見出し画像

驚きの活用法!私の自宅に眠るヤマハルーターがパケットキャプチャ専用機に大変身!

以下は、私の自宅にあるヤマハルーターです。


その中で、最も古い機種はRTX1000かなと思います。
学習用に中古で買ったヤマハルーターの最初の機種です。

その後、ヤマハルーターがどんどん増えていき、最も古い
RTX1000 を検証等に使う機会は、ほとんどなくなってしまいました。

なかなか使いどころがないな~と思っていましたが、良い活用方法を思いつきました。

それは、パケットキャプチャ用の専用機として利用することです。

RTX1000は、ファームウェアを新しくするとポートミラーリング機能が利用できます。

ポートミラーリングしたポートにパソコンを接続し、
Wireshakなどでパケットキャプチャすることで流れている通信を解析することができます。

例えば、端末Aと端末Bが通信をしているデータをキャプチャしたいとします。

そんな時、端末Aと端末Bの間にRTX1000を割り込ませることによって、通信の中身をミラーリングしたポートでキャプチャできます。

ポート1を流れる通信をポート4にミラーリングさせる具体的な設定は、
以下のようなコマンドになります。

RTX1000をパケットキャプチャ専用機にするための手順は、
まず
cold start コマンドを実行して初期化します。
RTX1000は、初期化すると設定行は完全にゼロになります。
その後、上記のミラーリングのコマンド1行のみを設定すれば
パケットキャプチャ用専用機の完成です。

使いどころがないなと思っていたRTX1000も
キャプチャ用の専用機としてあらかじめ設定しておけば、
パケットキャプチャしたい時に、すぐに使えて便利かなと思います。

またRTX1000の特徴として、LAN1、 LAN2、 LAN3と
3つのインターフェイスをもっているので、ネットワークセグメントを
3つに分けることができます。

この特徴を利用して、なにかしら活用できれば、他にも便利な使い方があるのではないかと思います。

なにかアイディアがありましたら、コメントで教えてもらえると非常にありがたいです!
この記事の動画はコチラ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?