って河内長野駅へ。そのまま南海電車で難波まで。


昨日のエモやんのことが忘れられず、なんばパークスの「南海ホークスメモリアルギャラリー」へ行く。ノムさんの南海時代のユニフォームが飾ってあっておじさんばかりだった。そして私は映画、「細雪」のエモやんがすごく好きです。

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次の旅はリベンジ高野山やなと思いながら床につく。もう宿は決めているのだ。

21.2.16

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