見出し画像

【ぶた音】毎月新曲を聴く!【2024年3月号】

 どうも、のぶぶです。

 今月の【ぶたおん】のお時間です。4月の一週が終わり、新生活に希望を持つ人や絶望する人も多い時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。あまり人様に何かを言えるような立派な人間ではないので、特にアドバイスとかは無いです。とりあえず、良い曲を聴いて落ち着いて、どうぞ

▲今までの音楽紹介記事をまとめたマガジン



プレイリスト


1️⃣:たまものまえ / 水曜日のカンパネラ

 気づいたらメインボーカルが変わって3年半くらい経っている水曜日のカンパネラ。ものすごくキャッチーで、詩羽うたはの天真爛漫さがハッキリと伝わる。間奏のメロディが天才的に気持ちよくて、ケンモチヒデフミが本当にすごすぎる。曲名は、そのまま妖狐の「玉藻前たまものまえ」をモデルにしており、狐要素もふんだんに盛り込んだ、遊び心のある歌詞も見事。良い。


2️⃣:愛スティル / 岡村和義

 岡村靖幸斉藤和義によるユニット「岡村和義」の楽曲で、2024年1月から5ヶ月連続配信リリースの第3弾。ソロアーティストとして30年以上の経験を持ち、それぞれファンを魅了し、しっかりとした実力を持った2人の夢のような組み合わせ。正直、自分はどちらも過去の曲をあまり聴いたことなかったし、そんなに刺さることもなかったのだが、この曲は切なさもあるミドルテンポの曲で、サビの入りがかなり良くて一気に引き込まれた。歌詞は未練タラタラで過去に思いを馳せる男性と、未練なく男との関係を精算しているかのような女性という真逆な2人を描いている。正直、男のほうがキショい感ある。曲は良い。


3️⃣:絶絶絶絶対聖域 / ano feat. 幾田りら

 劇場版アニメ『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の前章の主題歌として、ano幾田りら(YOASOBI)とのコラボ楽曲。作曲は凛として時雨TKを迎え、シャウトが多めのバキバキのロックとなっている。中盤は一転メロディアスなメロディになっており、ギャップも含めてめちゃくちゃに好き。贅沢過ぎるコラボで、4分に満たない楽曲が本当に口惜しい。もっと聴いていたい。そういやTKの名義が「TK from 凛として時雨」じゃないのって、なんか変わったんかね。まぁ、いいか。良い。

革命前夜はあいつのキモいとこ言おう
ドラマチックなんて似合わないから
あげる僕の絶対聖域を もう怖くないよ
無防備でもボロボロでも美しいから



4️⃣:ねえ聞いて / 4s4ki

 4s4kiあさきによる、どストレートなラブソング。アップテンポで、ノリノリの楽曲も強いが、こういうバラードチックなスローテンポでも4s4kiらしさを十分に発揮してくれる。個人的には最初に好きになったのが『クロニクル』なので、この曲や『0h G0D!!』なんかがかなり好み。4s4ki自身が「病み系」な雰囲気で、すごく難しいバランスの中、いつ崩れてもおかしくなさそうな儚さを感じるので、すごく頑張って自分たちに曲を届けてくれているというのを歌声から勝手に想像して感動してしまう。最近では体調を崩して緊急入院していたとかという話もあり、2023年からかなり多忙を極めていたことも影響していそうだなと思ってる。これだけの才能のある若者は、大事に大事にしていただきたい。良い。


5️⃣:恋におちたら feat. 空音 & ☆Taku Takahashi (m-flo) / 鈴木愛理

 Crystalクリスタル Kayケイの『恋におちたら』を、令和の恋愛観を取り込んでリミックスカバーしたもの。元℃-uteキュート鈴木愛理はすっかりとソロアーティストとしてしっかりと羽ばたいている。結構こういうラップが組み込まれたリミックスって結構好きで、おそらくKICK THE CAN CREWの『クリスマス・イブ Rap』とかCHEMISTRYの『Point of No Return(ケツメイシのremix。)』あたりがかなり影響を与えてる。他にもいっぱいあるけど。原曲の圧倒的な歌唱力に負けないカバーになっていて、どちらも魅力的な楽曲に仕上がっている。良い。


6️⃣:Decadance / Hakubi

 Hakubiは本当に毎回ツボにハマるような曲を提供してくれる。イントロのギターの音から一気に引き込まれた。全然違うとは思うけど、個人的にはACIDMANっぽさも感じるバンドの音が本当に良い。以前までにあまりなかったラップ調のパートもHakubiらしさをしっかりと残しながら上手く良いものを取り入れており、違和感が全く無い。もっともっと売れていって欲しい。良い。


7️⃣:はるばらぱれ / 粗品

 持ち前の絶対音感を武器に、アーティストとしても活動しているお笑い芸人・粗品の楽曲。4月17日にリリースされる1stアルバム『星彩せいさい大義たいぎのアリア』の先行配信楽曲で、自身の家族のことを歌ったもの。ファンなら聞いたことがあるエピソードも盛り込まれており、MVを見ていると胸が締め付けられるような感覚に陥る。「ギャンブル狂」として有名ではあるけど、芯にはしっかりと「愛」もあることがわかる曲だ。ちなみにMVの絵はドラムの岸波藍が描いている。本人によるMVの解説動画も上がっているので、気になった方は是非ご覧ください。良い。


あとがき

 以上、7曲を紹介させていただきました。どれを挙げるか毎度のこと悩むね。割りかしサボっていたけども、良い曲が多くて助かる。リモートワークがなくなって辛いけど、僕も頑張るのでみんなも頑張ろう

 それでは。

 おわり。


あなたが私をサポートすると、私はあなたからサポートされることができます。