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愛が止まらない/𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2ndアルバムradii



radii発売おめでとうございます。
canvas sesstionで初披露された𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜の衝撃から早3カ月ほど。このときを首を長くして待っておりました。
𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜並びに𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2ndアルバムradii 収録曲を聴いてドカンと火が付いた心のままに書いております。

とはいえまずはradii収録曲を頭から順に聞いてとにかく𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖音楽に触れていただければ幸いです。



radii

古代ギリシャの時代、愛には8種類に分類できると言われていました。

Eros(熱情)
Philia(友情)
Ludus (遊戯)
Agape (無償)
Pragma (永続)
Philautia (自己)
Storge (家族)
Mania (偏執)

今回のアルバムではおとぎ話に加えてこの8種類の愛についても歌われています。シングルCDから3曲が再録され新曲6曲を加えた9曲となっており、そのうち8曲に愛の種類を当てはめられています。
8つの愛に触れて9曲目に𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖(陽萌)を見つけた2人の物語。

コンセプト的にはおとぎ話とそのお話に出てくる悪役の二つのイメージが付与されていたVillans impressと似ているのではないでしょうか。


収録曲

まずは収録曲のおさらい。
これまでの二つのアルバムでも曲順にたどることでコンセプトを感じることができたので今回のアルバムでもそういった意図があるのではないかと思っております。
以下 曲名、おとぎ話、愛の種類
※𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖は楽曲を作る際におとぎ話をモチーフにして制作されているよ!

M1.BiRTH(インタールードトラック)

M2.ふたりピノキオ(4thシングル表題曲)
ピノキオ 
Ludus (遊戯)

M3.ふわふわpartyつられてhappy(6thシングル表題曲)
くまのぷーさん 
Philia(友情)

M4.twin's heart beat 
二人兄弟 
Storge (家族)

M5.Night bebfore 
サン・ジョルディ伝説 
Eros(熱情)

M6.All of Me
柳の木の下で 
Mania (偏執)

M7.SiGNAL(インタールードトラック)

M8.愛と呼ぶなら 
幸福な王子 
Agape (無償)

M9.Love is a potion(5thシングル表題曲) 
白雪姫 
Pragma (永続)

M10.Dorothy 
オズの魔法使い 
Philautia (自己)

M11.RiSE(インタールードトラック)

M12.𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜 
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 (陽萌)

Q. 12曲あるんですが
A. はい、9曲+インタールードトラック3曲の計12曲です

Q. インタールードトラックってなに?1stアルバムにもあったSKITとは違うの?
A. interludeには間奏ないし間奏曲という意味があり、アルバム内での役割はSKITと変わりません。
SKITとの違いはボーカルの有無です。SKITにはボーカルがありませんがインタールードトラックにはボーカルがあります。

こう並べてみるとモチーフとなったおとぎ話もややマニアック目というかマイナー寄りのものが多いなという印象を受けます。サン・ジョルディ伝説はおとぎ話か?と言われると反論の余地がありませんしね。私の知識、教養が足りないだけ?そうかも。
ここからアルバム全体の構成について私なりの解釈をしていきたいと思います。1stアルバムit’s a small worldとミニアルバムvillans impress 並びに1stライブ、2ndライブから地続きになっているなという印象を受けました。

M1〜M6

M1.BiRTH(インタールードトラック)

M2.ふたりピノキオ(4thシングル表題曲)
ピノキオ
Ludus (遊戯)

Ludusは「遊び」を意味しており恋愛における駆け引きの楽しさを表していると考えられています。付き合う直前くらいが1番楽しいなんてよく言うじゃないですか。
このふたりピノキオはテレビアニメ「継母の連れ子が元カノだった」とのタイアップ曲で制作されました。ラブコメということもありLudusを当てはまるのにぴったりな曲になっています。

ではなぜ新曲ではなくこの曲がアルバムの先頭(インタールードトラックを除く)にいるのか私なりの解釈をお話しします。

「Villans」にて抜けていた「i」=【私】を再認識したharmoe。
2ndアルバムでは確固たる【私】を持って、【他者】との「i」=【愛】を探しに行く物語。
愛は誰もが語ることが出来るが、愛は大きすぎてそれが何かは誰も説明しきれない。
いろいろな愛の物語に触れたharmoeが見つけた、2人だけの間にある愛とは…?

https://harmoe.jp/disco/2ndal_canime/

「いろいろな愛の物語に触れた」
ここでいう物語は楽曲のモチーフとなったおとぎ話だけではないのでは?という着想からスタートしました。
ふたりピノキオは𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖が始めてアニメタイアップしたときの曲であり、1stアルバムとミニアルバムの間のタイミングでリリースされた曲でもあります。

