竹花貴騎のUR-U(ユアユニ)で事業計画書の基礎を学んだ②

前回の講義のあらすじ

前回は第二期WEEK20の途中までをアウトプットさせていただきました。
今回はその続きです。
前回はシード、スプラウト、フラワーと、事業の段階を花で例えてやるべきことを説明しました。
今回はその説明の仕方(プレゼン方法)をお伝えさせていただきます。

「【第二期WEEK20】原因と要因を分解できているか?100%通る事業計画書の作り方」を見てみた②

アテンションページ

前回のまとめで軽く話しましたが、アテンションが大事です。
「今からこれ話すよ」
「これけは聞いて」
「今から面白い話するよ」
本当にこれを言うだけで聞き手も目を覚まします。
パワーポイントで説明するときは聞き手に資料を渡すと思いますが、そのときにアテンションページは渡さなくても大丈夫です。

AGENDA

AGENDAとは何か知らないという人の為に説明すると、プランです。
もともとはラテン語で実行に移されるべき事柄という意味だったそうですがビジネスで使われるようになりました。
1ページずつ、左上にAGENDAを入れましょう。

書く内容としてはこちらで指定させていただきます。

概要(収支計画まで記載)
事業ミッション
解決すべき課題の定義
課題の背景と解決定義
サービス概要
ビジネスモデル
マーケット試算
事業戦略
事業収支計画

上記のものについて、竹花さんがやった事業一つ一つと合わせて見ていきましょう!

概要

・収支計画では、〇年を利益分岐点としています。
・事業内容モデルでは、長期的収益を保てるビジネスモデルだったり、初期コストのかからないビジネスモデルを掲げたりしています。
・優位性では、先行者優位な点や、長期的ニーズが保てるものだと掲げています。

事業はいつ儲かるのかが、投資家が気になるところです。
何ならここだけでもいいくらいだそうです。
ワクワク感も大事ですね。
また同じ内容の奴か…と思われたらロマンは感じにくいです。
投資家も人間なのでそういうスリルとは少し違いますが何か大事なんでしょう(笑)

事業ミッション

前回も言いましたが、これは綺麗ごとを言っておけばいいです。
投資家も建前だというのは理解していると思います。
結局経営はバイブスだけでは成り立ちません(笑)
その現実をしっかり受け止めるべきですね。
ちなみに竹花さんは
ヘルスケア情報の整理を実現し、人々に暮らしの安心を提供
というフレーズです。
くさいっすねー(笑)

解決すべき課題の定義

ここではじめてアテンションページが入ります。
アテンションページの場合は左上のAGENDAは必要ありません。

世の中で一番汚い人間

という言葉だけのページを作ります。
そして
「世の中で一番汚い人間は誰だと思いますか?」
と投げかけます。
「それは医者です」
これを言うことで聞き手は頭に?が浮かぶと同時に、知りたいという思いが強く耳を立てます。

ちなみにこれはフィリピンで実際に起きている話です。
企業と医師間の裏取引が横行して、人々の健康が脅かされている現状があるそうです。
製薬会社は薬を売らないと儲からないので医師にインセンティブを渡します。
医師は患者にたくさんの薬を売ろうとします。
病気とは関係ない薬までも売ろうとするらしいです。

この話を聞いたら多くの人はむかつくと思います。
そんなの許せないし、どうにか対策を…
話してからすると、上手くハマった!という感じでしょうか(笑)

課題の背景と解決方法

てんどんネタとして、
「解決方法、知りたくないですか?」
みたいなのがあるらしいです。
場が和むのでぜひ入れてほしいですね。
ここでまたアテンションページを入れます。

