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見出し画像:Mariana AnatoneagによるPixabayからの画像

【今日のポイント】

いよいよ年末が間近に見えてきましたね。
年末年始のお休みなどを、今年の振り返りと来年以降の計画立てや見直しに有効活用するためにも、やるべきことやその時間の確保方法を検討し、実施することは重要と考え、いくつかお勧めポイントを記載しますので、ご参考になれば幸に存じます。


1.2023年について振り返っておくと良いこと

早いもので、2023年も後1ヶ月を切りましたね。

新型コロナは5類に移行し、インバウンド含めて外出すれば、人通りも多くなってきたと実感しますが、
やはり、2019年までとは働き方や生活もだいぶ変わってきたことは間違いないかと思います。

今年は、以下の記事でもお話したように、「ウィズコロナ」で仕事とプライベートの双方でオンラインとリアルの併用が進み、そこに新たな課題も見えてきたと感じた1年でした。

『ウィズコロナでの会議運営・ファシリテートのヒント』 https://wp.me/p9D2bS-2kZ

『ウィズコロナでの、ネットワーク構築の進め方のヒント』 https://wp.me/p9D2bS-2lt

企業では、四半期ごとの振り返りとして、年末にも事業計画の進捗などを振り返り、計画の修正を行っているかと思いますが、

上記の様な、新型コロナや物価高、異常気象などの影響は、普段はその変化への対応に追われていますので、

師走という時期は、自社内だけでなく、今年起きた大きな変化とその影響・対応を、世界的レベルから個人レベルまで振り返るよい機会となるかと思います。

また、AI・IoT、オンライン化などによるビジネスの変化は、新しいネットワークを必要としたり、それを構築する機会ともなりますが、

一方で、既存のネットワークを、別の分野や用途で活用できないかを見直す機会にもなるかと思います。

普段お会い出来ない、またはこの所ご縁が薄くなっていた取引先などとの関係も、季節のあいさつを上手く使って新しいビジネスを一緒に出来ないかと考えることで、

また、テレビやネットなどでも1年間に起きた出来事をまとめる内容が多くなってきますし、
個人的には、メールも含めて年賀状などもネット以外の自社や自分のネットワーク(知的資産の中の「関係資産」)を振り返る意味で活用できるものと、

ただ季節の挨拶として利用するだけでなく、どのような相手とやり取りしているか、自分や相手はどんな内容を書いているかを、来年、更にその先の自社の将来像を思い描きながら進めることをお勧めする次第です。


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2.2024年に向けて準備しておくとよいこと

 11月から12月、さらに1月にかけては、今年の振り返りだけでなく、来年以降の予測記事なども多く出てきますね。

例えば、株式会社野村総合研究所(NRI) https://www.nri.com/jp の『NRI未来年表』なども、複数のテーマについて、短期から長期の将来予測を俯瞰できるものですし、
日経クロストレンド https://xtrend.nikkei.com/?i_cid=nbpnxr_breadcrumb の今年のヒット商品と来年のヒット予測記事など、
企業や公的機関から、様々な予測記事や資料がネット上でも公表される時期ですので、自社や自分に関係のある分野以外にも、少し目を通しておくことは、

中小企業でも、グローバル化やAI・オンラインなどの技術革新により、海外や異業種の影響を受けることが増えていますので、普段よりも視野を広げてみる機会として活用できるかと思います。

また、本ブログでも例年、お伝えしていますように、
『新年の計画を元旦に立てることは、陸上競技でピストルがなってから、スタート地点に向かうようなものだ』
と、年末までに来年の計画は立てるようにと、ベストセラー作家で精神科医の樺沢紫苑さんが主催する樺澤塾 https://lounge.dmm.com/detail/60/ で教わっているので、
今年も2024年の計画は、2023年末に立てて、カレンダーと、マンダラートに書き込む予定です。

その目標を、毎月、毎週の計画に落とし込みつつ、その振り返りを行ってみると、やれたこと、やれなかったことが、その理由とともに明確になってくるので、目標に届かなかった計画についても、フィードバックを得る良い機会となっています。


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3.年末年始の休みの活用

 以下は、少し毛色が違いますが、年末年始は少しまとまったお休みが取れる時期の一つかと思います。

 家族と過ごす時間や里帰りなどの行事もあって、中々忙しくもありますが、
それでも普段は中々出来ない、知的資産経営報告書における価値創造ストーリーのように、自社や自分の将来を考え、そのために必要な情報を収集し、中長期の計画を考えることに使う良い機会ではないかと思います。

ただ、有効に利用するにはそれなりの準備も必要となりますね。

まず、「使える時間はどこかを明確にし、確保する」ことが第一歩かと思います。

仕事のスケジュールと異なり、プライベートなどの時間については、上記のイベントなどを除くとあまり計画を立てないことも多いのではないかと思いますが、

じっくりものを考える時間などをとるためには、休日なども、時間割を意識してスケジュールの中に組み込んでいくことが必要になります。

そのためには、手帳やネット上のカレンダーなどで普段の仕事のスケジュールを記載している予定表と、今回お伝えした振り返りと計画立てを含めてプライベートの時間にやる項目と必要な時間の予定表を統合しておくことを、お勧めする次第です。


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【今日のまとめ】


・師走は、自社の事業計画の進捗だけでなく、世界レベルも含めて大きな変化とその影響や対応を振り返るよい機会となる
・11月から1月にかけては、来年やその先の未来予測の記事や資料も公表されるので、グローバル化等で今までより広い分野から影響を受ける現代では、視野を広げて自社の将来像を考える参考になる。また、来年の計画は年末までに立てることも重要。
・年末年始の休みは、上記の振り返りや今後を考えるよい機会。有効活用するためには、仕事とプライベートの時間割を一つのスケール表に落とし込んで時間を確保することから始める

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