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ボルボXC60リチャージの高速道路自動巡航に望むこと

高速道路などの巡航時に、先行する車と適切な車間距離を保って自動運転するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の進化には目覚ましいものがあります。

もちろんボルボにも採用されていて、優れていると思うのは、下り坂になった時に、設定速度からの「遊び」が設定されていること。例えば、60キロに設定して巡航している際に、下り坂になると、重力で少しずつ加速するのが自然の姿であり、私たちが体感して記憶している運転情報です。ところが、生真面目に60キロをキープしようとすると急にブレーキがかかる感じになり、気持ちが悪いのです。

そんな時、ボルボXC60リチャージは、61、62、63キロと、ゆるやかに加速した上で、回生ブレーキで発電しながら減速していく感じが自然のです。

愛車やレンタカーなどで、様々な車のACCを体験しているのですが、この自然さは初めてです。

ただし、一度、ちょっと怖い経験もしました。大きな橋を渡った後の下り坂で、いつものように制限速度を超えてゆるやかに加速したところで、前の信号が赤になったのです。本当なら、信号の変化も情報で取り込んで減速して欲しいところです。それはまだ難しいので、もうちょっと先の車の状況もセンサーで捕らえて減速できたら嬉しいと思います。

92ボルボXC60のクルーズコントロール

また、道路の制限速度の情報もキャッチしているので、それに応じて、ACCの速度も可変してほしいのです。

例えば、圏央道では、制限速度100キロで走っていても、対面交通になった瞬間、制限速度が70キロになって慌ててしまいます。こんな時には、設定速度を制限速度が変わる前に少しずつ下げていってくれるとありがたいです。

その減速の感じとかは人によって好みが違うでしょうから、各人が好む減速加減のカーブを事前に登録できれば、違和感を感じないでしょう。


もうひとつ欲を言えば、プラグインハイブリッド車ということもあり、なるべくエコ運転をしたいので、充電したバッテリーの残量がなくなった後は、なるべくエンジンがかからない速度に落として運転するモードを作って欲しいのです。


とは言え、この圏央道の対面区間を走ったことがある人はわかると思いますが、一車線なのに制限速度を超えてスピードを出して走っている車が多いのです。そんな時は、制限速度そのままだと後ろに渋滞ができてしまうかもしれません。

ところどころに用意された追い越し車線で、抜いてもらうにしても、良い塩梅で制限速度と前後の車との車間の塩梅を取る仕組みがほしいところです。

これは警察との調整や法律改正も必要だと思いますけれど...


#ボルボ #volvo #xc60 #ACC #クルーズコントロール

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