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絵本木登ナ-ナ

5月16日。今日も、図書館で絵本を漁っていた。

絵本に木登の描写は多い。150冊くらいに目を通したうち、実に21冊が木登りを含んでいた(鳥類、昆虫類は除く、ジャンル無作為、作者(ナ〜ナ)。
どんな木登であれ、絵本に木登りが登場することはよいことである。にしても今日もすばらしい絵本が多かった。やれやれ。どうしてこれほどの木登りを描けるのか。
いくつか紹介すると、

ゴムブタボート」-どこかで見たような大勢のブタの木登り。樹冠にまで登っているのが少し違うか。
ぐりとぐらのうたうた12つき」-丁度いいしならせ方ができる枝の位置にそれぞれ動物が座る。
ぐりとぐらのかいすいよく」-海水浴の絵本で見開きに木登りを置いてくるのすごい。またしても、座る位置が絶妙。
ぐりとぐらのくるりなら」-なんか木登の配置が新しいような気がするし、樹上から雲を捕まえてボートにするのは僕の感覚とマッチしている。この木登り、正統だけど独特な雰囲気を醸している。本日の一位T👑
コビトカバ」-緑が綺麗です。後半の葉っぱもきれいです。
クスクス先生」-木登りの動作目的が確実に描かれている。ついでに木登りを描いたという感じでない。
おーなみこなみざぶん!」-海に行くならクロマツに登らないともったいないって感じがしますね。太平洋(かは知らないが)に体を投げ出されて海!!
ねぇあそぼ」-人の体が木に見立てられる。
「せとうちけいこさん えんそくいきタイ」-ついでに描きたくなっちゃった系の木登りなのだが、「きにのぼってはいけません。おりてください。」という文字も書かれていてかわいい。作者は、次の次のページで別の男の子に木に登らせているのでこちら側の人間だろう。
だぶだぶ」-話もいいし、何より木の描き方が好き。自然な流れで木に登る。このストーリーにおいては過不足ない。本日の一位T冠
みどりのがけのふるいいえ」-トロールの手ということで木登り認定しようか迷ったが一応。絵が好きなので。
くもはいく」-広々とした木登り。緑が熱を帯びている。





以上、このあたりがア木登研のおすすめである。昨日に続き今日もとにかくすごかったですね。連日の猛打賞って感じです。いっぱい写真も載っけました。

↓本日見つけた木登絵本すべて↓
「プリンちゃんとブラウニーとうさん」なかがわちひろ たかおゆうこ
★「ゴムブタボート」中川ひろたか 日隈みさこ
「あくび」中川りろたか 飯野和好
「おてがみ」なかがわりえこ なかがやそうや
★「ぐりとぐらのうたうた12つき」なかがわりえこ おおむらゆりこ
★「ぐりとぐらのかいすいよく」同上
★「ぐりとぐらのくるりなら」同上
「くまのこくまきち」中川李枝子 柿本幸道
「ちいさいみちこちゃん」中川李枝子 やまきゆりえ
★「コビトカバ」長田真作
★「クスクスせんせい」長野ひろかず
★「おーなみこなみ ざぶん!」長野ヒデ子 西村繁男
「ねぇあそぼ」長野ヒデ子
★「せとうちけいこさん えんそくいきタイ」同上
「おつきさまひとつずつ」同上
★「だぶだぶ」なかのひろたか
★「みどりのがけのふるいいえ」なかの真実
★「くもはいく」中山千夏 矢吹申彦
「おばけのかんづめ ぽぽのだいさくせん」なかやみわ
「どんぐりむらのおまわりさん」なかやみわ

今日もオーテピア高知図書館にお世話になりました。ありがとうございました。

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