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信貴山 朝護孫子寺

朝8時の電車に乗って信貴山へ。阪神で西九条まで、JRに乗り換えて王寺駅まで缶の泡を飲みながら行った。王寺駅からは元ケーブルだったところをバスが走っていてそれで朝護孫子寺までのぼる。バスがうんうん唸りながら信貴山門バス停留所まで連れて行ってくれた。

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信貴山は、崇仏派の聖徳太子と蘇我氏が仏教反対の物部守屋と戦った時に、聖徳太子が祈ったら天に毘沙門天が現れて必勝法を伝授されて勝利した、それが寅年寅日寅時だったと言うことで寅がたくさんのお寺らしい。

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信貴山がしきさん、お寺が朝護孫子寺。どちらも私には読みにくて覚えにくい。しんきさんって言うてしまうし、ちょうごそん。。、?何やったっけってなるw


その信貴山には初めて行った。聖徳太子の物部氏の毘沙門天の話も日出処の天子でよく知ってたけど、それが信貴山のことだったとは行く前に予習するまで全く繋がってなかった。信貴山については私の人生の中でずっとノーマークだったのだ。

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↑毘沙門天は従者がムカデやから周りにムカデついてるらしい


行ってみると信貴山は体験型の山だった。

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普通お寺って山門があってその前に入山料を払って境内の地図付きのパンフをもらうのが多いじゃない?でもココはそれがなくて看板は出てるけど頂ける地図がない。もしかしたらあったのかもしれないけど探すことはできない。

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地図はスマホでは撮ってたけど↑、見にくいし、所々にある道標と勘で動いてたら、気がついたら一番高い空鉢護法堂に着いていたり、奥の院へは行けなかったり延々と心細く山の道を歩いていたり、と思ったら急に本堂についたり、何かに化かされてる?ぐらいの感じ。

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本堂で戒壇巡りっていう御堂の地下のほんまに真っ暗な道を壁に手をつけながら歩いて小さな明かりの中で守護神に祈るというのをしたり、宝物展で信貴山縁起が見れる!と思ったら複製やったり、先日、信貴山縁起を見て予習した空の鉢が飛んでいった空鉢護法堂が蛇の神さんなんでお酒と卵を奉納したり

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は、したけど、ありがたーい仏さんを見たわけではなくて山を登ったり降りたりトレーニングな山だったわ。秘仏のすごいのもあるんかもしれんけど、人間が作った仏とは思われない心に染み入ってくるような仏はなかったかな。関心させられる建築もなかった。そこは私には少し物足りないかなー。でも、信貴山の一番上の空鉢護法堂の裏側にいろんな神さんをコンパクトに集めた多くの末社があってなんか面白かった。世界の名所を小さくして集めた公園ってあるやん。あんな感じ!w

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そんな中で、開山堂の中に四国八十八箇所の本尊があってその全てを拝めるって言うへんちくりんなオブジェみたいなのはあったけど!二百円で88枚の紙のお札をもらって88箇所のお札入れの中に1枚づつ納めるというもので、心穏やかならびったり納められるってやつ!私は2枚足りなかった。。。

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さて、お寺を出て少し山をビールをバス停あたり、バンジージャンプの隣のお茶屋で飲んでからバスで王寺駅へと戻る。信貴山は生駒で奈良だけど大阪っぽいかなーと思ったわ。お寺について説明してくれる人が大阪人ぽくてすごいかまってくるし、山自体もテーマパークみたいやったな。他の奈良のお寺で感じる静けさが感じられなかったわ。せわしないねんな。。。でもこういう事も行ってみないとわからないしね。信貴山を深く知るにはもっと何度も足を運ばないと行けないのかもしれん。

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でも次は當麻寺へ行きたいなーともう思っている。。。。

21.5.30


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