800年前に産まれたばかりの赤ちゃんに、”愛を与えない”実験をした人がいます。

神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世です。目的は、「言葉を全く教わらなかった赤ちゃんが、どのような言葉を話すのか?」ということを知るためでした。

新生児50人を集め、ミルクを与え、排泄物の処理はして、お風呂には入れます。

ただ、絶対にしてはいけない3つが、
・赤ちゃんの目を見ない
・赤ちゃんに笑いかけない
・赤ちゃんに話しかけない

でした。赤ちゃんは愛されてるとは思わないでしょう。

結果、どうなったでしょうか?

この新生児50人は、全員が1歳の誕生日を迎えることなく亡くなってしまいました。とても悲しい実験です。

私たちは、栄養や、酸素や水がないと生きていくことはできません。でももっとも大切なのは、「愛情」なのです。愛がないとわたしたちは生きていけないのです。

愛情をもらえた子は、すくすくとまっすぐ育ちます。愛情をもらったと感じれなかった子は、植物が太陽を求めて曲がって育つように、愛情を求めてくねくねと曲がって育ちます。どこかにあるはずの愛情を探して生きるのです。

やがて精神は荒んで生き、死にたくなる人もいれば、犯罪に走る人もいるでしょう。その注目が、愛情だと錯覚するからです。

健康ブーム全盛期で、みんな食事に気をつけたり、添加物を除外したり一生懸命です。でも、最も大切な「愛情」という栄養素が足りているか、チェックしてみてください。足りてない人を見つけたら、見つけたあなたが愛を注いてあげてください。

一旦、拗ねてしまうと、愛情が注がれててても、人は「もらえてない」「足りてない」「そんなはずない」と思ってしまうようになります。お金よりも愛を循環させましょう。私たちの生きる目的もそこにあるのですから。

泣いて喜びます!いただいたお金は、新しい本を買うことに活用して、還元いたします♪