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ヤマハルーター フィルタ機能によるEmotet対策

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猛威を振るっているEmotetですが、感染した端末は、C2サーバと呼ばれる指令サーバとやりとりをします。そのやりとりの中で、端末内で入手した情報を窃取したり、C2サーバから、他のマルウェアやモジュールをダウンロードします。


図1

つまり、感染端末とC2サーバーとのやり取りにより、被害が拡大していくと考えることができます。逆に言えば、C2サーバと感染端末との通信を遮断できれば、被害は大幅に防げることが期待できます。

図2

ヤマハルーターのフィルタ機能を使い、C2サーバのIPアドレスとの通信を拒否する設定にすれば、大きな効果があると考えることができます。

図3

C2サーバのIPアドレスは、以下のFeodoというサイトより入手可能です。

ここからIPアドレスの一覧を入手します。
実際の入手については、以下に案内する動画をご覧ください。

IPアドレスを入手したら、ヤマハルーターのフィルタを作成します。

以下、フィルタの設定例です。
※2022年4月3日現在のC2サーバのIPアドレスにて設定

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