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【ぶた音】毎月新曲を聴く!【2023年7月号】

 どうも、のぶぶです。

 今月の【ぶたおん】のお時間です。毎週公開している「一週間日記」のリニューアルを行った関係で、こっちもちょっとだけスタイルをいじってますとりあえずタイトルとヘッダーをリニューアルしてみましたが、内容には変わりないので、引き続きどうぞよろしく。

▲今までの音楽紹介記事をまとめたマガジン



プレイリスト


1️⃣:白米 / SUSHIBOYS

 2人組ラップグループ・SUSHIBOYSスシボーイズの楽曲。「白米」という曲名に負けないくらい歌詞には米の要素が含まれている。おふざけのような歌詞だが、リズムよく韻を踏んでいる。トラックはエレクトロっぽさのある心地よいメロディになっており、SUSHIBOYSのオートチューンのような怒涛のラップを上手く引き立たせているスピード感があって、かなりかっこいいのに歌詞はシンプルに「白米」についてまくし立てているというギャップがもう最高。4月にリリースされた『木にしない』もふざけたMV、ふざけた歌詞にも関わらずかなりかっこいいのでおすすめ。良い。

感じてる寂しさも 噛み締める酸いも甘いも
あきたこまち この街とその街 繋げてる灯 光るrice


2️⃣:8月31日 / クレナズム

 ロックバンド・クレナズムの楽曲。先月に紹介した夏の3部作の3作目が本楽曲。さわやかな楽曲が得意なバンドだが、前作に引き続き少し斜めの視点から「夏」というテーマに向き合っている。それは「夏休みの宿題を大量に残したまま迎えた8月31日」。現実を目の前にしながら、「まだ夏よ終わらないでくれ」と懇願する様は共感を覚える人が多いのではないだろうか。ボーカルの萌映もえの声が切なさや青春感を出すのが上手でズルい。良い。

8月末夏の終わりに
思い出した あいつのことを
部屋の隅で散乱してる
見ないふりを繰り返した


3️⃣:six feet under / Mori Calliope

 ホロライブに所属するバーチャルYoutuber・Mori カリオペCalliopeの楽曲。英語圏を中心に活動する部門である「ホロライブEnglish」のメンバーでもあるということもあり、英語が非常に堪能。恥ずかしながらVTuber方面には明るくないので詳しくは語れないが、この曲を聴くだけですごさがわかる。作曲凛として時雨TKで、作詞はTKとMori Calliopeの共作となっている。曲の出だしから「凛として時雨感」がバキバキに出ているのだが、声質が完璧にマッチしており、最強の組み合わせすぎると言わざるを得ない。終盤にはスキャットマン・ジョンを彷彿とさせるような圧巻の歌唱があり、聴きごたえがある。良い。


4️⃣:ゴールデンレイ / 三月のパンタシア

 様々なクリエイターが参加して作品を作り上げるという特殊なグループ・三月のパンタシアの楽曲。アニメ『ライザのアトリエ』のOP曲ということで、非常にさわやかな楽曲に仕上がっている。作詞作曲はボカロPでもあるはるまきごはん。曲の始まりのピアノからグッと心を鷲掴みにされた。全体的に民族音楽的な雰囲気もあり、アニメのファンタジーだったり、冒険だったりといった要素ともマッチした青春感もあるキレイな曲。本楽曲は「」をモチーフとした楽曲で、MVでは自分の心臓から未来へ伸びる光に気付くまでの物語を描いているんだとか。良い。

止まらないで行こう 光る方へ行こう
僕らは戻れない 手を握ってゴールデンレイ

▲ボカロバージョンも公開されてるよ


5️⃣:スカフィンのうた / 中村佳穂

 シンガーソングライター・中村なかむら 佳穂かほが『ポカリスエット』のCMソングとして書き下ろした楽曲。「スカフィン」とは「瓶が繰り返し使用されることで、刻印されていく線のこと」らしい。リサイクルされていることの証という感じだろうか。歌詞はまさにスカフィンが刻まれていく過程を示すように、世界中で巡り巡って輪廻転生をしているような世界観。『おかあさんといっしょ』で流れてそうな切り絵ストップモーションのMVは童謡のようだが、不安定でふわふわと移り変わりの激しいメロディに低音のベースラインが差し込まれ、最後にはイントロ部分と同じメロディに戻ってくるというテーマにも合わせているようなエグい展開が詰め込まれた2分30秒となっている。良い。

全てが廻る その中で分かる
僕らはずっとずっと未来の子供たち


6️⃣:アピールタイム / 若手芸人HIPHOP同好会

 Spotify未配信番外編。本当に無名な若手芸人が集まって結成している若手芸人HIPHOP同好会の楽曲。お笑い芸人は結構好きなんだけど、マジで知らない人しかいない。ただ、各々のラップスキルは非常に高い。サビのようなHookフックはなく、「アピールタイム」という曲名の通りに自分たちをアピールするVerseヴァースのみで構成されているような感じ。ビートもめちゃくちゃかっこよく、映像もVHSのような雰囲気で最高。本当に全Verse好きなんだけど、個人的にはやはりピュート村田が一番かもしれない。良い。


7️⃣:エリーともも ver20230707 / AXVXA

 Spotify未配信番外編。お友達でもあるcanavisカナビスの楽曲。AXVXAアヴァアンビエント系の音楽活動の際に使う名義だそうだ。朝5時に急に聞いたのに即答してくれたナイスガイただ単に「お友達だから」というわけでここに書いているわけではない。アンビエント系は割と好きだったりするのですが、このメインビジュアルの「ガイコツと並んで笑顔でピースする少女」とピアノを基調とした静かな曲という組み合わせがかなり刺さって、繰り返し聴いてしまっている。1年前に公開した曲を作り直したとのことだが、ベースは同じでもこんなに印象が変わるんだなというくらい別の曲として楽しめた。良い。


あとがき

 以上、5曲+αを紹介させていただきました。プレイリストに含まれている曲数としては2021年の頃と同等くらいに多くなっていて、心の健康を取り戻してる感ある。紹介したい曲は他にもたくさんあったのですが、冗長的になっちゃいそうなのでこのくらいにさせてもらう。来月もこんな感じで良ければいいな(希望)。

 それでは。

 おわり。

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のぶぶ
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