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オリックス・齋藤響がプロ初勝利!ディグプロ6月8日

 高卒2年目の若きパワーピッチャーが記念すべきプロ1勝目をマークしました。
 今回は、6月8日に行われた交流戦6試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。

巨人対オリックス戦

東京ドーム

14:00プレイボール

スコア 巨人0-5オリックス

スタメン
巨人           オリックス
1 右 丸        1 中 中川圭
2 中 E.ヘルナンデス 2 三 宗
3 二 吉川尚      3 二 太田椋
4 一 岡本和      4 左 西川龍
5 三 坂本勇人     5 遊 紅林
6 左 立岡       6 一 頓宮
7 捕 大城卓      7 右 杉本
8 遊 泉口       8 捕 若月
9 投 グリフィン    9 投 齋藤響

 巨人は4月29日以来の一軍マウンドとなるグリフィン、オリックスは中8日で齋藤響が先発します。

 若き右腕に白星を付けようと打線が奮起します。オリックスは初回に中川圭のツーベースから二死三塁のチャンスを作ると、西川龍が二戦連続タイムリーを放ち先制に成功します。
 さらに4回。太田椋からの連打と死球で無死満塁の大チャンスを作ると、頓宮。初球を捉えた打球はライトの前にポトリと落ち、2点タイムリーで追加点を挙げます。

 援護点をもらった齋藤響はピンチを再三背負いながらも粘りのピッチング。初回は三者凡退に抑えますが、2回は二死一、二塁のピンチ。同点に追いつかれる可能性もありましたが、泉口をレフトフライに抑えます。
 続くピンチは4回。吉川尚、岡本和に連続四死球を与え無死一、二塁の窮地を招きます。しかし坂本勇人を三振、立岡をレフトフライに退けると最後は大城卓を三振でスリーアウト。ピンチを抑えた勢いそのまま5回も三者凡退に退け、5回86球を投げ1安打、6奪三振、3四死球、無失点で降板します。

 0-3とリードを続けているオリックスは、6回以降継投に入ります。6回は井口が無失点に抑えると、7回は富山が二死満塁のピンチを招いたものの、4番手・古田島がE.ヘルナンデスを打ち取り無失点で防ぎます。
 投球の流れに打線も呼応。8回表に二死一、二塁のチャンスを作ると、頓宮に2点タイムリーツーベースが飛び出し0-5とリードを広げると、裏の守備では回跨ぎの古田島が抑えて0点。5点リードで迎えた9回も山田修が無失点に抑え試合終了。オリックスが四連勝で締めました。さらに、5回無失点の好投を見せた齋藤響がプロ初勝利。

 「最初は凄く緊張していたんですけど、少しずつ緊張が和らいできて、いいピッチングができたと思います」

スポニチアネックス 2024年6月8日 17:51配信の記事より一部抜粋。

 とはにかんだ右腕でした。

勝利投手:齋藤響介(1勝)
敗戦投手:グリフィン(1勝2敗)

投手リレー
オリックス:齋藤響-井口-富山-古田島-山田修
巨人:グリフィン-赤星-高梨雄-平内-大江


巨人先発のグリフィン。ピンチで粘りきれず、5回3失点でマウンドを降りました。
オリックス先発の齋藤響。5回無失点の好投でプロ初勝利を挙げました。
1回に二試合連続の先制タイムリーを放ったオリックス・西川龍。
4回に2点タイムリーを放つなど、この試合で4打点を挙げたオリックス・頓宮。
7回二死満塁のピンチから登板し、火消しと回跨ぎをやってのけたオリックス・古田島。

ヤクルト対日本ハム戦

明治神宮野球場

14:00プレイボール

スコア ヤクルト6-3日本ハム

スタメン
ヤクルト       日本ハム
1 中 西川遥    1 右 万波
2 右 丸山和    2 遊 水野
3 遊 長岡     3 左 水谷
4 三 村上宗    4 一 A.マルティネス
5 左 サンタナ   5 捕 田宮
6 二 山田哲    6 中 松本剛
7 一 J.オスナ  7 三 郡司
8 捕 松本直    8 二 上川畑
9 投 サイスニード 9 投 金村

