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この写真の彼は10歳くらいに見えます。肌ももちもち柔らかく、声変わりもしていません。ただ実際は26歳ということです。

病名が好きな人類はこれに、「ハイランダー症候群」と名付けています。

このシン・ヒョミョンさんのことからも、老化から死に至るというのは、遺伝子なりでプログラミングされていることなんだなということがわかります。物理的にそれ以上の長寿が不可能なのではなく、必要だからそうなっているということです。

「死は生命最大の発明」とかつてスティーブ・ジョブズは言いました。確かに、死がなかったらこの世は大変です。あっという間に、地球は人で満タンになってしまいます。

古い人が死んでいくことで、人類の肉体も考え方もどんどん進化していきます(退化している部分もあるかもしれません)。また終わりがある程度見えていることで、私たちは太く生きようって思えます。

いまから急に、「寿命が1000年になりました」となったとき、私たちは何を考え、何をし出すでしょうか?!

60年くらいで老後に入るから、それくらいは持ちそうなマイホームを買ったり、そんなに働きたくない会社で我慢して働いたりしている人も多いでしょう。年金制度も崩壊し、結婚も1000年添い遂げることになります。100歳くらいで死ぬのは、いまでいう小学生くらいで死ぬくらいのインパクトになります。

でも実際に、人類で死を意識してしっかり今を生きようとしている人はわずかに思えます。80年というのが微妙に見通せないくらい長いんでしょうか。

「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ。」という言葉があるように、死を怖がるのではなく、ポジティブに意識をしながら、今を精一杯生きていきたいものです!

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