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自分がゲイだと告白したとき

今回は、僕がカミングアウトした時のお話です。

最初にカミングアウトをしたのは、大学入学が決まって上京をする直前。

相手は自宅も近所で、小学校からずっと仲良くしていた幼馴染(男子)でした。

高校が卒業を迎えるころまでには、自分がゲイであることが確信に変わっていた僕は、意を決してその親友に打ち明けました。

本当のことを話したとて、拒絶されても仕方ない、実家も離れるし気まずくなってもお互いしばらく会うこともない…

居場所を失っても、戻らない場所であると覚悟は決めていたので…

思いがけず、彼は「それがあってもなくても、お前はおまえだろう?」と受け入れてくれました。

後々の世になって、このカミングアウトが周囲にもたらす影響と、された側の葛藤っていうものあるんだってことを知る訳ですが、言い出す瞬間は、「大切なものを失う、もうこの世の終わりだ」という心境でした。

カミングアウトって、する相手が自分とどんな関係性の人かってことも大きいと思います。

受け止めてくれた人がいて、居場所ができて、これで良いんだと思えるようになってからは、自信をもって生きれるようになれたけど、

何より自分が自分を受容できていることが、大事なんだなってことを実感します。





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