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M-1グランプリ2022を改めて見て、素人が感想を書いてみただけの話

 どうも、のぶぶです。

 M-1グランプリ見た?

 2022年12月18日(日)にテレビで放送されてたやつです。放送中にも関わらず、Youtube上にネタがアップロードされるというスピード感が凄まじい公式。良い時代になったものです。なので、改めて見直してみようかなと思います。
 個人的な採点も形としてやってますが、あまりネタを見てきていない、バラエティ番組好きの一般素人の採点なので大目に見てください。今までに見た、ネタが好きな芸人さんはアンジャッシュ、さまぁ〜ず、霜降り明星とかです。

Youtubeにアップロードされていた動画は非公開となっていたので、一通り記事から削除しました。


ファーストラウンド

1.カベポスター

 トップバッターという状況の中、安定した漫才を披露してくれた。M-1でのトップバッターという状況もネタに取り入れながら進めるアドリブっぷりは流石。大きな笑いのポイントが少なかったのが残念。面白い。

のぶぶ採点:88点

2.真空ジェシカ

 去年のM-1から好きになったコンビ。個人的にツボのボケとツッコミだらけで終始面白い。「俺でなきゃ見逃しちゃうね」といった漫画ネタを入れ込んでくるところにブレない精神を感じる。優勝してもらいたいコンビではあるものの、人を選ぶコンビではあることとオチが弱い感じがあるので点数は妥当か。面白い。

のぶぶ採点:96点

3.オズワルド

 2021年のM-1でも頭角を現していた優勝候補の1組。予想外の敗退からの敗者復活枠での登場。敗者復活戦でやっていたネタを少しアレンジした形。畠中の突拍子のないぶっ飛んだ世界観から伊藤の力強いツッコミが強烈。終始安定した漫才で、安心感すらある。思ったよりも点数は伸び悩んで、大会の難しさを感じる。面白い。

のぶぶ採点:90点

4.ロングコートダディ

 前回のM-1ファイナリスト。舞台を縦に使うという斬新さ。マラソンを題材にして、様々なキャラクターをこれでもかと投入し、笑いのラッシュをぶっ放す。スタイルとしてはダブルボケで、笑い飯を彷彿とさせる。それぞれのキャラクターの独特っぷりと言葉選びがセンスに溢れてる。オチもキレイ。面白い。

のぶぶ採点:95点

5.さや香

 リアルタイムで見てたときにもかなり笑ったネタ。「漫才」を見たというような満足感があるまともなことを言っているようでズレたことを言い続ける展開から、突然の気づき。勢いとディスりもありつつ、納得の高得点。「高齢でエロい」ということが審査員にも刺さってて、それも面白かった。面白い。

のぶぶ採点:97点

6.男性ブランコ

 KOCキング・オブ・コント2021準優勝という実績を持つコンビ。「音符運搬」という架空の職業から独特な世界観を上手く構築していくのはコントで培った技術か。フォルテッシモのとこの「お前……」が良すぎる。面白い。

のぶぶ採点:91点

7.ダイヤモンド

 「無賃乗車」「無農薬野菜」といった言葉を、逆に「有賃乗車」「農薬野菜」とわざわざ言うしつこい始まりから、言葉の奇妙さを上手く面白おかしく仕立て上げたネタ。演説のような立ち回りからの囁くような追撃が良い。安定して面白いが、「もね」のくだりがあまり刺さってなかったのが残念。面白い。

のぶぶ採点:89点

8.ヨネダ2000

 女性コンビとしては2009年の第9回大会のハリセンボン以来の決勝戦進出。「漫才か漫才じゃないか」論争が起こりそうなアクロバットなネタ。放送後からネット上では「異常なレベルのリズム感」ということが話題に。アナザーアナザーストーリーでは、一定のリズムを聞き続けるという練習をしており、徹底的に刻まれたものだったのだなと驚かされた。DA PUMPの「if…」のくだりがめちゃくちゃ良いここから餅のネタに行き着いたのではないのかとさえ思う。面白い。