 ヤクルト、日本ハム共に中7日でサイスニード、金村が先発します。

 先制したのは日本ハム。序盤2イニングスは両者無得点で迎えた3回表、一死走者無しから打席に入ったのは万波。その2球目、高めのスライダーを振り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込みソロで1点を先取します。
 しかし、その後の4回裏でした。ヤクルトが内野安打、四球で二死一、二塁と一打同点のチャンスを作ると、サンタナ。3球目を豪快に捉えた打球がそのまま右中間スタンドに飛び込み、逆転のスリーランとなってヤクルトが3-1とします。

 先制を許しながらもリードをもらったヤクルト先発のサイスニードは粉骨砕身の投球。失点した後の4回表をまず3人で終えると、5回は三者凡退6回は二死からA.マルティネスに四球を与えながらも田宮をサードゴロに打ち取り無失点。開幕投手の中で唯一今季の白星がない中、6回97球を投げ5安打、3奪三振、1四球、1失点の好投でマウンドを降ります。
 助っ人に白星を送ろうと燕打線も奮起。2点リードのまま7回裏を迎えると、2四球から二死一、二塁のチャンスを作り松本直。その2球目でした。ど真ん中の直球を引っ張ると、これもレフトフェンスを超えていくスリーランホームランに。貴重な追加点で6-1にしました。

 5点リードで迎えた8回表はヤクルトの3番手・大西が水谷、田宮のタイムリーから6-3と迫られながらもイニングを投げ切ると、9回は守護神の田口が登板。
 先頭の郡司にヒットを許しますが、後続を3人で斬ってゲームセット、ヤクルトが4安打6得点と最高の得点効率で勝利しました。また、ようやく今季初勝利を手にしたサイスニードは、

 「ハングリー精神を蓄えて1勝に対するどん欲さがどんどん出てきたんだ」

中日スポーツ 2024年6月8日 20:47配信の記事より一部抜粋。

 とアグレッシブなコメント。シーズン開幕から2ヶ月でようやく念願の1勝が手に入りました。

勝利投手:サイスニード(1勝2敗)
敗戦投手:金村尚真(1勝2敗)
セーブ:田口麗斗(1勝2S)
本塁打
日本ハム:万波中正7号ソロ
ヤクルト:サンタナ9号スリーラン
     松本直樹1号スリーラン

投手リレー
日本ハム:金村-畔柳-山本拓
ヤクルト:サイスニード-山本大貴-大西-田口

ヤクルト先発のサイスニード。6回1失点の好投で、ついに今季初勝利を挙げました。
日本ハム先発の金村。初回から四者連続奪三振を記録するなど6回3失点の粘投も白星とはなりませんでした。
3回に独特なサングラスをつけてホームランを放った日本ハム・万波。
4回に逆転のスリーランを放ったヤクルト・サンタナ。
7回にダメ押しのスリーランを放ったヤクルト・松本直。

DeNA対ソフトバンク戦

横浜スタジアム

14:00プレイボール

スコア DeNA3-5ソフトバンク

スタメン
DeNA       ソフトバンク
1 中 蝦名     1 中 周東
2 三 井上絢    2 遊 今宮
3 一 オースティン 3 三 栗原
4 右 筒香     4 一 山川
5 二 牧      5 左 近藤健
6 左 佐野恵    6 右 柳町
7 捕 山本祐    7 捕 甲斐
8 遊 森敬     8 二 廣瀨
9 投 東克     9 投 スチュワートJr.

 DeNAは中7日で東克、ソフトバンクは中12日でスチュワートJr.が先発します。

 序盤3イニングスは両チームチャンスこそ作りながらあと1本が出ず、0-0のまま4回表を迎えます。すると、一死から死球、ヒットで一死一、二塁の先制機を作ったソフトバンクは、この場面で甲斐。前日には一発を放った扇の要は2球目を捉えると、これがセンターへ抜けるタイムリーに。この日もソフトバンクが先制します。
 ソフトバンクはさらに7回、こちらも死球から一死一塁の場面を作ると、打席には代打・嶺井。東克の5球目を振り抜くと、打球は左中間スタンドに飛び込むツーランに。古巣に大きな一発をお見舞いしました。

