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【人間観察】左見て!右見て!左見て!渡ろう!横断歩道

<やまのぼ>は、テレビをできるだけ<観ナイ派>である。

似たり寄ったりの番組が多いし、知ったかぶりするコメンテーターに辟易する。用意された台本通りに喋っているクセに、あたかも自分の知識のように話している。

「いい質問ですね~!」も、あったものではない。それに、なぜ?司会者や、進行係に<お笑い芸人>が多いのだろう?実に目障りだ。

やれやれ・・・ジジイの戯言は、この辺にしておこう!

とはいっても、ニュースや、それに類するものは、たまに観ることがある。先日のこと、某番組で、年配者は横断歩道を渡るとき「左見て!右見て!左見て!渡ろう!」というのだ。

なんでも、左から来る車にはねられる事故が、右から来る車にはねられるケースより、圧倒的に多いそうだ。

確か、子供のころからこの歳になるまで、横断歩道を渡るときは、「右!左!右!」で横断していたのに・・・。

理由はこういうことだ。

右見て!左見て!渡れるだろうと思って渡り始めると、思いのほか、左から早く車が来てしまうということだ。歩くスピードが落ちていることに気づいていないことに大きな原因がある。

100mほど先にいる車を左側に認知しながらも、渡り始めた年輩者は、道路を渡り切らないうちに、車にはねられてしまうのだ。

仮に時速40kで走行している車でも、9秒チョイでこちらに来てしまう。一方、歩き始めた年配者は、9秒チョイでは20m道路を渡り切れないのだ。

ちなみに65歳の男性の歩くスピードは、平均秒速1.6mで、20m道路なら12.5秒かかってしまう。

左から走行してくる車が認知できたら、もう~渡れないと判断することが賢明のようだ。

気持ちだけ若い御同輩!

これから、信号のない横断歩道を渡るときは、左見て!右見て!左見て!渡ろう!


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