製薬会社のインセンティブが原因ではありません

どういうこと?
とまたクエスチョンマークが頭に浮かびますね。
ですが確かにそうで、それは国が対策しようとすればできることです。
前回、原因と要因についてやりましたが覚えていますか?
原因を探っていくと、
まずは医者の年収が低いことです。
日本人からすると、医者=超高収入な職業だと思いますが、フィリピンでは全然そんなことはありません。
日本が異常なのか、どっちか異常なのかはわかりません。
平均年収の1.5倍以上はあるそうですが、個人開業医が多いので運営費を引くと普通の仕事と大差ないそうです。
そして収入が不安定だそうです。
家賃が高騰しているのでシェアクリニックしている医者も少なくなく、固定客が付きにくいです。

製薬会社にも不があるそうです。
処方箋というのは、テレビで広告したりSNSで宣伝することはできないそうです。
よってFACEtoFACEで売るしか手段がありません。
また、海外の処方箋が流れてきて自国の処方箋の信頼度が低く、なかなか売れない仕組みもあるそうです。

そして消費者自身にも原因があります。
知識が少ないのでドクターに勧められたものを使うしかありません。

これら3つの部分で問題がありますが、それぞれ解決する術はあります。
医者の収入が低く不安定な部分は、臨時収入や安定的な収入を国が提供できればインセンティブなんて取らなくても豊かに生活することは可能です。
製薬会社の部分では、テレビで認知をさせたり、ブランディングの向上をすればいいのです。
国のルールを変えればいい話です。
消費者がしっかりとした情報が載っているサイトにアクセスできるようになれば、情報リテラシーが上がるので変な薬の指示をされても、
「それ違くね?」
と気づくことができます。

少し講義の話とはずれますが、前回の要因と原因の話本当に大事ですよね。
他のことをしている時に頭に何回もよぎりました(笑)

サービス概要

今までの流れは、概要でいつから稼げるようになるか、事業ミッションはとりあえずくさい発言しておけばいい、課題の定義では表面上の問題点、背景と解決方法は裏付けされている事と解決方法を明確にすることでした。
竹花さんの事業をただ説明している気味になってしまいましたが、しっかりと皆さんの事業計画書で参考になるような例なのでしっかり最後まで見てほしいです。

サービス概要については、どのように提供していくかを説明していきます。
3方すべてに提供しなければ根本的な解決になりませんので、3方に提供します。
まずは製薬会社です。
ブランディングがないので売れないので、製薬会社のブランディングと広告コストの削減機会を提供します。
医者には医師推奨評価協力と引き換えに利益を提供します。
臨時収入です。
消費者にはフィルタリングされた安心な商品情報だけを提供します。
そうすれば見極めがしやすいですよね。

ビジネスモデル


この図のようにビジネスモデルの流れができます。
従来のブランディングやマーケティングの不の要素をなくしています。
例えば従来のブランディングでは、有名人だったり俳優の起用をして人気を集めていました。
物凄いお金もかかり、また、商品がいいのかどうかがわかりませんでした。
マーケティングでは、メディカル・レプリゼンタティブが医師に犯罪スレスレか、アウトなことをしていたり、とても時間がかかっていました。
これらの問題は先ほどのビジネスモデルでは問題ありません。
強い信頼度や低コストなので最強です。

マーケット試算

マーケット試算では、市場の推移と特徴を書きます。
これはそこまで難しくありません。

サービス戦略

首都ドクターの人数を計算して、何人のドクターに参加してもらうかの目標を書いていきます。
フィリピンはECサイト市場が低いのでオンラインの情報量が少ないです。
ですのでSEO強くすれば勝率が高いです。
競合他社はいるかの分析も当たり前にします。

事業計画書

この部分では変動費や光熱費、人件費などをより詳しく書いていきます。
コツとかはないです(笑)
ただやります。

まとめ

これらのことをいいとこどりすればあなたも事業計画書を作れます!!
話し方の説明は文字になってしまってどうしても限界がありますね。
より詳しく見たい方はオンラインスクールに思い切って入るのも手だと思います。
リンク載せてあるのでぜひ見るだけ見てはいかがでしょうか?
今回もありがとうございました!!

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