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のぼ〜る広報のイチオシ〜中日ドラゴンズ野手編〜

 本記事の筆者・のぼ〜る広報が、各チームのイチオシ投手と野手を1人ずつ紹介シリーズ、題して「のぼ〜る広報のイチオシ」。曜日は具体的に決めていませんが、随時更新していくシリーズものとなりますので、投稿した際は気にかけてくださると幸いです。最終回である第24回は、新天地で無双することはできるか。横浜からやってきた昇り竜のアーチスト・細川成也選手です。
 一応このシリーズのルールとして「昨シーズンからその球団に在籍している選手を紹介する」というものを立てていたのですが、筆者の1番の推し故に書きたい衝動を抑えきれられませんでした…

細川選手ってどんな人?(成績)

 1998年8月4日に神奈川県厚木市で生まれた細川選手は、身長179センチ体重98キロとずっしりがっしりとした体格をしています。茨城の私立高校・明秀学園日立高校在籍時には、3年夏には「エースで4番」というこれぞ高校野球というようなポジションを務め上げ、チームを初の県大会決勝まで導きました。決勝で敗れ甲子園出場こそならなかったものの、投げては140キロ台のストレート、打っては推定飛距離約140メートルのアーチを描くなど、投打に渡りプロスカウトへのアピールを続けました。その結果、当時のDeNAの監督だったアレックス・ラミレス氏に「カブレラのようだ」と高い評価を受け、2016年ドラフト5位でDeNAに入団しました。
 ルーキーイヤーはプロ初打席から初ホームランを放つなど非凡なパワーを早速見せつけますが、翌年以降は打率の低さがネックとなり、出場機会はなかなか増えません。21年は打率が1割台となり、22年に至っては18試合の出場で19打席に立ち、安打は1本。当たればどこまでも飛んでいくのですが、フルスイングでボールをかっ飛ばす打撃スタイルのため空振ることもしばしば。ミートさえ改善すれば来年こそは…と思っていた時に舞い込んできたのが「現役トレード」でした。制度開始の記念すべき初年度にDeNAからトレード対象として候補リストに上がった細川選手。結果的に中日が指名し、23年からは中日でプレーすることが決まりました。
 正直この話を聞いた時、DeNAで4番として活躍して欲しかった気持ちと新天地で今度こそ花開くのではないかという希望に板挟みにされ、なんとも絶妙な感情になりました。
 ですが、キャンプ中は対外試合でもブライト健太選手らと共に快音を残している細川選手。立浪和義監督や和田一浩バッティングコーチのもとで、今度こそ開眼してほしいですね。

細川選手ってどんな人?(エピソード)

 チーム内でも屈指の怪力で知られる細川選手。18年にKADOKAWAさんが企画で行ったチーム内握力対決でも74.3キロを叩き出し優勝したそうです。そんな今の細川選手を支えているのはご飯と素振りだそう。
 元々肩幅が広く体格の大きかった細川選手でしたが、高校で寮に入り、当時の監督に正しいトレーニング法を教わってから、毎食1キロの白米を食べてトレーニングするのを繰り返したことでさらに体が大きくなっていったそうです。さらに、高校の3年間では毎日休むことなく1日1000回素振りをしていたそうで、3年間に換算すればスイング数はおよそ11万回に上ります。それほどまでに努力したことで、自分の力でプロへの道を掴むことができたのでしょうね。

細川選手のここがイチオシ!

 筆者の細川選手の推している部分はなんと言っても、

投手を畏怖させるフルスイング

 です。テレビ中継でDeNAの試合を見るようになってきた頃、筆者はものすごいフルスイングをする選手に惚れました。その選手こそが細川選手です。恵まれた体格から凄まじい打球を飛ばす細川選手を見てしまったことで筆者が無類のロマン砲好きになってしまったほど、筆者は細川選手の虜になっていました。23年からは戦う場所こそ違えど、広いバンテリンドームでアーチを量産して欲しいですね。

 以上が、細川選手の紹介でした。豪快なフルスイングから放たれる打球には、誰もが魅了されてしまうことでしょう。筆者の1番の推しでもある細川選手は、23年シーズン1番活躍してもらいたい選手です!

 というわけで、「のぼ〜る広報のイチオシ」シリーズはこれにて終了となります。WBC開幕まではあと今日を入れずに12日。それまでは、日本代表選手の紹介や、侍ジャパンの練習試合の話など、主に侍ジャパンを中心に取り扱っていこうかなと思います。今後も、のぼ〜る広報の記事にご期待ください。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典

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