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あなたの本を、待っている人を「見える化」する|まず、1万部を目指す著者が出版前にしておきたい17のこと|その2



「ご縁帳」は夢を現実にするステップガイド


出版の決まった著者が、はじめに行うことは、リストの整理です。
マツダミヒロさんの著書
『コミュニティをつくって、自由に生きるという提案』
(きずな出版)によれば、
コミュニティのデータベース「ご縁帳」を構築することが挙げられています。
これは、新人著者だけでなく、
出版を目指す人にとっても、
ベテラン著者にとっても重要なこと。
これまでにあなたとのご縁を持つ人たちに対して、
すぐに連絡が取れるようにすることはとても大切です。

以下の2点に焦点を当て、可視化してみましょう。
1. すぐにお知らせできる状態になっていること
2. 興味を持ってくれた内容で分類できていること

あたなたからの呼びかけが届きやすいのは、
何が効果的なのか、
何のプラットフォームで
何人にお知らせできるのかを可視化しておきます。

・メルマガ登録者数
・公式LINE登録者数
・Instagram、X(Twitter)、YouTube、TikTok等のフォロワー数
・アメブロ、noteのフォロワー数
・自身が運営しているコミュニティグループの参加者数

その他にも、自身で運営はしておらず参加者として関わっているFacebookグループ、LINEオープンチャット等もお知らせできる状態ならリストに載せておきます。
そして、興味を持っている内容で分類しておきましょう。

私がサポートさせていただいた方に、定期的に郵送で情報誌を届けてしているリストが1,000件以上あるという著者もいらっしゃいました。
ご縁のある方へのお知らせ方法は、皆さんそれぞれ違います。
あなたなりの「ご縁帳」をぜひ作ってください。

フォロワーが少ないから「ご縁帳」はまだ不要……なんて思っていませんか?

「ご縁帳」を整理するのは、数を把握するためだけではありません。
あなたとご縁がある人々が具体的に何に興味を持っているのかを理解することで、彼らがあなたに期待することや要望がより明確になります。
これは執筆活動においても大いに役立ちます。

人数を把握することは自分の強み弱みを知る上で大切なポイントですが、
同時に興味を持ってくれた内容で分類できていることも同等に重要です。
あなたとご縁のある人たちが
・何に困っていますか?
・あなたならどう解決できますか?
・それは本だとどう解決できますか?
といった角度から見ていくと、あなたの本が待っている読者層がより具体的に描けます。
出版を目指す人にとっても、執筆中の著者にとっても必要なこと。
ぜひ、あなたの本を待っている人たちを「見える化」してください。

また、
出版が決まった著者が、出版前にしておきたいことで、意外と忘れてしまいがちなのがメンターへの連絡です。
メンターは、あなたの本を待っている人です。
お世話になったメンターには「出版が決まりました」の報告を先にすることで、彼らのサポートやアドバイスを得やすくなります。早めにお礼を伝え、配本の際にも応援してもらいやすい状況を整えましょう。
なにより、不義理しないためにお礼を伝えるべき相手には、早めにお伝えください。

SNSでの連絡手段が主流となりつつある中で、
住所を知らない場合が増えています。
「出版できたら送りたいので」と先に送付先を確認しておくとスムーズですよ。

まとめ

出版が決まった著者が、出版前にしておきたいこと
【その2】 
 すぐ使えるように人脈を棚卸しする

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