見出し画像

ギター歴20年目が選ぶ【メトロノーム】

シンガーソングライターの廣野ノブユキです!
前回の【ピック】記事に生徒さんから反響があり
早速次のリクエストを頂きました。
練習ですぐに使える、基本にして最終地点でもある【メトロノーム】について、ギター歴18年目くんの所感をお伝えします!

無料でも使えるものは多い

昨今はスマホアプリでも音楽が作れる時代になり、それに伴って周辺機器(チューナーなど)のアプリ化も大きく発展しました。

一つ一つ見ていけば違いはありますが、デジタルネイティブ世代の方にはそのような「無料アプリ」を活用することで、普通のメトロノームに引けを取らず練習に導入頂けると思います。

ちなみにいくつかのメトロノームアプリを使ってきた僕が現在選んで使っているのはこちら。

7.7万件の評価数において☆4.6という驚異的な数字
使い勝手も良く、視認性も申し分ないです。
しかも無料です。最高です。
特にこの子が優れているのは

*タップテンポに対応している
 →テンポがわからなくても
  画面を2回以上タップしたその間隔により
  テンポが自動計算される機能

*様々な音価を選択可能
 →通常の4/4拍子以外にも
  8ビートの基本ドラムパターンなども選べ
  より実践的な練習が可能

*背景の色を変えたりクリック音が変えられる
 →個人的に嬉しいところ。
  好みの色や音にカスタマイズできると
  モチベーション維持に一役買ってくれます。

アナログのメリットはそれでも大きい

とはいえ、アプリではなく機器を持つことのメリットは今でも確かに存在します。僕が感じるその理由は、おおよそ下記の通りです。

*練習時スマホで音楽を流しているため
 →物理的にスマホが空いておりません。笑
  レッスン中は大きな時計を表示させていたり
  ボイスメモを回しながらとか諸々…。

*小型のものだと置き場所を選ばず使える
 →胸ポケットに入れたりして使うのもあり!
  あと単純に音がスマホスピーカーより
  パキッとしているものが多い(個人の感想)ので
  耳に届きやすい気がする。

*スタジオのミキサーに繋ぐ際に便利
 →誰かと一緒にスタジオに入る際には
  スマホを別の用途で使っていたり
  そもそも接続端子が用意されていなかったり
  するので1つ持っていると助かる。

さまざまなタイプを使ってきましたが、厳選してオススメできるものだけご紹介します。

↑安定のKORG製。高校時代(バンド少年)には必ずどこ行くにも一緒でした。何個か使ったなぁ。
チューナーも付いてるのが地味に便利。

↑今僕が使っているものの後継品です。ボタンが少なくて操作が簡単だし、なにより軽いのが良いです。
視認性も問題なく、誰でもすぐに使えると思います。

↑数年前から気になっていて、セールのたんびにインスタ広告に躍り出てくるこの子。振動(パルス信号)でテンポを腕に伝えてくれるので、体で直接リズムを感じることができる代物です。スタジオの中などガシャガシャ別の音が鳴っている場所でもリズムを感じられたり、静かな場所でも使える。

メトロノームを聴きながら通勤するくらいメトロノームの音が好きな僕(やばいやつ)は、これを手に入れたら無限にリズムトレーニングをしてしまいそうで迂闊にポチれません…。

そんな僕は高校時代、うちわを使ってリズムの鬼になるための鍛錬をしていました(インタビューなどで紹介している「うちわトレーニング」。僕のプレイスタイルの礎になっていると思います笑)。

デジタルもアナログも両方持つのが良い

こんな感じでそれぞれ良い部分があります。
僕は50:50くらいの割合で使い分けているので
僕から提案したいのは「両方持ってみては?」ということ。滅多に壊れないので1個買うとそれこそ10年とかザラです。そう考えたら¥2,000〜3,000の投資はアリかなと思っています。

まとめ

ギターを教えていて、最初は初心者レベルだった方も中級者レベルになってきて「必要になってくる知識」や「必要な練習方法」が変わってくるんですよね。
そこでブレイクスルーになるのが「リズム」です。一番成長を感じてもらえるし、一度覚えるともう忘れません。忘れたくても勝手に反応してしまうようになります。

楽器をされる方だと、しばしば「グルーヴ」や「ハネ」というような言葉を耳にするかもしれません。それらは全て【応用】のフェイズにあたり、【基本】のイーブンな(均等な)拍子感を当たり前にキープできることが前提のお話。

基本にして最終地点、リズムの母ともいえるこの「メトロノーム」は次の扉を開くためのカギになり得る、地味だけど役に立つツールです。
どこかの機会で購入を検討されてみては💁🏻‍♂️

良いギタリストライフのお役に立てれば幸いです^^

オンラインレッスンをしています

ギター/ボーカル/ソングライティング/DTMのオンラインレッスンを受け付けています。体験レッスンもご要望に応じて承りますので、ご興味ある方はLINEにてご連絡ください。

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いします!音楽活動費用に充てさせて頂きます!