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☆満員御礼☆「自分で選ぶ」オープンスクール 【週刊新陽 #74】

8月27日(土)新陽高校でオープンスクールを開催しました!

数日前まで予報では雨マークが付いていましたが、当日は曇りときどき晴れと天気も味方し、大勢の中学生と保護者の方で賑わいました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!


自分の学びは自分で決める

学校祭の一般公開や部活動体験会を経て、いよいよ迎えたオープンスクール。新陽としては最大の入試イベントです(8月と10月の2回開催します)!

今回、当初設定した中学生300名(+保護者の方)の申込枠が期日前に埋まってしまったため、急遽募集キャパを拡大。全体説明会は体育館いっぱいに用意した椅子が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。

1年生の司会で始まった説明会。冒頭、校長挨拶では「なんのために高校に行きますか?」と問いかけたあと、「他の高校にはあるものがなくて、他の高校にないものがある」と新陽を紹介。

例えば、「定期テスト」や「見た目を規制する校則」はありません。一方あるものは、「eスポーツ研究」や「野外教育(アウトドアプログラム)」。

そして今年度から導入した単位制も新陽高校独自の仕組みがたくさんあります。「生徒の数だけ学びがある」というコンセプトのもと、一人ひとりが自分らしい学び方や興味関心に従って、自分の学びを自分で決められるように3年間をデザインしています。

新陽での学びについてはメンター長の植田先生が、学校行事と部活動は3年生の生徒2名が紹介。リハーサルの時から「情報量が多いかな?」「どうやったら新陽の特徴が伝わるかな?」とみんなで悩みながら決めた内容でしたが、中学生たちが真剣に聞いてくれて嬉しかったです!

最後に入試部長の志賀先生がパスポート制度や自己推薦特待制度など新陽独自のシステムについて説明し、全体会を終えました。

全体会の司会を務めたのは1年次の生徒。
緊張していたらしいですが
まったく感じない堂々とした進行でした!
行事や部活動紹介も生徒から。
さすが3年生はプレゼンにも余裕があります。

新陽のオープンスクールの特徴は、自分で選んだプログラムに参加できること。全体会に参加したあとは、それぞれ気になる会場へ移動します。

今回は・・・
・新陽生がする授業
・「学ぶってなに?」特別授業
・コンパス別授業
・アウトドアベース
など、新陽の「学び」をいろいろ体験できるブースを用意。

また、吹奏楽部やe-sports研究部の特別企画や、在校生&卒業生によるプレゼンなど、「新陽を知ってほしい!」という新陽生の想いがつまったコーナーもたくさんありました。

「新陽生がする授業!」
「コンパス別体験授業」

生徒も大活躍・SHINYOアンバサダー

昨年度からオープンスクールなど広報イベントで活躍してくれるのが「SHINYOアンバサダー」の生徒たち。

新陽には、生徒会の活動として委員会や部活動の他にワーキンググループ(WG)があります。生徒会執行部が委員会の枠を越えて活動したいプロジェクトを立ち上げ、生徒会担当教員がサポートし運用していくのがWG。その一つがSHINYOアンバサダーです。

今回も、受付・会場案内・各ブースでの補助・全体会や教室でのプレゼンなどなど大活躍でした!

みんな受け持ちの仕事をするだけでなく、中学生や保護者の方に声をかけたり質問に答えたり、おもてなし力がすばらしくて感心してしまいます。来場者アンケートでも「在校生が優しかった」「在校生が楽しそうだった」という声をたくさんいただきました。

受付の生徒たちの対応、大好評でした!
各ブースでしっかり仕事するアンバサダー。
アウトドアベースでも大活躍でした!
今回協力してくれたアンバサダー生徒たちと
入試部長の志賀先生、生徒会担当の細川先生。
卒業生もプレゼンしに来てくれました!
探究コースでお世話になった安齋先生&伊原先生と。

抜群の教職員チームワーク

こんなに複数のプログラムが同時で動いていたり、事前にお申し込みいただいているものの個々のプログラムには何名来るか分からなかったり、不確定要素も多く複雑な動きの多いオープンスクール。他の学校や大学ではどのように乗り切っているのでしょう・・・(知りたいものです)。

新陽では、この複雑なオペレーションを実現しているのが教職員全員のチームワークとデジタルツール

コミュニケーションセンター(CC)という校務分掌の中にある入試チームが全体を統括し、かなり前から入念な準備とシミュレーションが行われています。CCが担当する業務には広報や生徒会も含まれるため、入試と協力しやすくなっています。

全職員にはひと月前あたりから、全体計画がGoogleスプレッドシート等のファイルで共有され、日を追うごとに詳細がクリアになって伝えられていきます。

各パートにはリーダーが割り当てられ、前日や当日朝は担当ごとの最終確認に余念がありません。そして、計画通りにプログラムが円滑に進むよう入試チームが核となり各リーダーと連携をとっています。

でも、どんなに準備して打ち合わせしていても、当日になれば突発的なことが起きるのは当然のこと。それでもお互い助け合って臨機応変に問題に対処してくれるので、校長としてもいつも安心です。

ちなみに、直接の声がけだけでなくGoogleチャットも活用。全職員チャットやグループチャットは日常的に使っているため、デジタルとアナログを併用したコミュニケーションは新陽では当たり前です。

入試部長の志賀先生から全体への指示。
こんなふうに全職員チャットでやりとりします。
全てのプログラムが無事終了。
撤収作業も終わり、職員室でリフレクション。

第1回オープンスクールは、参加してくださった方々はもちろん、様々な連携企業など各所のご協力もいただき、無事終了することができました。

次回は10月29日(土)に開催します!ぜひまた多くの中学生と保護者の皆さまにお会いできたら嬉しいです。

※ 9月23日(金・祝)にはSHINYO FESもあります。こちらは中学生だけでなく広く学校を開放するお祭りなので、どなたでもご参加ください!
詳細は本校Webサイトにてお知らせしていきます。

【編集後記】
私自身、これまでの仕事やボランティアで様々なイベントの企画や運営に携わってきましたが、学校の先生のプロ顔負けの機動力や生徒の対応力には毎回感心します。そして入試イベントのように外に開く催し物の時に特に感じるのが、新陽の教職員や生徒のエンゲージメントの高さ。「仕事だから」「頼まれたから」ではなく主体的に取り組んでいる人が多いからこそ、参加した人たちにもそれが伝わって良いイベントになるんだなぁとあらためて感じます。

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