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天下一洋裁会ってごぞんじですか?

私が一番好きな乾杯は
天下一洋裁会の最終日の#乾杯です。

それは、Instagramでのイベントなんです。 

開催は不定期です。

いつ行われるかは判りません。
洋裁好きな人が参加出来ます。
主催者さんから、毎日1つのお題が出て
それに沿ったpicをタグを付けて
upしていきます。

お題は、主催者さんから発表されます。
自己紹介、洋裁歴、
使っているミシン、
自慢の布在庫や
お勧めの道具や洋裁本。
そして自作の服を
アイテムごとに紹介したりします。

洋裁好きというのは、
中々現実的に知り合うことはありません。
日本各地に生息しているのですが、
密かに沸騰している業界だとは
思うのですが、あまり
表立った発表や出会いの場は
無いのだと思います。

そんな中、洋裁&布買い界では
有名なある女性が企画をして下さった
この天下一洋裁会は大人気で
たくさんの方が参加して、
お互いに刺激を受けたり
知らなかったテクを伝授したりされたり
良い服地屋さんを知ったり
思わぬ近くに洋裁友達を発見したり
楽しいお祭りです。

好きな事が一緒の人達が
いつでも快よく歓迎しあえる
素敵な大会です。

そして最終日のタグは#乾杯です。

参加者それぞれが、
ミシンの側だったり、
布山に埋もれていたり
大事な猫や犬と一緒だったりで、
好きな飲み物で乾杯します。
少数ですが男性の方も
いらっしゃいます。

家族を持っている主婦だったり
お母さんだったり、
フルタイムで働いている人も多く、 
皆さん時間をやりくりして
その期間は参加するだけでなく
他の参加者さんのpicも
チェックに忙しいです。

そして、最終日はお互いを労いながら
主催者さんへ感謝をキチンとコメントして
明日から何を楽しみに働けばいいの?と、
言い合う大人の女性達が、
それぞれの場所で健闘を称え合うのです。

少し話は逸れるのですが、  
東日本大震災の時に
被災した4月からの新1年生に
ハンドメイドのスクールバックや 
上履入れを届けませんか?という
募集がありました。 

家庭で手作りの物を用意する事が
出来ないからです。

手芸やハンドメイドの本を出している
出版社さんから、ハンドメイドされる方へ  
ネットで募集されていました。
私の記憶では当初の募集の数は
1ヶ月で5000点くらいだった所を
短期間で何倍かの枚数が  
届けられて一旦は募集が
休止となったと覚えています。
保管や管理が追いつかなかったようです。
私も作って送りたかったのですが、
休止に間に合いませんでした。

布とミシンで物を作る人、
ご自分もお母さんで
どうしても被災したお子さんに
届けてあげたいと思った人、
女性の母性そのものの素早い行動力、
懐の深さ、
どんな女性も持っている
緊急時の対応力
見て見ぬ振りをしない 
凛とした強さを感じました。

乾杯というと、
若い世代ならコンパや飲み会、
男性なら仕事関係の打ち上げなど、
CMのイメージとして浮かびます。

その人達をお母さんとして
奥さんとして支えている女性達が
ひととき、好きな事を語り合い
友達を作り自分を見せ合い、
楽しく過ごして、
ありがとう!またね!と、
好きな飲み物を手にする乾杯。
とても強くて美しいです。

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