のぶぶ採点:89点

9.キュウ

 以前にテレビでネタを見てから期待をしていたコンビ。謎掛けのような日本語の面白さに焦点を当てたネタ。傾向としてはダイヤモンドと若干かぶり気味か。ツッコミ側が徐々に楽しくなっていく様が良い。2本目に強いネタを温存していたのか、出順のタイミングの悪さとパンチ力が弱めだったのが残念。面白い。

のぶぶ採点:90点

10.ウエストランド

 井口のしゃべりの強さは数々のバラエティ番組で発揮されていたのですが、それがM-1という大舞台でも大いに輝いていた。終始展開される毒舌っぷりは、最初にコンビ紹介で言っていた「井口の爆発」、まさにそのものだった。審査員の立川志らくは「今の時代は人を傷つけてはいけない時代。人を傷つけまくるネタをするあなた方がスターになってくれれば時代が変わる」と評しており、他の出場者とは特にネタの種類が異質だったため、強烈なインパクトを残した。おそらく、出順も完璧だった。面白い。

のぶぶ採点:91点

ファーストラウンド点数まとめ

 のぶぶ採点を含めても順位は変わらず。正直、真空ジェシカとキュウに期待をしていたので、上位3組に残れなくて落胆していた。放送当日はさや香がかなり良さ気だったので、最終決戦でコケないことを祈っていた

最終決戦

1.ウエストランド

 ファーストラウンドから連続してのネタ披露。ファーストラウンドと同じ方向性のネタで、勢いに上手く乗って会場をウエストランドの空気にした感じがある。同業者も含めて、あらゆる方向に牙を剥き、おおっぴらに言えないような言葉のナイフを上手に笑いに昇華している。アナザーストーリーへの振りも見事。面白い。

2.ロングコートダディ

 ネタの展開的には、M-1グランプリ2021の「肉うどん」と似た傾向か。堂前のコミカルな動き、決めポーズ、オチ、どれも完成度が高い。細かなボケや身近な出来事を題材としていて、ロングコートダディらしさを持ちながらもかなり万人受けするようなネタ。面白い。

3.さや香

 「男女の友情は成立するか」という多くの人が一度は耳にしたことがあるような議論を題材としたネタ。「お前だろ!」の言い方、勝手に名前を決めつけて叫ぶという勢い。後半から一気に流れが変わって立場が逆転、前段のモヒカンのくだりを上手く使った流れがキレイ。ファーストラウンドから引き続き、充実感のあるネタ。ただ、下ネタ要素が足を引っ張ったか。面白い。

最終決戦結果まとめ

 結果としては圧倒的ウエストランドで終了。やはりファーストラウンドからの流れ、志らくコメントで場の空気がウエストランド色になっていたところが勝因だろうか最終決戦でトップバッターを務めて優勝したのは中川家、アンタッチャブル、とろサーモンの3組のみであるため、どのコンビも避けたかったところだと思うが、ウエストランドの勢いを止める必要があったのかもしれない。まぁ、たらればですが。それにしても、ここまで偏るとは思わなかった。素晴らしい。

あとがき

 M-1が終わってから1週間後くらいに公開しようと思ってたけど、うまくまとまってなかったのでこんなタイミングに。改めてウエストランド、おめでとうございます。「お笑い」というものは子供でもできることではあるが、極めるのは本当に難しい世界。私も子供の頃にお笑い芸人に憧れた人間の1人。M-1に参加した7261組の芸人さんたち、本当にお疲れ様でした

 それでは。

 おわり。

前回までのM-1グランプリを見るならAmazonPrimeVideoへ!

 AmazonPrimeVideoではバラエティ番組やネタライブなどのお笑い系のコンテンツが結構多めなのですが、M-1グランプリもしっかりと配信してくれています。サムネイルがネタバレ全開という仕様ですが、そこは目をつぶって貰えれば……

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