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本の販促は、どこまでやるのが正解か|せっかくの出版なのに不安を煽られていませんか?

全国出版協会・出版科学研究所が発表した、
2023年(1~12月期累計)の出版市場規模。
紙と電子を合算した「出版市場の推定販売金額」
1兆5963億円(前年比2.1%減)となり、
市場ピーク、1996年(27年前)の
2兆6563億円から約6割に落ち込んだことになります。

<コラムニスト・著述家の尾藤 克之 氏の記事より引用>
https://agora-web.jp/archives/240719022616.html


電子を合算しても6割も落ち込んでいるなんて、驚きました。
これが「出版不況」と言われる理由なのでしょうね。

そんな中で、ビジネス書・実用書を出版するのですから、
どうしても著者は不安を抱きます。


私は、出版の際に著者が実施する、
盛り上げプロジェクト(販促)をサポートしているため、販促についてよく質問をいただきます。

先日、この秋に出版予定の新人著者の方とお話していたときのこと。

その方は、私の小冊子も読んでくれていて、
・盛り上げグループ
・Amazon予約の特典
・出版社主催のリアルイベント
など、コツコツと準備されています。

加えてその著者は、SNSが強いのです。

そんな彼から、
「他に何が足りてないですか?」
と質問をいただき、私は驚きしました。

と同時に、反省したのです。

私のように著者をサポートする立場の人たちが、

「本は著者が売るものです!」
「何もしないと売れません!」
「まだまだ足りませんん!」

と小冊子に書いたりしているから、
くり返し刷り込んでしまっているから、

彼のように、真面目な著者、努力家の著者、
本を売りたいと本気で考えている著者は、
「まだ努力が足りないのでは!?」
と不安になってしまうのではないかと。


ただでさえ「出版不況」の中、
勇気をふり絞って出版にたどり着いたのに、
そんな彼らの不安を煽ってしまっているのかもしれないな……と反省しました。


私の感覚としては、

第一段階:本は初めに著者が売る意識を持つ
↑本を出したい人の8割が知らない

第二段階:出版前から本を売る準備をする
↑準備する著者は2割

第三段階:本を売り続ける仕組みを作る
↑売り続ける努力をするのは3%程度

だと感じています。


彼のような場合は、既に第二段階をクリアしています。
なので「もっと色々と準備せねば!」と焦るより、
出版した後にも、第三段階が続くのですから
「息切れしないように、次は何しよう?」
を考えるくらいが、ちょうど良いと思います。

「ちゃんと準備しましょう!!」
と小冊子に書いてるくせに何ですが、
燃え尽きないことも大事なので、この記事を書きました。

この記事までたどり着いてくれたあなたは、
きっと「もっと準備せねば!」と努力する著者です。
そんな著者になる人です。
準備も大切ですが、
「息切れしないかな?」も意識することが、
あなたには必要です。


尾藤さんの記事には、以下のことも記載あります。
 重版率は1~2割程度、1万部を超えるのは1%と言われています。
 人から応援されるネットワーク形成も必要になるでしょう。

息切れせず、あなたの本が1%になるために、
「人から応援されるネットワーク形成」
の部分を、私はサポートしていきたいと考えています。


あなたの本が広がるヒントになりますように。

   トミタイムズ編集部


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ぜひ一度お聴きください。

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『読めないトミー』
作詞:鈴木けんじ
作曲&演奏:AIアプリ


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