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先日、テレビでやっていましたが、難病と闘って来た、少年の物語です。難病の炎症を抑えるための、大量のステイロイドを投与されました。

希少難病・高IgD症候群との20年の闘い…コロナで退職も新たな道へhttps://news.mynavi.jp/article/20211128-2205703/

結果、ステロイドの副作用である、成長障害がおき、身長は19歳で112cmしかありません。ステロイド薬を用いると、体内のグルココルチコイドという成分が過剰になり、成長ホルモンやインスリン様成長因子の発生を妨げます。

これが完璧にデザインされた人体の仕組みを、人間が部分的にいじってしまうことのわかりやすい弊害です。今の医療の方向性は、部分最適です。対症療法の症状だけを出なくするために、部分だけをいじります。

当然必要があってそうデザインされているシステムを人為的に無理に変更する訳ですから、全体としてはバランスが狂います。これが副作用と呼ばれています。

副作用という常識に誤魔化されていますが、薬は副作用があるのが当たり前ではありません。このシステムを邪魔しない処方をすると、副作用は起きなません。病気はあくまでも、元々の完璧なデザインに不具合が起きているだけですので、第一の治療は、その不具合をみつけて、元々の完璧なシステムに戻してあげるということでないといけません。

部分をいじったら全体が崩れます。現代医療は全体最適は見て見ぬふりをしています。ガンが小さくなれば、全体がどんだけ弱っても良いという世界です。

この方向性では医療の進化はないでしょう。細胞1つ作れない人類が、システムをいじってはいけません。あくまでもサポートに徹するという、謙虚な姿勢が大切なのです。

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