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千葉ロッテマリーンズの投手戦力紹介!早めの開幕一軍予想も

 キャンプも開始からまもなく2週間が経過することとなり、各球団練習試合など実戦を行い始めています。
 今回は、ロッテ投手の2024年の戦力紹介をしていきます。最後では開幕一軍メンバー予想もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下一部敬称略

昨季のロッテの主な投手陣

先発

 選手名   登板数  勝敗  防御率
 小島和哉  25試合 10勝6敗 3.47
 種市篤樹  23試合 10勝7敗 3.42
 西野勇士  18試合 8勝5敗     2.69
 佐々木朗希 15試合 7勝4敗     1.78
 メルセデス 22試合 4勝8敗     3.33
 美馬学   18試合 3勝9敗     4.76

 昨季のロッテは左右のエースが1年間安定していましたね。もちろん佐々木朗希選手も圧倒的な成績を残していたのですが、小島和哉、種市篤樹両選手が2桁勝つなどしっかりと柱になっていました。
 加えて西野勇士選手の先発転向後の再覚醒など、筆者は悪い所がないのが良い所、というような感想を持ちました。美馬学選手も9敗こそしていますが、極めて防御率が悪い、というわけでもなくむしろローテを守ってくれたというポイントが大きいですね。

中継ぎ

 選手名   登板数   勝 敗  ホールド セーブ防御率
 益田直也  58試合  2  5   13     36  3.71
 ペルドモ  53試合  1  3   41       1  2.13
 坂本光士郎 51試合  1  0   16       0  3.21
 西村天裕  44試合  4  0   14       0  1.25
 横山陸人  38試合  2  3     8       1  5.26
 東妻勇輔  36試合  0  1   11       0  2.91
 澤村拓一  34試合  4  3   14       3  4.91

 中継ぎも、先発同様柱がしっかりとしていました。抑えの益田直也選手は失点こそすれど試合は締める、というケースが少なくなく、見ている方はヒヤヒヤするもののしっかりセーブを稼いでいました。そして、新外国人だったルイス・ペルドモ選手はセットアッパーとして定着し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得しました。
 また、22年途中からヤクルトから移籍してきた坂本光士郎選手がブレーク。51試合に登板して防御率3.21と、間違いなくチームの勝利に貢献してきました。

入れ替え・離脱中選手

 先発、中継ぎ共に見終わったところでロッテ投手で起こった選手の入れ替え、怪我で離脱している選手を見ていきましょう。

入退団一覧

 OUT        IN
 佐藤奨真       二保旭(育成)
 土居豪人       吉田凌(育成)
 ルイス・カスティーヨ ジミー・コルデロ
 ルイス・ペルドモ   大谷輝龍
 佐々木千隼      木村優人
            早坂響
            武内涼太(育成)
            ジュニオール・フェルナンデス
            ジェームス・ダイクストラ

故障中選手

 小野郁:右肘鏡視下クリーニング
※理学療法士指示のもと立ち投げ開始
 岩下大輝:胸椎黄色靭帯骨化切除手術
※理学療法士指示のもと立ち投げ開始
 森遼太朗:右肘クリーニング手術
※キャンプは理学療法士指示
 石川歩:右肩ベネット骨棘切除術・後方関節包解離術・関節唇クリーニング術
※キャンプは理学療法士指示
 河村説人:右尺骨神経前方移行術・右肘内側側副靱帯補強術
※ブルペンで投げ込み開始済

 ロッテは選手自体の入れ替えはあまりありませんが、背番号の変更は多くありました。つまり、支配下から育成契約に移行した選手が多かったということです。離脱中の選手の多さから分かる通り、現在育成契約になっている選手には、怪我での離脱によるものというケースが多くあります。
 そして、そうして空いた支配下の枠にジミー・コルデロ選手を始めとする補強を行ったロッテ。ビッグネームを球団に迎え入れていることから、昨季も2位でシーズンを終えただけにどれだけ今年にかけているかわかります。
 3人の新外国人については下の記事を是非ご覧下さい。

 コルデロ選手

 ジュニオール・フェルナンデス選手

 ジェームス・ダイクストラ選手

今季の開幕一軍予想

 以上を踏まえて、今季の開幕一軍を今から予想してみようと思います。

先発

 ①小島和哉 ②佐々木朗希 ③種市篤樹
 ④西野勇士 ⑤ジェームス・ダイクストラ
 ⑥クリストファー・クリソストモ・メルセデス

開幕投手はすでに小島選手に内定がいっていますが、佐々木朗選手、種市選手とそこに続くのは恐ろしいですね。そして、問題は4枚目以降。西野勇士選手らは昨季から継続でローテに入ると思いますが、ダイクストラ選手がもしかしたらローテに食い込むかも、と思い入れてみました。吉井監督もまずは先発で考えているとのことだったので、どうなるでしょうか。

中継ぎ

 ❶益田直也 ②ジミー・コルデロ
 ③坂本光士郎 ④西村天裕 ⑤横山陸人
 ⑥東妻勇輔 ⑦ジュニオール・フェルナンデス
黒文字はクローザー

 中継ぎは上のように予想しました。コルデロ選手が加入しましたが、益田直也選手の性質からおそらく9回に繋ぐセットアッパーとしての役割を期待されていると思います。
 また、個人的に期待しているプレーヤーとして横山陸人選手がいます。昨季の横山陸選手は5点台近い防御率でシーズンを終えたものの、オフに開催されたアジアプロ野球チャンピオンシップに日本代表として選出され、大きな経験を得られたと思います。世界大会の代表に選ばれたという経験が自信に変わり、今季大きく羽ばたくと思っています。

まとめ

 先発、中継ぎ共にしっかりとした柱がいたことでシーズン最終戦で2位を掴んだ昨季のロッテ。今季は昨季よりも全体が底上がったようなメンツが期待でき、順位争いが非常に楽しみになるでしょう。また、ここに名前が出ていない選手にも中森俊介選手や東條大樹選手など虎視眈々と開幕一軍を狙っている選手は存在します。
 2月の後半にある実戦ラッシュを通じて、選手たちが切磋琢磨して欲しいですね。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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