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『マズローの法則』から考えるレクリエーション③続・構成する

前回は『生理的欲求』『安全欲求』から
ベースのレクリエーションとして
『サッカー × ボーリング』を採用しました。

今回は続きで

・ 社会的欲求
・ 承認欲求
・ 自己実現の欲求

を満たす要素を付け足していきたいと思います。

社会的欲求へアプローチ

集団でいると安心する。仲間を増やしたい。

そんな欲求をレクリエーションで満たすには…

・ チームを組む
・ 他者と協力して作業する

ということは、
『チームで協力して競ってもらう』

この要素を取り入れたい。

『サッカー × ボーリング』のルールはこのようにします。

・ 2チームに分かれて合計得点を競い合う
・ チームから1人ずつ順番を決めて、ボーリングの要領でボールを蹴りピンを倒す
・ ピンの数は10本だが、配置はチームで話し合って自由に置ける

何だか協力してやるんだなって雰囲気ありませんか?

チームという小さな社会的集団でコミュニケーションを図る。

これで社会的欲求へのアプローチとします。


承認欲求へアプローチ

他人に認められたい。褒められたい。

この欲求をレクリエーションで満たすには…

・ 自分の行動が他者に認知される
・ 称賛、共感を得る場面をつくる

『サッカー × ボーリング』は球技なので勝ち負けがあります。

必ずしも好成績で称賛されるとは限らないので、競技を始めるまえにひと工夫…

・ ボーリングのピンを自分で作る
・ 『ピンを倒す』にかけて自分や世の中の『悪』を書き出してピンに装飾する

共通の敵がいるとき、人は協力や繋がりを深めます。

書き出した『悪』をみんなで共感したり、個性的に装飾されたピンを称賛する場面をつくる。

競技の前に作業の時間をとり、承認欲求へアプローチします。


自己実現の欲求へアプローチ

自分の得意なことを活かして充実感を得たい。

十人十色で難しそうな欲求ですがレクリエーションで考えると…

・ 好きなこと、物を話す
・ 他者に教える

もっと色んな方法があると思いますが、今回はこの2つを取り入れます。

ルールを付け加えると

・ ボールを蹴る前に生活で自分なりに工夫していることを考える
・ 生活豆知識として一言発表してからボールを蹴る

どうでしょうか?

豆知識として披露することで、得意分野の先生になれた気分になりませんか?


今回はここまで。

ようやくレクリエーションの全容が見えてきました。

次回はさらに肉付けをして完成させたいと思います。

今回も最後まで読んでくださって
ありがとうございました(*´ω`*)感謝感謝♪


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