いい国を残すために!よりまずいい自分になってない

日本が個人主義化して人々が勝手になったと言う批判は当たらないと思う。

それどころか相変わらず「いい日本をつくる」とか主語が国や地域になりがち。

しかしその構成員である個人は集団のためなら道具化されることを厭わない傾向がある。
集団の一人一人が自立していない集団では争いばかりだ。

そして自己成長が疎かになり、なにか強いものにすがることで自己のアイデンティティを作ろうとする。
それが有名企業、整形、知名度、地位
それらはアイデンティティになり得ない。

自分の醜い部分と思われることを力に依ることで覆い隠そうとする。そしてそれらを他人に投影したり、認めなかったりで、集団になってもなにかワチャワチャしておわりだ。
譲らない人ばかり。皆で集まれば何かできるなんて(メンバーにもよるが)ほとんど幻想。

「お前は俺のことをバカにしてるんだろう?」
「おい!場を仕切ろうとするな!」
「私に嫉妬してるのね」
「私が悪いって言うの!?」
「せっかく~をしてやったのに」
「反ワクチンは頭がおかしい」
「私は見下したりなんかしてません!あなたでしょ」
「※※先生ってさ、報道ステーションに出てた人?」

端からみてると闘鶏みたいなんですよはっきり言って。

だから日本の高齢者はネトウヨ運動のようなことに簡単にはまっていった。
若い頃ならまだしも。

高齢になっても大きな強いものと自分を同一化させることでしか成功や生きている感覚を味わえないのは自己実現(自己受容)していないから。自分が頼りないのに何を大慌てしているのか。

早く安心したい、満足したいなどの焦りはどこからくるのかをよく考えなければいけない。


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