1stアルバム発売
1stライブ開催(ここでふたりピノキオは先行で初披露)
ふたりピノキオ発売
ミニアルバムvillans impress発売
2ndライブ開催

2ndライブにおいてiを取り戻した𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖が色々な愛の物語に触れる前に、もうすでに𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の外の愛の物語である「継母の連れ子が元カノだった」にすでに触れていて知っていたということではないでしょうか。
そしてアルバム先頭のインタールードトラックのタイトル名「BiRTH」
誕生といえば1stアルバムのイントロダクション。

46億年前 母なる宇宙のもと 彼女たちは生まれました。
二人手を繋ぐと 太陽よりも小柄だけれど 月よりもちょっぴり大きめ。
雨となり 魚となり 恐竜となって地球を旅してきた二人は
今また人間となって この地を旅してみることにしたのです。
Story by 中村彼方

https://harmoe.jp/disco/1stal_canime/

アルバムタイトルのradii=半径を彷彿とさせる北半球、南半球というワードがすでにここで使われていたんですねぇ。
前述したふたりピノキオのCDがリリースされたタイミングと合わせて1stアルバムと1stライブからの続きという風になっているのではないでしょうか。


M3.ふわふわpartyつられてhappy
くまのプーさん
Philia(友情)

Philiaは友愛を意味しておりプーさんとクリストファー・ロビン、プーさんとピグレットの関係を歌にしたこの楽曲に当てはめられました。
この曲も「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」のタイアップ曲です。異世界転生した主人公が人間以外の生物から好かれるスキルを持ち様々な動物やその世界では迫害を受けるような種族とも交流し仲良くなっていくお話です。モチーフとなったおとぎ話もタイアップ先のアニメも友愛を冠するにふさわしいのではないでしょうか。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2ndライブにおいて「iを取り戻した」あとに触れた「友愛」の物語のタイアップ曲。なので新曲ではなくこの2曲を先頭においたのではないでしょうか。
アニメタイアップした曲ではLove is a potionもありますが「ポーション頼みで生き延びます」はあんまり愛の物語っぽくないですからね(笑)


M4.twin's heart beat 
二人兄弟 
Storge (家族)

Storge は家族愛を表しています。
ようやく新曲。
家族は家族でも双子のおとぎ話「二人兄弟」をモチーフにしてきました。2人一組の𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖というユニットで双子をモチーフにするのはなかなか考えさせられるものがあります。
し、知らねぇ〜〜………
あらすじ読んでもわかんないしちょっと困り果てております。曲の感じとあらすじをさらった感じのイメージがかなり乖離してるのでちょっとなんとも言えないですね。


収録順に聞くと新曲のなかでは最初に耳にすることになるこの曲。「家族愛」というのも生まれてから1番最初に触れる愛なのではないでしょうか。生まれたての赤子が親や家族、先祖からもらう愛。なので新曲の中では1番最初の曲に当てられているのではないでしょうか。「双子」というのも生まれた瞬間から一緒にいる間柄の家族ですしね。そしてこの家族という繋がりは近すぎてたまに見えなくなってしまう関係性でもあります。

曲はBPM早めでちょっとユニークなワードがチョイスされてる楽しい楽曲となっています。二人一緒ならなんだってできるぜ!かかってこいや!といった感じのポジティブモンスターな楽曲に仕上がっています。経験値、リセット、ダメージ半分などといったどことなくゲームを思わせるワードが多いのも印象的です。
二人兄弟、ゲーム………マリオとルイージ?
偶然にもマリオとルイージも身長差が顕著。

M5.Night bebfore 
サン・ジョルディ伝説 
Eros(熱情)

Erosは情愛を表し、理性を失うほどの強い衝動と言うかなり強い表現が使われています。またギリシャ神話における愛の神エロスでもあります。

night beforeのタイトルどおりサン・ジョルディがドラゴンと戦う前夜のことを歌にしているものと思われます。戦いへとサン・ジョルディを送り出さなければならない王女の目線の歌詞が切なくも熱く印象的ですね。

ねえ、あなたの手を取って逃げ出したい
争いも妬みも冷たく迫る絶望もないplace

night before


アコースティックギターのスパニッシュな旋律や独特なリズムの取り方がフラメンコを彷彿とさせます。ここまで3曲とは打って変わって一気に大人っぽくなりました。Ludus・Philia・Storgeは愛の楽しさを表現していたように感じます。対してこのErosは愛に殉ずるといいますか、「誰かのために」という強い意志のようなものを感じます。
互いが互いを強く想い合うことで成り立っている関係ともいえるのではないでしょうか。

