雑記(ものつくり)

短編小説を書こうと思って頭の中をまさぐってみたけど何も見つからなかった。やはり、空っぽな頭にはアイディアの一つも生まれていなかった。そもそも物語を書いたことがないから何から始めたらいいのかさっぱりだ。作家は何からインスピレーションを得て、咀嚼し自分のものとするのだろう?

人に見せる書き物なのだから読み手のことを考えなきゃいけない。何を面白いと感じるか考えて、ターゲットも絞らないといけないだろう。こんな難しいことできるだろうか。ゲーム制作をしていた時にも似たようなことをしたが、中々わからず苦労した覚えがある。

だから読み手のことはあまり難しく考えず、書きたいことを書いて頭の片隅に置いて意識する程度にしよう。初めは自己満足でもいいと思う。だっていきなりクオリティの高い作品なんて書けないし、やりたいようにやって楽しさを知って続けることが第一歩なんだ。

しかし、高みを目指すなら必ず考えなきゃならないことだ。クリエイターとしては、作品を見たり読んだり使ったりしてくれることが一番の喜びだと思う。だからそういう人のことを考えてモノを作ることは重要だし、忘れてはならないことだ。

でも僕はそういうのが苦手だ。他人の好みなんてわからないし、考えたとして「違っていたらどうしよう」とか思っちゃっていつまでもわからないままになる。考えすぎて他人に合わせすぎて結局やりたいことができずに変なものができあがる気がしてならない。

いっそ初めのやりたいことをやるスタイルで貫いて「俺についてこれるか!?」みたいなことしたらハマるかも。ハマってもコアなファン層しかできない気もするが、楽しんでさえくれればそれがどんな人だろうがどうでもいい。

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