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今日は、こんな本から、人生には「運動の法則」が作用している、という話です。

運動の第一法則とは、慣性の法則として知られる、
「物体は正味の力がその物体に働かない限り、静止状態であればその静止状態を続け、運動中であればある一定速度でその運動を続ける」という物理法則です。

これが、人の人生にそのまま当てはまると思います。
人は、人生において、よっぽどの横方向からの力を受けない限り、同じような行動や考え方をとり続けるのです。

自分勝手な悪い行いをしていた人が、とつぜん翌日から、良い行いをし出すということはありません。
ウソをつく人は、ずっとウソを付き続けます。

特定の運動状態は、運動の第一法則に基づき、ずっと同じ方向に続いていくのです。

魂をえぐるような気付きがあって、考えを改め直して、生き方を変えようと強い決断を行うことで、横方向の強い力を働かせることができます。

ただ、そこまでできるのはほんの一握り。
人間界でだまされないようにするには、「他人はつねに同じ行動を取り続ける」という認識から入って、間違えることは少ないでしょう。

それでも、人は常に魂を成長させたいと思って生きています。思った以上に方向性が変わらない魂の軌道を修正するために、たくさんの経験をし、たくさんの反省をし、たくさんの決断をして、0.1度ずつでも、魂のベクトルを良き方向に変えていくのが我々の「魂の目的」です。

修正した魂のベクトルは、来世以降にも持ち越せます。
お金稼ぎに精を出すのも楽しみとしては良いですが、世界がもっと魂磨きにも精を出して欲しいものです。



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