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博多、 ノボセモンと出会う。

初、投稿致します。皆様、よろしくお願い致します!
北海道、福島県、青森県、長野県、山梨県、
冬の寒さの厳しい、地域で長く生活をしてきました。
そんな私は、去年の3月に単身で初の九州へ、
九州最大都市の福岡は、国内屈指のグルメの街、魅力的な食文化。
また西の玄関口、博多駅は様々な目的を持った人々が乗り換え地でもある。
是非、乗り換えのついでの寄って欲しい、人味ちがう旅の楽しみ方を発見できる
福岡の美味しい情報と共に、「ノボセモン」の方々との出会いをお届けしたいと思います。

オフィス街に囲まれた東比恵駅近くにあるサラリーマンに人気の和食屋さん。
入り口は小さく、中が見えない、やや不安に感じながら、ドアを開けた。
どこか懐かしい雰囲気の店内、こじんまりとした室内に、カウンターは7席ほど、座敷席は3席、サラリーマン達で、ほぼ満席だった。
1席だけ空いてたカウンターに案内された。
メニューが無く、おひとり様としては、かなりハードルが高かった。
カウンターの中から白髪のお母さんが微笑みながら、カウンター上に並べている食材が注文できると教えてくれた。
その横で息子さんが刺身を切ったり、調理をしていた。

手作りの日替わり惣菜がカウンターに並ぶ

とりあえず、生ビールと刺身の盛り合わせを注文した。
刺身の盛り合わせには金粉が飾られて、見た目も楽しめて、刺身は新鮮で食べ応えのある厚さに切られていた。刺身につける九州の醤油は、東北や甲信越では味わえない甘い醤油に驚いた。

金粉付き刺身の盛り合わせと甘い醤油のマリアージュ


こちらのお店、「お食事処政」は昭和52年7月からこの場所で寿司屋として営業していた。寿司職人だったお父様の後を息子さんが継いで、長浜市場から仕入れた新鮮な魚や九州のお酒が楽しめる店となった。
移り行く博多の街を見てきた、白髪のお母さんは博多育ちの御歳71歳、
配膳とソロバンを使った会計担当。
お店のムードメーカーとして出張や単身赴任のサラリーマンの癒しの存在となっている。

まだまだ現役!サラリーマンの癒し系マドンナです。

九州の旅のついでに寄って欲しい、人味違う、旅の楽しみ方ができる、お店です。


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