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スポーツ選手はよく、インタビューなどで、「ゾーン」の話をしますね。

今年見た、ディズニーの映画、「ソウルフルワールド」(これかなり好きです)でも、ゾーンというのが出て来ます。集中した時に、「肉体と精神の間の世界=ゾーン」に入り込むのだそうです。

昨日、日本の短距離界で初めてオリンピックでメダルを取った、為末大選手の記事を読みました。短距離という一瞬で終わってしまう世界では、このゾーンに入れるかどうかということが、勝負を決めるそうです。

為末選手いわく、
「こうすれば必ずゾーンに入れるという確実な方法はありませんが、自分の体験から言えることは、まずは徹底的に準備を重ねること。その上で勇気を持って身体に任せること、つまり手放すことです。

深いですね。コーチをつけずにずっと自分と向き合って来た、為末選手だからこそ、こういう言語化ができたのかも知れませんね。

ゾーンというとある程度の短い時間というイメージがあったと思いますが、アメリカLPGAツアーで日本人初の賞金王になった、元プロゴルファー、岡本綾子選手の場合は違いました。

岡本選手は、ある一定の期間、ずっとゾーンに入っていたそうです。その期間中は、もちろん圧倒的に強かったわけですが、なんとスイングしたときに「いまボールとクラブヘッドの間に芝生が3枚入った」とかが分かったようです。

どうもゾーンに入ると、普通の人間以上の力が入るようです。プロ野球選手で「ボールが止まって見えた」と言われた方もいましたね!

スポーツ選手じゃないわたしたちでも、それこそ文章を書いているときとか、とても集中した時に、頭がとても働いているというよりはリラックスして指だけが動いているようなときこそ、とても良い文章がかけるような時があると思います。

瞑想とも近い感覚だと思います。理性での思考を止め、宇宙とつながって一つになったような状態ですね。先日書いた記事の鉄砲玉をよける、合気道の達人なんかは、恐らくずっとゾーンに入っていたのだと思います。

鉄砲の弾をよける人。合気道開祖・植芝盛平https://note.com/nobu_yoshi/n/na5c9b46c48d3

ビジネスで成功する人も、何かに没頭できる人とはよく言います。そのためには、お金が欲しいなどの我欲も捨て、大いなる目的のために、自分を捨てて集中することです。

没頭するためには、好きなことであることも大切だと思います。私がよく思うのは、いままでの実績で、本当に自分の実力だけでやってきたことって、1%くらいなのではということです。

99%は目に見えないもの、大いなるものに助けられて、道を作ってもらい、やってこれたと思っています。

このゾーンというのは、人間の元々持っている「神なる力」を発揮できている状態とも言えますし、天地と波動を合わして、「さらなる大いなる力をもらっている」という状態とも言えると思います。


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