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何で社会福祉士の資格は意味がないと言われるのか…

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こじ☆のぼるです。よろしくお願いいたします。

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先日社会福祉士無意味説の話をしましたが無意味と言われた場合にどうするかの話でした。今回はなぜ社会福祉士が無意味と言われてしまうのかの話です。

1 社会福祉士の現実

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福祉業界はいろんな分野がありますが、社会福祉士が必置なのは高齢介護分野の地域包括支援センターのみです。現場でも相談援助職が一番多いわけではなく介護職や直接処遇の方が多いです。

福祉業界には色々な任用資格もあります。
ケアマネジメントをする介護支援専門員、相談支援専門員など
運営にはサービス管理責任者、児童発達支援管理責任者など
が必要になります。

競合してるとは言いいませんがどっちが大事なんやとよく比較をされます。福祉施設でもあまり社会福祉士に加算を置く状況ではないです。

2 社会福祉士と経営

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介護支援専門員、相談支援専門員の資格がないとサービス等利用計画やケアプランが作れません。資格があるスタッフの配置が必須です。

サービス管理責任者、サービス提供責任者、児童発達支援管理責任者などは配置しないと国からもらえる報酬が大きく減算されます。事業者としてはまず任用資格を持っている人を確保したいので資格を持ってるスタッフは争奪戦になりますがそれが社会福祉士でなくてもいいという状況です。

3 任用資格と社会福祉士

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社会福祉士は相談援助の専門職で、大学なら四年間養成プログラムを受けることになります。いろんな分野を幅広く勉強して連携が求められます

それに対して任用資格は、介護支援専門員は高齢者の方のケアプラン作成に特化した資格です。各分野を横断的に学ぶことはできません

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相談援助とケアマネは近い性質を持ってるので相談援助の技術なくしてはできません。一つの分野を極めればいいわけではないのでベースには社会福祉士の力が必要です。
サービス提供責任者やサービス管理責任者、児童発達支援管理責任者も他の事業所、地域、分野との連携もあるので社会福祉士のソーシャルワークの力は必要になります。

各事業所や法人が求めるのは実績のある人です。同じ力量でも最後は資格の有無で決まるので社会福祉士は最低限必要になると思います。キャリアの幅を広げるにも資格取得は有効です。

4 社会福祉士と相談援助職

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社会福祉士では基本的な学問を押さえて実践しながら任用資格を取るのが大事です。仕事で成果を積み上げて資格を得て業務を専門的にやる中で必要な力は多いです。

・実行力
複数の仕事をやるのでいろんなことが起こる中で確実に仕事を進めていく力が必要です。

・調整力
マネジメント力が必要です。関係機関との調整が必要になります。

・柔軟性
いろんなことに臨機応変に対応できる力

・人柄
いろんな人と気持ちよく働けるような力

・タフなメンタル
しんどい中でも頑張っていける力

仕事の中で培ったり評価されるものなので意識しながら普段の業務を頑張って、さらに資格も揃えて社会福祉士の価値を生み出しましょう。




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