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雷が落ちたホットケーキのお話

小雨のなか
ひしひしと頭の中で巡るのは
つぶあんが食べたい

つぶあんは世界を救うと
本気で思っている若干26歳

目的地もなく
彷徨っているときに限って
出会えるものだ


ここは間違いないと確信した
看板でその店の良し悪しがわかることは
たまにあるが
ここはそれに当たる
激しく当たる


つい5分前まで
つぶあんに支配されていたことは
もう遠い過去

が、しかし
引き寄せられたのは
やはりつぶあん

こんなに美しい
上から目線はそうそうない

あんバターほど
ワクワクするものもそうそうない

総厚はハンバーガーに匹敵してる
時点で完敗

ジュワーって
噛んで弾力が心地良すぎて
もうあんことバターの追い討ちが
来る頃にはgood night

あんこは世界を救う

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