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ヤマハルーター DHCP機能 決め打ちでIPアドレスを割り振る方法

ヤマハルーターには、LAN上の端末(PC等)に、IPアドレスを割り振るDHCP機能がありますが、特定の端末に、固定でIPアドレスを割り振る設定が出来ます。

固定でIPアドレスを割り振るとは、例えば、パソコンAのIPアドレスを、
192.168.20.123としたいとします。

こんな時、パソコンA自体に固定IPアドレス(192.168.20.123)の設定をしても良いのですが、ヤマハルーターのDHCP機能の設定で、意図的に、
192.168.20.123を配布することが可能です。

その為の設定コマンドは、
dhcp scope bind 1 192.168.20.123 ethernet 80:fa:5b:82:2a:aa
です。

80:fa:5b:82:2a:aaは、パソコンAのMACアドレスです。
したがって、端末によって異なる部分です。

パソコン(Windows)のMACアドレスは、コマンドプロンプトより、
ipconfig /all
コマンドを実行すると表示され、
物理アドレス. . . . . . . . . . . . .: 80-FA-5B-82-2A-AA
のように表示されます。

割り当てできるIPアドレスは、
dhcp scope 1 192.168.20.2-192.168.20.191/24
設定行で指定されているIPアドレスの範囲(2~191)である必要があります。上記の例であれば、192.168.20.200に割り振るような設定は出来ません。

また残念ながら、WebGUIの設定画面からは、この設定はできません。

ヤマハルーターを扱うエンジニアの方は、是非、コマンド設定の習得を目指しましょう。ヤマハルーターの設定が、断然細かく調整できるようになります。

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