 しかし、DeNAも黙ってやられているわけではありません。先発・スチュワートJr.の前には豪速球に手が出ず、6回までに打てたヒットは3本のみ。
 ですが、8回に3番手・松本裕が登板すると、先頭の蝦名が死球、続く井上絢も相手の悪送球で出塁すると、無死一、二塁でオースティン。その初球。アウトハイのストレートを一閃すると、高く上がった打球はセンターバックスクリーンに飛び込む同点スリーランに。ベンチではチームを鼓舞する様子も見られた怒りの一撃でDeNAが3-3の同点に追いつきます。

 しかし、ここから突き放せるのが今季のソフトバンクです。同点を受けDeNAベンチは9回のマウンドに森原を送ると、これに対しソフトバンク打線はヒットと送りバントで一死二塁に。ここで今宮が打席に入ると、その2球目。低めに落ちるフォークを掬うと、打球は前進守備のセンターの前に落ちる勝ち越しタイムリーに。

 「自分で決めるというよりは栗原に回そうと思った。(二走の)川瀬のスタートと井出(三塁コーチャー。外野守備走塁兼作戦コーチ)さんのファインプレーだと思います」。

西スポWEB  2024年6月8日 23:00配信の記事より一部抜粋。

 と、謙遜しながらチームメートを称えた職人でした。
 その後、代打・佐藤直のタイムリーもあり3-5となったソフトバンクは、2点リードの9回にR.オスナを起用。ヒットと盗塁を許し二死二塁のピンチを招きましたが、最後は蝦名をショートゴロに打ち取りゲームセット。ソフトバンクが終盤勝負を制しました。

勝利投手:松本裕樹(2勝1S)
敗戦投手:森原康平(1勝2敗14S)
セーブ:R.オスナ(2敗15S)
本塁打
ソフトバンク:嶺井博希1号ツーラン
DeNA:オースティン5号スリーラン

投手リレー
ソフトバンク:スチュワートJr.-D.ヘルナンデス-松本裕-R.オスナ
DeNA:東克-中川虎-森原-ディアス

DeNA先発の東克。7回3失点の粘投も以前の同僚に痛恨の一打を浴び白星は得られませんでした。
ソフトバンク先発のスチュワートJr.。勝ちはつかなかったものの今季初の零封投球を披露しました。
7回に古巣からツーランを放ったソフトバンク・嶺井。
8回に起死回生の一時同点スリーランを放ったDeNA・オースティン。
9回に勝ち越しのタイムリーを放ったソフトバンク・今宮。
9回に支配下登録後初登板し、0回3分の2を4球投げ、1奪三振、無失点とデビューを果たしたDeNA・ディアス。

中日対楽天戦

バンテリンドーム ナゴヤ

14:00プレイボール

スコア 中日2-7楽天

スタメン
中日         楽天
1 遊 村松     1 右 小郷
2 二 山本泰    2 遊 村林
3 三 福永裕    3 中 辰己
4 右 細川成    4 三 鈴木大地
5 一 カリステ   5 一 フランコ
6 左 ディカーソン 6 左 渡邊佳
7 捕 宇佐見    7 二 小深田大翔
8 中 岡林     8 捕 太田光
9 投 メヒア    9 投 古謝

 中日は中6日でメヒア、楽天は中13日で古謝が先発します。

 中日は1回裏、二死走者無しから福永裕が打席に入ると、3球目を逆方向に打ち返した打球が勢いそのままにスタンドイン。ソロで先制すると、なおも二死二塁となってカリステにタイムリーが生まれ2-0とします。
 しかし、ここからの楽天打線の反撃が強烈でした。2回表、まずは先頭からヒットと四球で無死一、二塁のチャンスを作ると、渡邊佳、太田光のタイムリーですぐさま同点に追いつきます。さらに一死満塁となって小郷でした。インローの食い込む球を引っ張ると、打球はなんとライトスタンドに飛び込む満塁ホームランに。強烈な一撃で楽天がこの回一挙6得点、2-6と逆転します。

