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最近、「法律に触れなければ何をやっても良い」という風潮も出てきていますが、これは、法律というものを理解していない証拠です。

大昔には、法律なんて存在しませんでした。
そこにあるのは道徳法のみ。

「人の物を盗ったらだめだよね~」
「人を傷つけたら良くないよね~」

という道徳が存在していただけです。ただ社会が大きくなり、人々の目が行き届かなくなり、道徳だけでは、社会を維持していくのが困難になってきます。

だったら、それを誰でもわかるように文章にして、罰則なども設けようってなったのが、現在の法律です。

道徳の全てを、文章にすることは無理ですし、全てが法律になったらそれはそれで窮屈な社会です。

だから、すべてのことが法律になっているわけではありません。ただ根底に流れているのは、「道徳的に正しいことをしていきましょう」という精神です。

だから「法律に違反していなければ何をしても良い」という風潮は本末転倒です。

世の中には、法律では裁かれない、殺人的な行為なんかもよく見られます。

製薬メーカーがその危険性を隠ぺいして、新薬をばらまいて人が死のうとも、殺人罪にはなりません。

身体に害しかないような食品を、市場にばらまいても、傷害罪にはなりません。

何の効果もないサプリを、市場で売りまくっても、詐欺罪にはなりません。

法律は抜け漏れが多くて、すべてを裁くことなんてできないということです。だから、私たち市民は、各々が持っている道徳感でもって生きるしかないのです。

一見、法の抜け穴をついて儲けたりする人が、ずるく思えるかも知れませんが、安心してください。人間は、地球上の法律より上位概念の「宇宙の法」によって裁かれることになります。

正確に言うと、宇宙には善悪はないのですが、したことは必ず自分に返るという「カルマの法則」によって支配されています。

自分がやったことは、すべて今世か来世以降に、必ず自分に返ってきます。この法則から、逃れることは不可能です。

だから、本来は人間が裁く必要なんてないんですね。カルマの法則のお蔭で、人は愛を学び、魂を成長させていくのです。




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