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オリジナル小説@やまのぼ

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<この続き>がどうしても読みたい!と読者を魅了する、連載小説が書きたい! そんな若い頃からの夢に、挑戦続けている古希過ぎた爺さまの小説集です。
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2023年9月の記事一覧

父親が子守歌代わりによく話してくれた、王様の耳はロバの耳だ!というギリシャ神話。聞きながら深い眠につけた幼い頃を、いまでも思い出す。大きな父親の掌で私の小さな耳が熱くなるまで、何度も擦ってくれた。私の自慢の優しさは、あの深い父性愛が源流なのだ!この歳になって初めて知る後悔は深い。

やまのぼ
9か月前
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【読切掌編小説】とろろ蕎麦 (4026字)

「セフレなの・・・」洋子は、周りに憚り言葉を切った。  さらに、私の顔色を窺いながら、「…

やまのぼ
9か月前
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