その強い想いが偏ってしまうと………


M6.All of Me
柳の木の下で 
Mania (偏執)

Maniaは熱狂的な、偏執的な愛を表しています。この愛の種類が当てはめられたのがAll of Me。

想いの比重が偏りひとりよがりなものになってしまいました。

I love you forever

night before

loving you forever

All of me

同じ言葉のはずなのにこの二曲で受ける印象がまるで違う。これもまた「音楽は物語と一緒に歩く」のおもしろさであり楽しさなのではないでしょうか。

モチーフとなった「柳の木の下で」という作品も幼馴染と心が通い合っていると信じ続けた男のお話になっています。
簡単にバッドエンドと言ってもいいものかなんとも言えない後味のあまりよくないエンディングですね。結ばれることは未来永劫無いとわかっていても(いや、想い続ければいつか届くと思っていたのかもしれませんが)想い続けられるというのはある意味では幸せだったのかもしれません。

楽曲としては想いを伝えさえすれば幸せな生活が始まるという思い込みに満ちた歌い方から一転、まさに急変。想いが届かなかった瞬間の岩田陽葵さんの歌い方は必聴です。これがライブという舞台の上でどう表現されるのか今から非常に楽しみであります。
この曲は最後の一節しか𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2人の歌声が重なりません。
それがなにを意味するかの解釈は各々に任せましょうかね。

M7〜M10

M7.SiGNAL(インタールードトラック)

M8.愛と呼ぶなら 
幸福な王子 
Agape (無償)

Agapeは神から人間への愛を表しており、見返りを求めない愛とされています。円盤皇女ワるきゅーれの挿入歌(名曲です)ではない。

貧しい暮らしをする民のために自らの身を削る王子とその王子のために国中を飛び回る燕の関係がスローなバラードで表現されています。radiiの他の収録曲では歌いわけでそれほど演じている役を意識することはありませんでしたがこの曲はラブソングということもあり明確に歌いわけで演じている役がわかります。

あなたのことをいつまでも愛してる

愛と呼ぶなら

命尽きる最後の最後に本心を伝えて幕引きとなりました。
愛してる、飾り気がなく行間もなくこの世で最も陳腐な言葉です。ですが、だからこそ伝わるものがあるのかもしれませんね。


M9.Love is a potion
白雪姫
Pragma (永続)

さっき1回終わったこの命は
どうしてまた目を覚ますの

Love is a potion

命尽きるその瞬間に本心を伝えて幕を閉じた物語の次の物語の歌い出しで蘇ってしまいました。既存の曲でありながら新曲との組み合わせで新しい文脈を乗せて新たな魅力を生み出しました。
Pragma 永遠の愛。

I swear,
もしもあなたがここで
燃える息に焼かれて儚くも散ってしまったら
I swear,
何も迷うことはない
共に灰になりましょう
永遠に離れることない風になって
I love you forever

night before

サン・ジョルディはドラゴンを打倒したためにその戦いで命を落とすことはありませんでしたが、王女はもし敗れることがあれば共に命を投げ打つ覚悟があったようです。
幸福な王子と燕はその命が失われることでその愛が永遠のものになったということではないでしょうか。
そして白雪姫というおとぎ話にでてくる重要なアイテム。リンゴ。
リンゴ、知恵の実、永遠
………神様?

Love is a potion
It can be medicine or poison 

Love is a potion

愛は薬にも毒にもなる。ここまでの6つの愛に触れることでそこに辿り着きました。

M10.Dorothy 
オズの魔法使い 
Philautia (自己)

ここまで7種類の「他者」への愛を知り最後に触れたのがこのPhilautia
「自分自身」への愛です。
1stアルバム表題曲「セピアの虹」以来2度目のオズの魔法使いモチーフです。セピアの虹のプロローグのようにもエピローグのようにもどちらとも取れる不思議な曲。
あなたはどっちだと思いますか?

