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言い切る勇気を持つには? / 3分で読める『作家になる方法』

間違ってもいいから、言い切る


「読者は作家の勇気にお金を払っているのだ。
 たとえ間違ってもいいから言い切ってもらいたい。」

千田琢哉氏の『作家になる方法』
第2章 執筆する(設計編)P.81より抜粋


「だ・である調」でなくてもいい。
「です・ます調」でいいから、ちゃんと言い切ろう。
と千田さんはおっしゃっています。


私が最初に指摘されたこと

私が小冊子を作るために、原稿を書き始めた、2022年10月。
編集を担当してくれた友人くっきー(久木田裕常)さんに
初めて原稿を送ったとき、彼が最初に指摘してくれたのは
まさにこの「言い切る」ことでした。

私の原稿は、
「新人著者が最も後悔することは、〇〇だと思っています。」
というように、おぼつかない表現でした。
しかし、くっきーさんは
「新人著者が最も後悔することは、〇〇です。」
と、はっきり言い切るほうがずっと良いと提案してくれました。

この「言い切る」文章への書き直しには、最初、とても抵抗がありました。
怖かったことを鮮明に覚えています。

私がそうだったように、あなたも反論を恐れて「言い切る」ことを、つい避けようとしていませんか?


否定じゃない。間違ってもいい。

末吉宏臣著『発信する勇気』p.216に
「絶対」と言い切れる勇気を持つ、という項目があります。

<以下、抜粋>
”自分の意見をはっきり言っても、
それが誰かの意見を否定するものではないことも、
理解しておきましょう。

意見には正しいも間違いもなく、
違いがあるだけだからです。

ほとんどの人が反論されるのが怖く、
意見を明らかにさせることを避けます。

後から修正してもいいのです。
自分の考えを信じることを許してあげてください。”

「言い切る」ことは、
違う意見の人を否定することではなく、
自分の考えを信じることなのです。

そして、意見なのだから、間違ったと思ったなら後から修正してもいいのです。
(ウソや数字の改ざんはもちろんダメですよ)

私は原稿を書く際、
文章の一番最後の部分に
「私の発信は間違ってもいい」
と載せています。
この一文が最後に載っていると、
推敲の際に最後に目に入ります。

すると、
「よし、怖いけど、これでいこう!」
と発信する勇気を持つことができます。


「言い切る」勇気を持つには?

言い切る勇気を持つには、
「自分の納得がいくまで考え抜くこと」
と末吉さんはおっしゃっています。

『作家になる方法』では、
「知恵と勇気のある場所には批判や罵詈雑言と共に
 必ず素敵な人たちが集うものだ。
 どうかそれを信じて自分を貫いてもらいたい。
 あなたが言い切るから、ファンができるのだ。
 あなたが言い切るから、そこに人とお金が集まるのだ。」
と千田さんは項目を締めています。

「言い切る」には勇気が必要です。
しかし、それが共感を得る文章を生み出す鍵になっているのです。

この記事が何かのヒントになれば幸いです。
それでは、また来週!

(↑ここまでで、1,194文字)

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