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日常で魂を磨く


以前 私のメンターである

「松田 豊さん」
が動画の中で

魂の修業は特別な場所でなく

今いる場所が最良の場所であると

メッセージしていました



また特別な行為をしないと

修行にならないわけでもなく

毎日の生活の中で「徳を積む」のが

大切だとしています


その徳を積む行いに関して

これまで学び得たことを綴ってみます




人知れず見返りを求めないで

善い行いをすること


その行いに対して

「徳を積む」と言い



生活の中で継続して

善い行いをしていることを

「徳を積む生き方」と表現します





徳を積む行為は難しいことではなく


道端のごみを拾ったり
家の前の歩道をきれいにしたり
募金をしたり
電車で席を譲るなど


文字にするととても些細なことです




またこうした行動だけでなく

丁寧な言葉遣いや笑顔を心掛ける

これも徳を積む生き方に入るそうです



汚い言葉遣いだったり

いつも眉間にしわを寄せていると

周囲のひとは不快に思います




周りを明るく楽しくする言葉や笑顔は

それだけで徳を積むことになるようです


すべては自分のため


徳を積む行為は

さほど難しくなく

その気になれば

誰にでもできることなのに

継続できないのは

なぜなのでしょうか




人知れず何かをする行為とは

文字通り誰にも認めてもらえません





例えば共有とされている場所を

一人で毎日掃除していたとします




ほかの人はそこがきれいであることを

当たり前の状態として使用します



しかも使った後にはごみが放置され

そのごみにだれも見向きもしません



仕方のないことだと言い聞かせ

毎日の掃除を続けますが





ある日

ごみを放置する現場を見てしまいます







それまでの気持ちは切り替わり

自分が掃除しなければいけないのは

あの人のせいなんだ

あの人のおかげで

大変な思いをさせられているのだ



こんな感情が沸き上がります






お金をもらっているわけでもないのに

なぜあんな人のために・・




見返りを求めていなかった行為が

その瞬間見返りを求めていた行為に

変ってしまいます







反対にその場がきれいであることを

誰かが感謝していたとします





誰がきれいにしているのだろうか

そんな話題が当人にも伝わったとします




人には「承認欲求」という

他人に褒めて欲しいという

心理があります





善い行いをしているのだから

褒められることに引け目を感じませんし

褒められればやりがいにもつながります





ところが人に知られずに

行っていますので

自分の行いであることが

どれだけ待っても

周りに伝わりません





「何のためにやっているのか?」

いつの間にか心の中に

そんな疑問がわいてきます





そもそも共有の場所なのだから

自分一人が掃除するのはおかしい

自分の行いを

周りの誰も気付かないのは

不公平なことではないのか




やがてそうした不満が積もり積もって

自分の行為を馬鹿々々しく思い

掃除そのものを放棄してしまいます






「誰かのため」こう思った瞬間に

見返りや感謝のないことに対して

不満を覚えてしまうものです





その場を掃除したいと思った当初は



きれいになることで


自分自身が気持ち良く

思えたからであって



誰かのために

始めたわけではないはずです


徳を積むのは損する行為?


金にもならないことをするなんて

徳を積む行為の話になると

こんなことをいう人がいます





世の中に不安が蔓延している

こんな時代になると

人知れず善い行いをしましょう

などといえば





お金があるひとならできるだろうし

むしろお金持ちこそやって当然でしょ

そんな考え方が説得力を持ちます




しかし




徳を積む行為には

見返りがあるとしたらどうでしょう






私たち一人一人の意思は

大いなる宇宙と繋がれていて

人知れず行っている行為も

宇宙には記録として残されます




その記録は「宇宙貯金」として貯まり

いずれわが身に返ると言われています




与えたエネルギーはどこかから

必ず帰ってくるというのが

宇宙の法則ですから

善行もまたその法則に

則っているわけですね




返ってくるのはお金の場合もあれば

人脈など人のつながりや

援助者として返ることもあるそうです




ただ満期をこちらで設定できず

今日の善行が明日返る人もいれば

半年後や三年後の人もいるそうです

つまり宇宙の意思がその人にとって

最適な時期を選んで返してくるそうです




独りで誰にも認められなくても

宇宙貯金を貯めていると考えれば

継続することに

疑問を抱くこともありません


宇宙貯金がなくなることも


宇宙貯金には注意点があるようで

せっかく善い行いをしても

そのことに対する不平不満や

愚痴を口にすると

それまでたまっていた貯金が

リセットされてしまうそうです





毎日掃除をしてもごみが無くならない

せっかく席を譲ったのに
礼の一つも言わない

ごみを拾ったのにごみ箱がどこにもない

こちらが笑顔で話しかけたのに
始終不機嫌そうな顔をしていた


ついつい口に出してしまいそうです




見返りを求めない行為は

結果や相手に対する

評価をしないことです



評価してしまうと

自分にとって

都合が良いか悪いかの

判断が含まれてきます





善い行いをすることで

自分の心がすっきりと晴れやかになる

これ以上を求めないことが肝心です




もしも目の前で

ごみを捨てているのを見かけたら




「宇宙貯金を殖やしてくれてありがとう」





こう言って感謝できれば

相手の行為に腹も立ちません



徳を積む行為はとても簡単ですが

その行為によって魂を磨くのは

とても難しいことです





難しことだけに

やりがいがあります




個々の宇宙貯金が

どんどん貯まって

あちこちで

嬉しい悲鳴が聞こえてくれば

この世界は

あっという間に

理想郷になることでしょう





ここまでお読みいただき
ありがとうございます

あなたのもとに 素晴らしいことが

たくさん たくさん

降り注ぎますように



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