 4点のリードをもらったルーキー・古謝は2回以降自分のペースで投げ続けます。2回は先頭の岡林にヒットを許したものの無失点に抑えると、3回は三者凡退、4、5回はどちらも一死一、二塁のピンチを0点で凌ぎました。
 最終となった6回もヒットを2本浴びながらも併殺を奪うなどピンチの芽を摘み取り、無失点。6回88球を投げ9安打、3奪三振、2四球、2失点という内容でプロ初勝利の権利を持って降板します。

 4回にも村林のタイムリー内野安打で1点を追加していた楽天は、7回を渡辺翔、8回を松井友に託します。渡辺翔は抜群の安定感で三者凡退に抑えると、松井友も二死二、三塁のピンチを最後は岡林から三振を奪い無失点に凌ぎます。
 そして、2-7と5点リードで迎えた9回はターリーが登板。一死一、二塁と得点圏に走者を置きますが、最後は福永裕、細川成を連続三振に仕留め試合終了。楽天が逆転勝利しました。また、6回2失点の好投を見せた楽天・古謝はプロ初勝利

 「やっとプロでの一歩っていうか、始まったかなっていう感じはするんで、これからこの1勝に満足することなく、これからもひたむきに頑張っていこうかなと思っています」

スポニチアネックス 2024年6月8日 18:42配信の記事より一部抜粋。

 と、最後は笑顔で締めた新米でした。

勝利投手:古謝樹(1勝1敗)
敗戦投手:メヒア(3勝3敗)
本塁打
楽天:小郷裕哉4号グランドスラム
中日:福永裕基1号ソロ

投手リレー
楽天:古謝-渡辺翔-松井友-ターリー
中日:メヒア-橋本侑-勝野-梅野雄-齋藤綱

中日先発のメヒア。2回に一気に6点を失い、3回3分の1を投げ7失点でKO降板しました。
楽天先発の古謝(画像右)。6回2失点の好投でプロ初勝利を挙げました。
1回に先制ソロを放った中日・福永裕。
2回に勝ち越しの満塁ホームランをライトスタンドに突き刺した楽天・小郷。

阪神対西武戦

阪神甲子園球場

14:00プレイボール

スコア 阪神4-1西武

スタメン
阪神        西武
1 二 中野    1 遊 源田
2 左 前川右   2 二 山野辺
3 右 森下翔   3 左 栗山
4 中 近本    4 一 元山
5 三 佐藤輝   5 右 長谷川信
6 一 渡邉諒   6 中 西川愛
7 捕 梅野隆   7 捕 炭谷
8 遊 木浪    8 三 滝澤
9 投 ビーズリー 9 投 髙橋光

 阪神は中6日でビーズリー、西武は中7日で髙橋光が先発します。

 阪神は0-0で迎えた3回裏、先頭・梅野隆からの連打で一死一、二塁のチャンスを作ると、打席には中野。その6球目、インハイのストレートを捉えた打球はファーストの横を抜けライン際を転々とするタイムリーツーベースとなり、1点を先制。
 さらに二死二、三塁となってからは森下翔に2点タイムリーが飛び出し、一気に3点を先制することに成功します。また、森下翔は5回にもタイムリーを放つ活躍。この試合3打点を挙げるなど攻撃のMVPは彼でしょう。

 では、守備のMVPは誰かと言えば、ビーズリーその人です。右腕は前半5イニングスで併殺を2つ奪うなどランナーを許してもすぐさま潰し、前半戦ではランナーを得点圏にまで進めさせませんでした。
 ピンチを迎えたのは6回。内野安打、四球から一死二、三塁と繋がれば厄介な場面でしたが、山野辺、栗山を連続三振に打ち取り無失点。最後は吠えた助っ人でした。

 7回を三振1つ、8回を三振2つでそれぞれ三者凡退に抑えたビーズリーの球数はここまで96球。志願が受理され、来日初完封をかけ9回のマウンドにも上がります。
 しかし、9回はいきなりヒット、四球、暴投の3点コンボで無死二、三塁の大ピンチを招いてしまうと、栗山こそ打ち取ったものの一死から元山のセカンドゴロの間にランナーの生還を許し、この試合初めての失点。それでも、最後は長谷川信をレフトフライに打ち取って試合終了。来日初完封こそ逃したものの、9回119球を投げ4安打、6奪三振、3四球、1失点で来日初完投勝利を挙げたビーズリーは、

