市民に愛される図書館_【教育視察レポート②】2019年/Finland編
2019年9月22日:ヘルシンキ中央図書館
2日目の午後はヘルシンキに移動し、まずは中央図書館 Oodi へ!
外観もインテリアも、いわゆる"図書館"と思うと驚いてしまいますが、『すべての人のために Oodi is for all of us.』というコンセプトを聞けば納得。
エントランスから上階に続くらせん階段の壁のアーティスト Otto Karvonenの作品は、「あらゆる人」を表しているそう。
2階は市民が気軽に使えるミーティングルームや、ファブラボができるような設備も揃ったラーニング&ワーキングスペース。
3階は本のフロア、その名もBook Heaven。カフェも併設されています。フィンランドの図書館は「シーーーン」としていることはなく、適度なざわつきの中で、本を読んだり作業したり、コーヒーを飲みながらおしゃべりしたりと、市民の憩いの場になっています。
市民参加型のデザインプロセスで作られたこの図書館が、オープン時を完成形とせず、今後どのように変化していくのかも楽しみです。
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