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NEC IXシリーズ 3つのファームウェアアップデート方法のメリット・デメリット

以前にIP実践道場のYoutubeチャンネルで、NEC IXシリーズのファームウェアのアップデート方法の動画をご紹介しました。

全部で3つの方法をご紹介しました。
①TFTPサーバを利用したアップデート
②Web設定画面よりアップデート
③NetMeisterを使ったアップデート

です。

機種やファームウェアのバージョンによっては、
Web設定画面が表示できなかったり、NetMeisterへ登録できなかったりします。

つまり、3つの方法は、状況によって選択を変えなければいけないものです。

もし利用できるなら、最も手軽な方法がNetMeisterからのファームウェアのアップデートです。

NetMeisterの初期登録については、下記の動画をご覧ください。

NetMeisterの画面より、手軽にアップデートの操作ができ、ルーターが設置されている現地に行くことなくアップデートが可能です。
あらかじめファームウェアのダウンロードをしておく必要もありません。

ただしNetMeisterの利用には、ファームウェアのバージョンがIXシリーズなどでは、Ver10.0以上である必要があります。
詳しくは下記のリンクでご確認ください。

https://www.necplatforms.co.jp/product/netmeister/outline.html#anc-prd

NetMeisterが利用できない場合、
Web設定画面からかTFTPサーバ利用かになりますが、
いずれもアップデートするためのファームウェアの入手をする必要があります。

ファームウェアのダウンロードは以下のリンクより可能です。

https://jpn.nec.com/univerge/ix/Download/index.html

下記の動画をご覧ください。

Web設定に対応している機種については以下をご確認ください。

TFTPサーバーを利用する方法は、Web設定画面に対応していなくとも、NetMeisterが利用できなくても実施可能な方法となりますが、
TFTPサーバを用意しなくてはならないので、他の方法に比べると少し難しくなるのがデメリットと言えます。

では、それぞれのメリットとデメリットをまとめると

①TFTPサーバを利用したアップデート
 メリット あらゆる機種やバージョンで利用が可能。
 デメリット TFTPサーバーの準備が面倒。
       事前にファームウェアを用意する必要あり。

②Web設定画面よりアップデート
 メリット 簡単な操作で実施できる。
 デメリット 事前にファームウェアを用意する必要あり。
       対応していない機種やバージョンもある。

③NetMeisterを使ったアップデート
 メリット 簡単な操作で実施できる。
      リモートでの実行が可能。
      事前にファームウェアの用意が必要ない。
 デメリット 対応していない機種やバージョンもある。

この記事を動画にしたものはコチラ


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