 「完封したかった? オフコース(笑い)。それでもチームが勝つことが一番。昨日、今日と違うチームになったように、みんなも生き生きしているし、このまま勝ち進んでいけると思う」。

東スポWEB  2024年6月8日 19:32配信の記事より一部抜粋。

 とにっこり。助っ人がチームの暗い状況を救います。

勝利投手:ビーズリー(3勝)
敗戦投手:髙橋光成(6敗)

投手リレー
西武:髙橋光-豆田-ヤン-平井
阪神:ビーズリー

阪神先発のビーズリー。9回1失点の完投で今季負けなしの3勝目を挙げました。
西武先発の髙橋光。1失点でピンチを断ち切れず、5回4失点で6敗目を喫しました。
3回に先制のタイムリーツーベースを放った阪神・中野。
3回に2点タイムリーを放つなど1試合3打点を挙げる活躍を見せた阪神・森下翔。

広島対ロッテ戦

MAZDAZoom-Zoomスタジアム広島

14:00プレイボール

スコア 広島1-3ロッテ

スタメン
広島      ロッテ
1 中 秋山翔 1 左 荻野
2 三 羽月  2 遊 友杉
3 右 野間  3 中 髙部
4 遊 小園海 4 一 ソト
5 左 末包  5 右 岡
6 一 坂倉  6 捕 佐藤都
7 二 矢野  7 三 中村奨吾
8 捕 石原貴 8 二 小川龍
9 投 玉村  9 投 佐々木朗

 広島は中6日で玉村、ロッテは中14日で佐々木朗が先発します。

 広島は2回裏、一死から矢野が振り逃げ、石原貴がヒットで出塁し一、二塁の盤面を作ると、9番・玉村の送りバントを佐々木朗が処理した際に悪送球。ボールが逸れる間に二塁ランナーは一気に生還し、広島がラッキーな形で先制します。
 しかし、5回表でした。ロッテも玉村から2本のヒットで二死二、三塁のチャンスを作ると、1番・荻野の打球はサードへ。本来なら普通のサードゴロでしたが、羽月が痛恨の後逸。この間にランナーが2人還り、ロッテが守備の乱れで逆転に成功します。

 さらにロッテは6回にも二死二塁の好機を作ると、佐藤都。2球目の低めに落ちるカーブを捉えた打球はセンターへのタイムリーとなり、この試合初めてまともな得点打で得点が入ります。
 このタイムリーだけでなく、5回と8回にもヒットを放った佐藤都は猛打賞を記録。接戦勝負の中で存在感を発揮しました。

 援護をもらったロッテ先発・佐々木朗は、自身のエラーで1点を失いながらもその後は安定したピッチング。6回90球を投げ3安打、9奪三振、1死球、1失点で降板した右腕は

 「久しぶりの登板となりましたけど、何とかリードを守って最低限の仕事はできたかなと思います」

デイリースポーツ 2024年6月8日 16:59配信の記事より一部抜粋。

 とコメント。この日の最速は157キロを計測しました。
 7回以降は坂本光、鈴木昭がそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、2点リードで迎えた9回は益田直が登板。末包から始まる打順をしっかりと三者凡退に締め、ロッテが1-3と逆転勝利しました。

勝利投手:佐々木朗希(5勝2敗)
敗戦投手:玉村昇悟(2敗)
セーブ:益田直也(1勝2敗9S)

投手リレー
ロッテ:佐々木朗-坂本光-鈴木昭-益田直
広島:玉村-森浦-ハーン-黒原-塹江

広島先発の玉村。5回2失点(自責点0)の好投も味方の援護なく2敗目を喫しました。
ロッテ先発の佐々木朗。6回1失点の好投で5勝目を手にしました。

まとめ

 この日は同じ日に2人のプロ野球選手が初勝利を記録するという、とても嬉しい1日になりました。オリックス・齋藤響選手、楽天・古謝選手おめでとうございます。明日もDeNA、オリックスでプロ初先発が予定されている選手がおり、白星を勝ち取れるか楽しみですね。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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