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限度額は神様が決める

「また夢になるといけねぇ」のサゲで終わる

有名な古典落語の演目といえば「芝浜」です



どの程度有名かというと

品川~田町間の新駅名を募集した際

芝浜の名は応募総数3位の票を集めたほどです






噺の内容を簡単に書き出すと



革の財布を拾った棒振りの魚屋 勝五郎が

その金で一生遊んで暮らそうとしますが

頭の良いおかみさんにそれは夢だと言いくるめられ

しぶしぶあきらめてまじめに仕事をすることにします



3年たったある日おかみさんが勝五郎の目の前に

件の財布を差し出し あのままだったら

人間がだめになってしまうと思い大家に相談して

隠していたのだと打ち明けます



その間大好きだった酒も断ち財産を築いていた魚屋は

二度と遊ぶことは考えずその後も仕事に打ち込んだという

江戸落語の代表的な人情噺です





一瞬で大金を手にした際は気持ちも態度も大きくなって

一時は自分を見失ってしまった魚屋



けれどもコツコツと夫婦の生活のために働いて

拾った金よりも多くの財を成した際には

とても謙虚な心を持ち人として一回り大きくなっています





これって独りネット起業にも



通ずるものがあるような気がしませんか?


預かりものは手放し回す


メンターの「松田 豊さん」によれば

ネットで稼ぐことを教えてもらい

ある程度成果が出るようになると

マインドセットの学びをやめてしまう人が

少なからずいるとのことです





それまではメンターに出会えたことや

教えに対して低姿勢で受け答えしていた人が



急に態度が横柄になり

返事すらまともに返さなくなるそうです





そのような人は結局「貧困マインド」が蘇り

入ってきたお金に執着するようになります





せっかく稼いでも自己投資することを忘れ

物欲や性欲を満たすためにお金を使いだします

そうなれば後は坂道を転げ落ちるがごとく

どんどんお金は離れていくそうです




もうその時点でお金を引き寄せようとしても

マインドが整っていませんから元には戻りません




松田さんはお金について次のように説いています



入ってきたお金は一時的な預かりもの

その預かりものに執着心を持つ必要はない



自己投資のためにどんどん手放しなさいと




もちろん生活に必要なお金まで

無計画に手放せとは言ってはいません






お金手放すとは先に与えるということで

お金を引き寄せるための鉄則になります






流れはこちらから作らなければ

いつまでたっても自分に向かってはきません





引き寄せの法則で願望達成は行動が伴うといいます


「先に与える」というのも行動の一つなのでしょう




せっかくお金の流れが自分に向かってきたのに

そのことで気が大きくなり

お金の循環を忘れてしまいうというのは




上流にダムを造って流れをせき止めてしまう





愚かしい行為なのですね


お金は必要な量だけ流れる


サラリーマンと違ってネットでの収入の額には

それぞれに差があるといいます




現実に0円で苦しむ人もいれば

何億円も稼いで自由を手にする人もいます




この差はテクニックの差ではないと松田さんは言います


また作業量に比例することもないそうです





テクニックにはどうしても

「時代の流れ」が付きまといますので



古くなってしまえばそれはもう

「稼ぐコンテンツ」ではなくなるというわけです




作業量にしてもやみくもに頑張ることができるのは

若くて体力のある世代にしか通用しません



確実に収入を得るためには時代を読み

メンターが伝える裏ワザとも呼べる情報が必要となります





それでもなお収入の額はすべての人が

平等になることはないそうです





その人が周りに与える影響の大きさによって

入ってくる額が決められるそうです




つまり世のため人のための志が反映されるわけです





よく神様は人に使命を与えるといいますが

確かにそのような目に見えない力は存在すると思います



メンターの松田さんはその代表的な方で

つながりを持つと理解できるのですが

教えを乞うものに対して本当に献身的です

単に稼ぐことだけにフォーカスした軽薄な輩と違い

自らが広範に学びそれを咀嚼して伝えてくれる姿に

誰もが頭(こうべ)を垂れ心を動かします






私たちもマインドセットの学びを継続し

魂のレベルを一つずつ上げていくにしたがって

神様からの使命もレベルが上がるのでしょう




その時に必要な収入の量が決められそのお金は




世の中の愛と調和のために使うことが許されます







収入を得るようになってそこで満足するというのは

神様が設定する量を無視し背を向ける行為です





収入の限度額は神様に委ねて自分は学びを継続する

それを忘れてしまった人の前に




「芝浜」のおかみさんが現れることはないでしょう



ちなみに勝五郎が拾った額は五十両



今のお金に換算すると



65~70万円程度です



おかみさんあっての勝五郎だったということです





ここまでお読みいただき
ありがとうございます

あなたのもとに 素晴らしいことが

たくさん たくさん

降り注ぎますように

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