#003 楽譜の構成と様々な記号の種類

前回は「楽譜を読むこと」という内容で、楽譜から演奏するまでのステップを説明しました。

今回はその「楽譜」が、どのように構成されているのか?
楽譜の仕組みと、楽譜を構成する「記号」についての説明です。

【楽譜の基本的な構成】

一般的に五線に書いてある楽譜の書き方を「五線記譜法」と呼びます。
そして、その五線の上に様々な「記号」を置いていくことによって曲を楽譜にしていきます。

役割としては、「音部記号」や「拍子記号」、「小節線」、「音符」、「休符」、「調合」、「臨時記号」、「反復記号」で、おおよそのリズムや音程、曲全体の長さを表しています。
五線は左から右へ向かって、音楽が進んで行く「時間」を表し、音程が高いほど上に、低いほど下に音符を置くことにより、五線の上下で音の高さを表します。
それに加えて、「演奏記号」と呼ばれる、「発想記号」、「強弱記号」、「速度記号」、「アーティキュレーション記号」などの記号でより細かい表現を指示しています。
演奏記号には、文字で表される記号(標語)と、マーク、シンボルによる記号があります。

【記号は明快に理解できるものと解釈が難しいもの二つに別れている】

楽譜の構成について説明しましたが、ここからが重要です。
実はこの「記号」、大きく分けて非常に明解に理解できるものと、解釈が難しいものの二つに分かれています。

音部記号や拍子記号、音符、休符、調合、臨時記号、反復記号は実に決まり事が明確で理解しやすいのに対し、「演奏記号」は、楽典や専門書、洋書を見ても、そのほとんどが抽象的な表現になっているので、言葉の意味は何となくわかっても、実際に具体的にどのように演奏したら良いのか意外と整理がでず、漠然と雰囲気で何となく演奏してしまいがちになってしまいます。

楽譜に書いてある記号をどのように演奏したら良いか整理して、それを正確に演奏することで、音の表現のバリエーションは格段に広がり、より緻密に演奏することができるのです。
「記号の理解」がとても重要なのです。

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指揮者&オーケストラプロデューサー。クラシックから、オペラ、ポップス、映画音楽はじめ、様々なジャンルのオーケストラを独自のスタイルで活動を展開する。また、クラシックの音楽を中心に「演奏法」ついて研究している。 https://www.okumuranobuki.com/
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