これだけ長い道を僕たちは進んでこれたんだよ

セピアの虹

本当はずっと泣きそうだった

Dorothy

歩いてきた旅路を振り返り、その軌跡が歩みを進める勇気になる。

戻れなくても
魔法のような奇跡がこの先になくてもいい
足元に確かに光る銀色の軌跡があるなら

Dorothy

今まで事を成してきた自分を認めてあげる優しい曲ですね。
普段はあまり役者のバックボーンと演じる役は切り分けるようにしているのですが「スタァライトに落ちたら役者をやめるつもりだった」2人が歌うDorothy2番の歌詞はどうしようもなく考えさせられてしまいます。

RiSE



1stアルバムでは世界中を旅して欲しかったものは最初から持っていたと気づきその物語に幕をおろしました。
この2ndアルバムではたくさんの愛の物語に触れて自己愛に気づきました。そこからさらにひとつ、その先へと___

M11.RiSE(インタールードトラック)

この世に生まれ(BiRTH)
愛を伝え(SiGNAL)
8つの愛を抱きしめて今、もっと高く(RiSE)

がっつり英語歌詞のあるBiRTHとSiGNALとは異なりRiSEでは歌詞がなくハミングのみとなっております。牧歌的でありながらどこか神聖な、民謡や讃美歌のような印象を受けました。

この世の愛を全て知ってしまったらそれはもう神様なのでは?
神へと捧ぐ儀式?それとも神へと至る儀式?

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 (陽萌)

___神


カスみたいな感想しか出てこねぇ。
壮大なのに繊細な曲です。マジでいみわかんねぇ。
MVを見てそれぞれがそれぞれの愛を受け取ればそれでいいです。私から言えることはなにもありません(丸投げ名誉教授)(なにが名誉教授じゃボケ)

そういうわけにもいかないのでなんとかなんとか言語化してみます。
まず反対の言葉をサビでバチっと使ってるなという印象を受けました。

雨になって晴れになって口づけをしたわ

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

陸になって海になって口づけをしたわ

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

長くなって短くなってチクタック始まる

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

闇になって光になって口づけをしたわ

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

この正反対のものというのは1stアルバムでもあった北半球、南半球というところから地続きの文脈と取れるのではないでしょうか。
そしてこの「正反対」と「radii」の2つのキーワードから導き出されるのが太極図です。

陰陽2つの正反対のものが1つの円になっています。
ここで𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 2ndアルバムradiiのきゃにめ版と初回限定版パッケージの裏面をご覧ください。


左きゃにめ版 右初回限定版

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2人で1つの円になり衣装の色が混ざり合うことで太極図のようになっております。そして正反対になっている要素が
晴 雨(天気)
陸 海(大地)
長 短(時間)
闇 光(宇宙)
まさに世界そのもの。𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖がいればそこが世界だ。This is 𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 world

まだ気づかなくても1000年なんて遊びみたいね

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

1000年なんてまばたきの「ま」

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜

神様には時間なんて関係ないんだぜと言わんばかりだ。まばたきの「ま」を「間」と漢字にせずに「ま」とひらがなのままなのがいいですね。まばたきという非常に短い時間(約0.3秒)の最初の一文字、つまり1/4の時間(約0.075秒)ともとれますね。1000年という人間にとっては途方もない時間をそれほどの一瞬に感じるのならばそれは世界そのものか神様でなければ説明つきませんね。
創作における神様といえば原作者。𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖における原作者とは………おとぎ話の作者と作曲者と作詞者。
この𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜は𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2人も作詞に参加しています。そして𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜にはモチーフとなったおとぎ話は存在せず、𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖2人の愛の物語です。𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖はこの𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜並びにradiiの登場人物でありながら原作者でもある。ということなのではないでしょうか。

未来へ

𝙃𝙮𝙥𝙚𝙧𝙇𝙤𝙫𝙚𝙎𝙤𝙣𝙜のMVを初めて見た時言葉が出ませんでした。このradiiという作品はパッケージからブックレットから何から何までとにかく愛に溢れております。私は学も教養も人生経験もはっきり言って大したものを持っていません。そんな私がこれほどのものを見せられて私の言葉と解釈で陳腐ぶっこきまくるなんてあまりにもおこがましいのではないかと一度書く手を止めました。
それでも今回書き上げたのはひとえに𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖が好きなこと。もっと𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の魅力が広まって欲しいこと。これも愛なんじゃないかなぁと思いなんとかなんとかやり切りました。愛ってなんだ?躊躇わないことさ。

舞台パリピ孔明で𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖を知った方たくさんいます。フリーライブで足を止めた方もたくさんいます。

いつの間に足音が増えた

Dorothy 

そんな皆様もこれまで長い道のりを応援してきた人も一緒に𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖3rdライブ「ii’m here」で楽しい時間を共有したいと思っております。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。願わくば𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 3rdライブの会場3公演どこでも構いません。同じ時間を共有したりお会いできることを願っております。

信綱


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